( 今、11月30日火曜の午後から夕方に向かっては、自由民主党の本部でもっとも広い部屋、小ホール並みの会議室で開かれている「税制調査会小委員会」に参加しています。
すでに発言し、日本の自前資源の開発を促すための新しい税制改正を提言しようとしましたが、税調会長から「青山さん、それはマルバツでお願いします」と申し渡されました。
マルバツとは、税制改正の要望の細目をひとつひとつ審議し、「これはやる」つまりマル、「これは無理」つまりバツを決める、別の日に開く審議のことです。
この日は『主要検討項目』、すなわち法人課税、個人所得課税、国際課税、納税環境整備の各分野にわけて議論する場です。
ぼくとしては、法人課税分野における広い視野の提言のつもりでしたが、宮澤洋一税調会長は、ひとつの提言と見做されたようです。
しかしこの会議の仕切りは、税調会長の権限ですから、マルバツ審議で発言し直します )
すでに発言し、日本の自前資源の開発を促すための新しい税制改正を提言しようとしましたが、税調会長から「青山さん、それはマルバツでお願いします」と申し渡されました。
マルバツとは、税制改正の要望の細目をひとつひとつ審議し、「これはやる」つまりマル、「これは無理」つまりバツを決める、別の日に開く審議のことです。
この日は『主要検討項目』、すなわち法人課税、個人所得課税、国際課税、納税環境整備の各分野にわけて議論する場です。
ぼくとしては、法人課税分野における広い視野の提言のつもりでしたが、宮澤洋一税調会長は、ひとつの提言と見做されたようです。
しかしこの会議の仕切りは、税調会長の権限ですから、マルバツ審議で発言し直します )
▼さて、その議論のさなかに、なぜ急ぎのエントリーを記しているか。 ( 党本部での会議は、パソコンを自由に使えます )
オミクロン株に対峙するため、外国人の入国を止めるという政府の施策について「実は中国人、韓国人は省かれているんだ」という話がネットで流され、それを読んで即、昂奮の極に達して、ぼくに抗議してこられるかたが沢山いらっしゃるからです。
そんな事実はありません。
きのうの外交部会で政府と議論し、けさの武漢熱(自由民主党の呼び方では新型コロナ)対策本部でも政府と議論し、それだけではなく水面下で議論し、そのときに一切、そんな事実はありませんでした。
それでも念のため、公設政策秘書を通じて外務省の担当局幹部に確認したところ「岸田総理の発表の通りに、外国人の入国は全面的に停止されています。中国、韓国の例外はない」という明確な回答でした。
▼デマであっても、その発生理由は考えます。
察するに、ひょっとしたら、日本政府が「特段の事情」のある外国人を入国させていた事実、今回も、いくらか範囲は狭めるけれども「人道上の特段の事情」と称して外国人を依然、一部とはいえ入れようとしていること、それへの怒りが、すわ、中韓への特典かとなっているのかも知れません。
この「特段の事情」については、外交部会長らと連帯して、ずっと追及しています。
そのために、今回、いくらか狭めることにもなったのです。
ただ、デマはデマです。
憤激のコメントのなかには「発表文に、中国や韓国の国名が無い。これは中韓だけは入れるに違いない。絶対に許せない」と怒り狂う文面もありましたが、これは・・・落ち着いて普通に考えていただければ、むしろ話は逆ではないでしょうか。
中韓とも何とも言わずに、「外国人の入国はない」と記しているのですから、国籍については、全外国人ですよね。
上記の「特段の事情」問題は、国籍とは関係ありません。
▼国会議員となってから、ぼくの時間はずいぶんと、こうしたデマによる烈しい抗議の事実確認で費やされてきました。
一切合切すべてが青山繁晴の責任とする勢いのコメントが多いですが、それは構いません。
デマだからといって、怒ったりもしません。
しかし、ふだんは、デマがデマだと確認できるとそのままにしています。こうやって発信してひとつひとつ対応していては、絶対に公務を完遂できません。
ぼくにも24時間と365日しか無いからです。
しかし、今回は、調査と確認の結果をこうしてお伝えします。
昂奮、興奮、エキサイト・・・それが良い結果をもたらすことは、どなたのどんな人生でも、ほぼ無い。それを、みなさんご自身のためにこそ、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。
オミクロン株に対峙するため、外国人の入国を止めるという政府の施策について「実は中国人、韓国人は省かれているんだ」という話がネットで流され、それを読んで即、昂奮の極に達して、ぼくに抗議してこられるかたが沢山いらっしゃるからです。
そんな事実はありません。
きのうの外交部会で政府と議論し、けさの武漢熱(自由民主党の呼び方では新型コロナ)対策本部でも政府と議論し、それだけではなく水面下で議論し、そのときに一切、そんな事実はありませんでした。
それでも念のため、公設政策秘書を通じて外務省の担当局幹部に確認したところ「岸田総理の発表の通りに、外国人の入国は全面的に停止されています。中国、韓国の例外はない」という明確な回答でした。
▼デマであっても、その発生理由は考えます。
察するに、ひょっとしたら、日本政府が「特段の事情」のある外国人を入国させていた事実、今回も、いくらか範囲は狭めるけれども「人道上の特段の事情」と称して外国人を依然、一部とはいえ入れようとしていること、それへの怒りが、すわ、中韓への特典かとなっているのかも知れません。
この「特段の事情」については、外交部会長らと連帯して、ずっと追及しています。
そのために、今回、いくらか狭めることにもなったのです。
ただ、デマはデマです。
憤激のコメントのなかには「発表文に、中国や韓国の国名が無い。これは中韓だけは入れるに違いない。絶対に許せない」と怒り狂う文面もありましたが、これは・・・落ち着いて普通に考えていただければ、むしろ話は逆ではないでしょうか。
中韓とも何とも言わずに、「外国人の入国はない」と記しているのですから、国籍については、全外国人ですよね。
上記の「特段の事情」問題は、国籍とは関係ありません。
▼国会議員となってから、ぼくの時間はずいぶんと、こうしたデマによる烈しい抗議の事実確認で費やされてきました。
一切合切すべてが青山繁晴の責任とする勢いのコメントが多いですが、それは構いません。
デマだからといって、怒ったりもしません。
しかし、ふだんは、デマがデマだと確認できるとそのままにしています。こうやって発信してひとつひとつ対応していては、絶対に公務を完遂できません。
ぼくにも24時間と365日しか無いからです。
しかし、今回は、調査と確認の結果をこうしてお伝えします。
昂奮、興奮、エキサイト・・・それが良い結果をもたらすことは、どなたのどんな人生でも、ほぼ無い。それを、みなさんご自身のためにこそ、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。