功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

『やはり、ロシア、中国、韓国の政治工作が行われている』(2022/07/31)

2022-07-31 11:20:02 | On the Road
▼佐渡の金山の世界遺産登録をめぐってユネスコが書類の不備を指摘し、手続きが少なくとも1年延びた件について、複数の要人から「日本政府のあり得ないミス」という趣旨の非難が発信されています。

▼わたしの考えは違います。

▼7月29日金曜のこのエントリーに記したことを一部、再掲します。
佐渡金山の世界遺産登録について「日本の事務的ミス」とするのは早計だと考えます  ロシア、中国、韓国の存在を考えるべきです

佐渡金山の世界遺産登録について「日本の事務的ミス」とするのは早計だと考えます  ロシア、中国、韓国の存在を考えるべきです

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼このエントリーに記したように、この日の文化庁と文科省本省の幹部による説明が酷かったことには変わりありません。
 しかしそれは、 ( 1 ) 文化庁を含む文科省がユネスコと紛糾していることを事実上、隠蔽してきた ( 2 ) 文化庁、文科省は「ミスは無かった。書類に問題はない」と言いつつ、外国による政治工作を否定し、ではなぜこういう事態になっているのかという合理的な説明がないーという意味で「酷かった」ということです。

▼わたしは、上述のように、この合同会議で「書類に問題は無かったと政府が言っているということは、ロシア ( 世界遺産委員国のなんと議長国 ) 、中国、韓国のいつもの政治工作に負けた、それしか考えられないではないか」と発言しました。
 このあと、きょう7月31日・日曜の未明までかけて、水面下で調査と議論を行いました。
 その結果、すくなくとも現時点では『やはり、ロシア、中国、韓国の政治工作が行われている』という判断を下しました。
 したがって「日本政府のチョンボ」といった問題では無いと考えます。
 そのような政治工作を許していいのか、また、日本は負けていていいのか、という問題です。問題の種類と次元が全く違います。

▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回の収録で話します。
 次回は、8月4日木曜に収録する予定です。

 いま、キャスター役の三浦麻未公設第一秘書は産休中で、その代役は、議員会館の青山繁晴事務所の学生インターン ( 研修生 ) が務めます。
 すでに、早稲田大学政治経済学部1年の増野優斗くん、18歳が立派にこなしてくれていますが、次回8月4日は、もうひとりのインターン、お茶の水女子大学の2年生、19歳がデビューを飾る予定です。
 三浦秘書が産休から戻ってくるまで、このふたりが交代しつつ務めてくれます。

▼きょう7月31日の日曜は、選挙後、初めての独立講演会です。
 参院選の結果と、安倍元総理暗殺事件については、必ず語ることになります。
 日本経済の行方などについても語り、いつものようにみなさんの質問に答えていきます。

 独立講演会は、厳格な限定条件のもと、水面下まで含めて対話する場です。
 しかも4時間半に及びます。
 気力、体力が充実していないと、こなせません。
 しかし佐渡の金山の問題で、海外とも議論をし、こんな時間になってしまいました。もう午前4時23分。このエントリーを書き起こしてからも、1時間近くが経ちました。事実関係を確認しながら、書いているからです。
 大丈夫です。
 いつか休めればいいなとは思っています。

 世に、国政に、問題は絶えませんね。




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東京コンフィデンシャル・レポート(2022/07/29)

2022-07-30 17:28:24 | 独立総合研究所
2022年7月29日第1281号短文速報 71
暗殺をめぐって その2
▽事実の確認から
▽選挙の実像
▽8月に回復




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安倍元総理を暗殺した凶弾が消えている問題 (2022/07/29)

2022-07-29 20:49:01 | On the Road
▼今朝7時のニュースで、「弾がひとつ、見つかっていないことが分かった」と報じているのを偶然、視ました。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第371回放送(ここ)で、とっくにお話しした事実ですね。

安倍元総理を暗殺した凶弾が消えている問題について、今朝のNHKが1週間遅れで動画を後追いしていました

安倍元総理を暗殺した凶弾が消えている問題について、今朝のNHKが1週間遅れで動画を後追いしていました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

 この問題は、引き続いて追及しています。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回の収録で、これも話します。


安倍元首相銃撃事件 体に受けたとみられる銃弾 1発見つからず | NHK

安倍元首相銃撃事件 体に受けたとみられる銃弾 1発見つからず | NHK

【NHK】安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、体に2発受けたとみられる銃弾のうち1発が見つかっていないことが捜査関係者への取材…

NHKニュース



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文化庁を含む文科省の説明は、噴飯ものです。(2022/07/29)

2022-07-29 17:39:21 | On the Road
▼きょう7月29日金曜の朝8時から9時10分頃まで、外交部会などの合同会議で憤激(ひとつ前のエントリー)したあと、部会は続きます。

 10時からは、佐渡金山の世界遺産登録をめぐって突如、「ほんとうはユネスコに書類が不備だと言われてしまって、今回はもう駄目なんです」という耳を疑う話になっている問題をめぐって、「外交部会・文科部会・外交調査会・文化立国調査会・日本の名誉と信頼の特命委員会・佐渡金山世界遺産議連」の合同会議でした。

