ニュージーランド・ラグビー:オフ・ザ・ピッチ

ラグビー王国からのそのまんまレポート。子どもラグビーからオールブラックスまで、見たこと感じたことをお送りしています。

モモンガとマジックハンドⅢ

2006-01-05 | プレーヤー
前回、
「一家に1人はロックを」
という話になりましたが、さて現役オールブラックスのロック、
クリス・ジャック

アリ・ウィリアムズ

ジェームス・ライアン
ジェイソン・イートン

アンガス・マクドナルド(マルチプレーヤーですが)
が家にいてくれるとしたら、
「誰を選ぶ?」    
という乱暴な質問です。(左からジェイソン、ジェームス、クリス↑)

この際、
どうしてうちに?それって夫?フラットメイト?兄弟?ボーイフレンド?息子@@?」
という細かいところは、問わないことにします。

私だったら、断然、
ジェイソン・イートンご指名♪
無名の新人で未知数、ほのぼの系でいいじゃないですか~♪(って向こうはいい迷惑?)

彼がなぜマジックハンドかと言うと、ズバリ、その手の長さです!
グランドスラム・ツアーで初めて見たときは、
白いフィジアン(フィジー系)かと思いましたよ@@

セブンスでフィジーの試合を見ている時、夫がよく言う一言。
「手首ひとつ分、腕が長いよね~」
まったく同感。スピード勝負のセブンスですから、誰でも俊足。脇や前を軽やかに走り抜けていく相手選手。こっちも俊足ながら、
「あ~、タッチの差で間に合わな~い。トライ行っちゃうか?」

という瞬間、フィジーの選手だと腕がにゅ~っと伸びてくるんです。
「出たっ!マジックハンド@@」
思わず言ってしまう一言。

子どものころありませんでした?巨大なはさみの取っ手の部分を開くとジグザグにクロスしたアーム部分の柄がググッと伸びて、先に付いた手が開いて遠くにある物がつかめるっていう、アレ!
(かなり年齢制限アリの局地的思い出?CMもありました)

自分の腕を伸ばせば取れるんですが、あえて座ったままこのマジックハンドを使ってぎこちなく取ってみて、みんなで「おぉ」と感動するとか、せっかく取ったのに落っことしてしまって、これまたみんなで「あぁ」と残念がるとか・・・。そんなものがありました。

マジックハンドのミソはたたんだアームが伸びてくること。
フィジアンやジェイソンがマジックハンドなのは、まさにソコ!
「えっ?こんなに腕、長かったっけ?」
という、普通の人の感覚を超えた長~いリーチが意外で新鮮♪

しっかり、相手の襟首なんか捕まえて引き倒してくれた日には、本物のマジックハンドで物がつかめた時の感動が蘇るってもんです。こんなところで感情移入されてもウレシくない?´。`A

魔法の腕を持つジェイソンがさらにスゴいのは、走れるってこと!
「走れるロックか~」
と夫も感心。
アリの「蹴れるロック」
がかなり定着した今、2メートルの長身を揺らめかせながら、かなりのスピードで縦横無尽に走るロックは新しい!

ということで、めっちゃ長くなってしまいましたが、
モモンガ・マソエ

マジックハンド・ジェイソン
ナキ・ボーイズの2人、注目してます♪