ニュージーランド・ラグビー:オフ・ザ・ピッチ

ラグビー王国からのそのまんまレポート。子どもラグビーからオールブラックスまで、見たこと感じたことをお送りしています。

オールブラックス練習開始

2006-05-30 | プレーヤー
オールブラックスはさっそく今日から練習開始。
ノースハーバー・スタジアムでの練習だったようです(ミタカッタTT)
今日集まったのはワイカトでの初戦人員中心の26人だったようで、これからスーパー14の決勝戦に出た、第2戦人員のハリケーンズとクルセイダーズの選手も合流していくよう。
新しい練習着、カッコいい~@@ この配色、好みです。写真はコチラ

お騒がせしてますモモちゃんがバーで泣いちゃった「ハンドバッグ事件」は、ウェリントン・ラグビー協会の調べが入って、
モモちゃんに罰金3000ドル(約23万円)
ってことになったらしいです。
ウェリントン・ラグビー協会も年がら年中こんなことやってて、これも日常業務?

彼らから出されたコメント、
「両選手とも罪に問われる行為に謝罪しており、事件を後悔しております」
なんて一文、今までもこれからも何度もリサイクルできそう´。`;
マアさん+ロメの逮捕とか(2004年)
ジェリー+ロメのケンカとか(今年)

他にもいろいろ。困ったもんだ。沸点低いのもいいかげんにして、大人になろう!

短いですが、今日はこれにて。(もうこちらはほぼ午前1時@@)
やった~!1週間連続UPだぁ(小躍り)

泣くな、モモちゃん

2006-05-29 | プレーヤー
るぅぅ~~ん♪
シーズン中は、毎朝、新聞のスポーツ欄を読むのが何よりものお楽しみ♪
ところが今朝はスポーツ欄ではなく、新聞の一面にこんな記事が・・・
「オールブラックス、明け方のハンドバッグ事件」
という、ミョーな見出し。
不満顔の若い女のコが持っているロキシーのバッグから、いかにも女のコちっくなライトブルーの携帯電話がはみ出している写真。

「なんかヤーな予感。」
と思って目を通すと・・・・
5行目あたりで、
「おバカぁ~~~~」
と叫びつつ、内心、
「やっぱりぃ~?」
と腰砕けTT
まぁ、聞いてください、このトホホな話。

時はスーパー14決勝戦の翌朝6:30~8:00。
いいですか? 朝ですよ。しかも日曜日の、みんながベッドでヌクヌクしたい朝!場所はクライストチャーチのとあるバー。
日曜早朝のバーっていうだけで、お堅い方には、
「そこにいるヤツら、もう終わってる!」
とあっさり片付けられそうですが、まっ、グッと抑えて聞いてやってください。

一応ここはラグビーブログなので、当然ながらそこにいたのはラグビー選手。
しかも、あろうことか去年一世を風靡しながら世界の檜舞台を去ったオールブラックスの前キャプテン、いまだに国民的尊敬を集める、あの、
タナ・ウマガ
でした。もちろん、こういうシチュエーションで1人なわけはありません。そこには前夜の試合で19:12で惜敗した、ハリケーンズの選手たちがゴロゴロと・・・
「朝帰り」って言葉がありますが、彼らの場合、朝になっても帰ってない@@

初の決勝進出、悲願の優勝の夢は、12年ぶりと言われる記録的な濃霧とともに消え去ってしまいました。当然ながら、朝まで飲んでる彼ら、楽しいわけがありません。

その時、飲んでいた客から足を引っ掛けられたられないで、
クリス・マソエ
が一悶着@@ チャーチのバーですから、当然ながら赤ジャージを着込んだクルセイダーズ・サポーターが大勢いたことでしょう。そんな場所で負けたチームが朝まで飲んでれば、
一触即発もありなんと・・・。
困ったもんです、みんな子持ちオールブラックスなのにぃ!
(後で判明したところによると、マソエは一発殴ってしまったそうな@@)

そこにスッ飛んできたタナ。
「さすが前キャプテン!今でもハリケーンズの精神的支柱として責任感から飛んできたんだろう。飲んでてもなかなか立派じゃないか、やっぱりタナだな!」
と賞賛されそうなシーン。タナは即座にその場からマソエを引き離しました。

と・こ・ろ・が、
そこからがフツーの人にはおったまげ~な展開に@@

世界が認めるタナ、いきなりその辺にあったハンドバッグを引っつかむと、マソエを殴りはじめたんです!!
バシッ☆、バシッ☆ (←効果音)
あまりのチカラに、バッグに入っていた携帯電話が壊れて使えなくなるほどだったとか。それが冒頭の写真。バッグの持ち主の不満顔もわかります、お気の毒さま。

おー!世界のタナが暴力ぅ?
というだけでも、十分新聞ネタですが、殴られたマソエはなんと、
“broke into tears”

えっ? 
ブローク・イントゥー・ティアーズぅぅ??? つまり~、
ワーッと泣き出しちゃったんだそうです~´。`A

泣くな、モモちゃん!こんなことでぇ。
(モモちゃんはモモンガのモモでJCルーキーさんの命名です。モモンガの詳細はコチラで)
そんなんじゃ、7番の黒ジャージが泣くよ、ホントにぃ。

