中国地方の戦国武将3:月に祈った七難八苦 2004-09-16 01:02:15 | 戦国時代 山中鹿之助幸盛は、山陰の雄尼子家家臣としてその名を馳せた人物である。三日月に「願わくは我に七難八苦を与えたまえ」と主家再興を祈る逸話は有名である。 尼子氏は経久の死後、嫡孫晴久が当主になったころから徐々に衰退していった。特に毛利元就の計略にかかり一族の有力な戦闘集団であった新宮党(叔父一族)を討伐したころから衰退振りに拍車がかかっていった。 山中鹿之助の名が現れるのは、尼子が毛利の攻勢を受け始 . . . 本文を読む