野比海岸の水仙

大きな桜の木の根本に咲いている花が、寒風に揺れながら弱々しい冬の日射しで影を造っていました。あいにくと通院途中でカメラがありません。診察が終わってから急いでカメラを持ってもう一度。

知人宅に届け物がありました。その帰り道通り過ぎてから「エッ」と気が付きます。これっ夏の花じゃないの？

　たくさん咲いていましたが、さすがにほとんどの花が痛んでおり撮影する気になりません。ようやく見つけた一花です。

　野比東小学校の近くに群生しています。昨年散歩中に偶然見つけました。今年もそろそろ咲いているかと、見に行った所見事に咲いていました。

　野比海岸の水仙も満開です。やはりここで撮すからには何とか房総半島の影を入れ込みたいものといろいろ工夫してみます。歩道の土手に咲く水仙で試したり、フェンスを乗り越えて海岸側の花で撮したりと試してみました。バス停で待っていた人がずっと見ていました。何をしているのか絶対理解できなかったでしょうねー。野比海岸は数年前から砂浜が無くなってしまうほど砂が流失し、防止のため１００億円の予算でテトラポットを投入しています。砂流失防止効果はあるようですが、写真には邪魔！やはり花が山の稜線より上にすべきだし、と、言うわけで半分寝ころぶ形で撮影した一枚です。