「誰かっ、チャーチまで行ってモモを回収してこいっ!」
って言いたいとこですが、それを頼みたい、
ジェリー・コリンズ
ロドニー・ソオイアロ
マア・ノヌ

なんかは、間違いなく一緒にそこにいたことでしょう。は~┐(  ̄ー ̄)┌

暴力はいけません、絶対に。(しかも知らない人のバッグだなんて!)
「でも、彼らにとってこれって暴力?」
と、フト思ってしまったりして。体重100キロ同士がフルスピードでぶつかり合うハードなタックルで、脳震盪寸前のところからむっくり起き上がるゾンビな連中。
特にマソエなんてその典型。
バッグで殴られようが、携帯が壊れようが、痛いわけないっしょ!(←一応、小声)

痛かったのは、
それがタナからだったってこと。
同じサモア系の心から尊敬するチーフからの公共の場でのおしかり。
(チーフについてはコチラから)
ここで堪えていた負けた悔しさなんかが、一気に爆発しちゃったんでしょうね~。

(「もっと子どもと一緒に過ごそう」などシリーズになっていたタナを使った政府広告。バッグで殴っても人格者´。`?ウェリントンのバスにて→)

「ポリネシアンLOVE」として、個人的にはこの状況、よーくわかるんですが、イギリス系が多いチャーチの方にはこのアイランド、もとい島系の思考回路って難しいかも。
前キャプテンがチームメートに暴力?
しかも、人のバッグで?
それで大の男が人前で大泣き?

もうもう、ハテナ?ハテナ?の連続だったことでしょう。お察しします。
お騒がせしました、ホントに。代わってお詫びを(ペコリ~)

新聞記事も、
「バーに居合わせた客は“信じられない思い” で、前オールブラックスのキャプテン、タナ・ウマガが女性のバッグでチームメイトの頭を殴るのを目撃した」
となってましたが、彼らには“信じられない思い”でも、島系の方にはこれも
“アリ”なんでしょう。(暴力はイケナイけど)

この辺の島系文化は、
映画「シオネズ・ウェディング」を観ると一発で即わかり♪
ハテナ?ハテナ?のチャーチの方にもお勧めです。NZ全国で長期絶賛上映中なので、在住の方でNZラグビーをよりディープに理解したい方にもお勧めしますぅ♪
(映画の感想はコチラから)

ちなみに先週のNZでの「人気映画ランキング」は、
1位「ダ・ヴィンチ・コード」
2位「ミッション・インポシブル:3」
3位「シオネズ・ウェディング」 堂々~☆  ̄ー ̄v
でした。

映画でも、30男が朝までウダウダ飲んでます。
タナじゃなくて、教会の牧師に怒られて、みんなしゅ~んとか。
ケンカして警察沙汰になったり、
おっかさんに怒られたり・・・

これが彼らの本拠地ウェリントンや島系文化の色濃い南オークランドだったら、新聞に載ったとしても一面ではなかったんじゃないかと・・・。
チャーチはまずいよ、チャーチは。

その3、4時間後にはモモちゃんも、その辺で一緒につるんでた(死語)連中も、
み~んなまとめてオールブラックスに指名されてたわけで・・・(笑える)
長生きするよ、キミたち、ホント。
(今ならコチラで問題のバッグの写真が見られます)

モモちゃん、帰ってから絶対、おっかさんにどやしつけられただろうな~。
んっとにもう!おかげで「NZマオリ」の紹介は次回に。
アルゼンチン戦、がんばってよ~。

91人のブラック・ウォリアーズ

2006-05-28 | オールブラックス
昨夜の感動も覚めやらぬうち、今朝は11時から、
今シーズン最初のオールブラックス39人の発表がありました。
去年に続いて、ニュージーランド・マオリ(計26人)も結成され、同時にジュニア・オールブラックス(26人)のメンバーも発表されたので、
計91人の大量発表となりました@@

選手たちは昨日までの色とりどりのスーパー14のチームカラージャージを脱ぎ捨て黒ジャージに着替え、明日には一堂に会します。ジュニア・オールブラックスなど今週土曜日には、アウェイのフィージーで早くも第1戦があります@@ 

いつものことながら、スゴい変わり身の早さ。
柔軟でクレバーでないとプロのラガーなんてやってられませんよね?
「こんちきしょー、アイツはオレ様にハイタックルしやがったんだぜぇ!」
なんてネチネチしてたら黒ジャージは着れませんって!