佐渡金山「今回は実はもう駄目」の件  やはり酷かった

佐渡金山「今回は実はもう駄目」の件  やはり酷かった

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼文化庁を含む文科省の説明は、噴飯ものです。
「ミスは無かった。書類に問題は無い。しかしユネスコが分かってくれないので、ことしは諦めて来年、出し直します」

 議員から、納得する声はもちろんゼロ。
 役所が実質的にこれまで隠蔽していたこと、一部の報道によって出るまで黙っていたことも含め、怒号が溢れる会議となりました。

 わたしは「書類に問題は無かったと政府が言っているということは、ロシア ( 世界遺産委員国のなんと議長国 ) 、中国、韓国のいつもの政治工作に負けた、それしか考えられないではないか」と指摘しました。

▼わたしの質問に対する、この会議での公式回答は「政治工作は感じられません」。
 いえ、水面下では、政府内も「ロシア、中国、韓国にやられた」という認識だと把握しています。
 むしろこれを機に、日本も真っ当な政治力で立ち向かい、勝つことをユネスコにおいても実現する、その努力を始めねばなりません。
「自由民主党を中から変える」という信念は、「それをもって政府も中から変える」ということでもあります。
 行政官 ( 官僚 ) に良心派を育て、拡充し、連携します。

 この佐渡金山の問題も、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次の収録で、話します。




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朝8時から外交部会と領土特別委員会(2022/07/29)

2022-07-29 12:09:53 | On the Road
▼いま自由民主党の本部です。
 朝8時から外交部会と領土特別委員会 ( いずれも党の正式機関 ) の合同会議が開かれました。

 これは、中国海軍とロシア海軍の軍艦が明らかに連携して尖閣諸島の接続水域に入り、また中国海軍とロシア海軍の戦闘艦隊ががこれも連動して日本列島を周回して威圧し、さらに中国軍の攻撃 / 偵察両用の無人機が初めて、沖縄本島と宮古島の間を飛び、それに加えて中国海軍の測量艦 ( 潜水艦による攻撃の前提となる測量を行う軍用艦 ) が屋久島の南の領海に入り、しかも中国は東シナ海の日中中間線の近くに新たな資源開発のプラットフォーム ( 第13基、第14基 ) をつくり、そして台湾まで、石垣島近くの排他的経済水域 ( EEZ ) で不当な海洋調査を行うという事態に対して、開かれた部会なのです。

 上述の長い一文を読まれた主権者・国民のみなさんのなかには、頭がくらくらするかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
 そうです、国民にも国会にもろくに伝えられないまま、日本国はここまで、ロシア、中国、さらに台湾にまで日本の主権を無視するかのような行動をとられて、ナニモシテイナイに等しいのです。

朝から憤怒  ただし公憤につき感情論ではありませぬ  

朝から憤怒  ただし公憤につき感情論ではありませぬ  

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼わたしは政府に対して、次の諸点を特に、怒りを込めて追及しました。

▽日本には「他国の船が自由に通航できる海峡」は無いにもかかわらず、中国が「いや、ある」と勝手に主張し、今回も軍艦がそのように行動している。
 ところが抗議するだけであり、実質的に中国が主張するままにしているのは許しがたい。

▽東シナ海の資源をめぐる中国の問題行動に対しても、オンラインで日中の実務級の役人同士が「協議」しただけで、これも実態としては放置に近い。

▽東シナ海の資源については、「さしたる資源量は無い」と非公式に考えている経産省と、外務省の摺り合わせも無く、政府としての統合的な戦略、行動は何も無く、日本はただただ、西暦2008年の日中合意を中国に無視されるままになっている。
 国家の体を成していない。

▽中国海軍の測量艦が領海に入ったとき、海上自衛隊の、あろうことか補給艦が追尾したというのは、「艦が足りない」という日本の現状を中国、ロシア、韓国をはじめ他国に教えたに等しい。
 防衛省が「艦が足りないのだから、やむを得ない」と平然と部会で説明したのも許しがたい。
 当然、航空自衛隊の戦闘も可能な能力も活かして、威圧すべきは威圧して、抑止力を発揮しなければならない。
 こんなことも分かりませんか。

▼政府の答弁ぶりも含めて、次回の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録で話します。

▼今は、その部会を終えて、党本部の違う部屋に移動し、佐渡の金山の世界遺産登録をめぐる、とんでもない事態、推薦書が「不備」として、はねられた件の合同会議に参加しています。
 まだ政府の説明の途中です。
 これも憤怒せざるを得ないかも知れません。


中国海軍測量艦が屋久島周辺の領海に侵入 領海侵入は6回目|NHK 鹿児島県のニュース

中国海軍測量艦が屋久島周辺の領海に侵入 領海侵入は6回目|NHK 鹿児島県のニュース

防衛省は、中国海軍の測量艦1隻が20日、鹿児島県の屋久島周辺の日本の領海に侵入したのを確認したと発表しました。中国海軍の艦艇の領海侵入は…

NHK NEWS WEB



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