「癌の告知」のコメントを頂いて、思い出したことがありました。
最近の癌末期の人の考え方の一つとして
残された時間を家族とともに過ごす
という選択をした人の生活を、去年でしたか、TVで観ました。
なにげなくしか観ていなかったので、はっきりとは覚えてないの
ですが、自分が生きられる月日の分、諸々のことを考えた上
で 借金 を重ねながら生きるというものでした。
この借金はというと、死んだとき降りる
生命保険で返す予定 だというんです。だから、
有効に使って 生きたあかしを、家族のために残す
という例だったと思います。最低限の治療・生活をしながら、
家族との思い出を重ねていく。
その生活を、 ビデオ に残していく。そして、
自分のお葬式のやり方 まで事細かに作り上げていく
様子を、密着取材していたと思います。
死んだときに降りる保険で返す・・・
どれだけの額かは知りませんが、後々の
養育費・教育費などに普通の人は考えるでしょう。
それを前もって、夫のため、しいては、家族のために使おう・・・
そんな家族もいる。
お葬式には大画像で家族へ、お世話になった人への言葉が、
生きてる時にしっかりしゃべれる時に、撮られていました。
・・・凄く、驚きました。
この家族は、本当にお互いに思い残すことなく
夫はあの世へと・・・
妻と子供達はこの世へと・・・
送り出されることになったのだろうと思いました。
生きた証のビデオという、何よりも力になる財産を残して。。。