古代コリントは、1800年代半ば頃、地震で壊滅し、現在のコリントが再建されたようです。
コリント運河が全線完成したのは、1893年とのこと。幅は、水面部で24m前後。両側の崖の高さは、保母80m。
コリント運河の上を鉄道や道路が横切っており、観光客のための案内板や展望台・土産物屋などは一切なく、ちょっと拍子抜けらしいです。
古代コリントは、コリント湾のレカイオン港から2~3km内陸部にあり、その南西1~2km程のところに、標高575mの一枚岩の丘、アクロコリントス山がそびえ立っています。これは、当然古代における敵の侵入に備えた要塞となっていました。
「洞察第二巻」のp336や見返しの写真にも、このアクロコリントス山が写っています。あの写真は、古代コリント遺跡の北側から南に向かって写したものとなります。