じゃ、オールブラックスから改めてご紹介~♪

■アイルランド戦■  (カッコ内は出身NPC)
ジミー・カーワン(サウスランド)  今度は遠征先でケンカしちゃダメだよ~。
クラーク・ダーモディー(サウスランド) ルーキー。左右できるプロップ強し!
トロイ・フラベル(オークランド)  NZ一のアブナイ男もみそぎが済んだ?
スコット・ハミルトン(カンタベリー) ルーキー!おめでとう!ウィングで開花。
カール・ヘイマン(オタゴ)  あだ名の「岩男」が最近は「山男」に出世?!
デビッド・ヒル(ワイカト) ヨーロッパ行きに待った?ちょっと意外な返り咲き。
マーティー・ホラー(ワイカト) ワイカト・ファンの悲願、ホームで達成!
アンドリュー・ホーア(タラナキ)(第2戦のみ) トライもする器用なフッカー。
ダグ・ハウレット(オークランド) ケガに泣いたスーパー14分もがんばって!
ジェローム・カイノ(オークランド) ケガで棒に振った去年からの返り咲き。
バイロン・ケラハ(ワイカト)  第1戦はホームの試合、魅せてください。
ケーシー・ラウララ(カンタベリー) スーパー14での文句なしの活躍で返り咲き。
ルーク・マクアリスター(ノースハーバー) ブルースの低迷を吹き飛ばす活躍を!
リッチー・マッコウ(カンタベリー)  新キャプテンの初仕事ぶりを見せつけて!
アーロン・メイジャー(カンタベリー) ダンに続いてルークの女房役にもご指名。
ケビン・メアラム(オークランド) 苦しかったスーパー14前半をバネに飛躍を。
ミルズ・ムリアイナ(ワイカト) 最もポジションが注目されている人。ガンバレ!
クレイグ・ニュービー(オタゴ) 返り咲き組。まぶだちニックの分もがんばって。
マア・ノヌ(ウェリントン)  迷走したスーパー14からの脱皮を。キックは注意。
アントン・オリバー(オタゴ)(第1戦のみ) スーパー14からの復調を祈ってます。
グレッグ・ロウリンソン(ノースハーバー) 仕事熱心な南アフリカ人新人ロック。
ジョー・ロコココ(オークランド) スーパー14でトライ1個でもOKでした(笑)
ロドニー・ソオイアロ(ウェリントン) ハリケーンズのキャプテンに休みなし。
ニーミア・ティアラタ(ウェリントン) キミも左右できて器用だから休みなし。
アリ・ウィリアムズ(オークランド) スーパー14で息のあったグレッグと飛ぶぜ!

スーパー14の決勝戦に出場したハリケーンズとクルセイダーズの選手は。休養のため基本的に除外されています。なのに、しっかり2戦とも入っている人が何人か。まぁ、リッチーはキャプテンだからここはがんばってもらうとして、ルーキーのスコットや返り咲きのケーシーも何が何でも出たいだろうから、まっ、これもOK。

若手10番の守り役、女房役がすっかり板に付いているアーロンにお呼びがかかるのもかわらなくはないので、これも例外としましょう。

でも、ウェリントンのマアさん(なぜかうちでは「さん付け」です)、ロドニー、ニーミアはなんの断りもなく黙って入ってて、コレってどーゆーこと? 
彼らは疲れないとでも?
まっ、あの3人を見たらそう思われてもね~。否定しないけど´▽`
(ロドニーなんて「最後にケガしたのいつだろう?」てな状態で・・・笑)

新人や返り咲き組、どちらかというとベンチスタートの2番手をフル登板したところに、ベテランを配した心憎い選抜。ハリケーンズとクルセイダーズの両キャプテンを入れてるところなんかも偶然じゃないでしょう。返り咲き組のがんばりが特に見物(みもの)かと。

■アルゼンチン戦■  (カッコ内は出身NPC)
レオン・マクドナルド(カンタベリー) 今年は押しも押されぬNo.1フルバック。
リコ・ギア(タスマン)  調子は上々、スーパー14でのトライを手土産に。
イサイア・トエアバ(オークランド) 13番への大抜擢!どこまでも広がる可能性。
サム・トゥイトゥポウ(オークランド) オークランドの突貫小僧が返り咲き!
シティヴェニ・シヴィヴァトゥ(ワイカト) スーパー14でトライの貯金ができた?
ダン・カーター(カンタベリー) 休ませたい選手No.1を小出しに使って。
ピリ・ウィープ(ウェリントン) 「えっ?オレも休みたいって?」アナタがぁ?
モーズ・トゥイアリイ(カンタベリー) スーパー14皆勤賞?えっ?疲れてない?
クリス・マソエ(ウェリントン) リッチーがいないときゃ任せろ!いても任せろ!
ジェリー・コリンズ(ウェリントン) 寝耳に水のキャプテンへの大抜擢!やった!
クリス・ジャック(カンタベリー) 休ませたい選手No.2かも。がんばって~。
ジェイソン・イートン(ウェリントン) 疲れてても休ませないよ。魅せてね!
グレッグ・サマービル(カンタベリー) 休ませたい選手No.3かな。白人に優しい?
アントン・オリバー(オタゴ) フォワード戦に備えてアイルランド戦と掛け持ち。
トニー・ウッドコック(ノースハーバー) グランドスラムツアーのような活躍を!

さすがにこちらはハリケーンズとクルセイダーズ選手勢ぞろい豪華絢爛☆
去年のグランドスラムツアーでの新人3人、イサイア、マソエ、ジェイソンも揃い踏み。場所もアウェイで、それはそれで楽しみですね~♪

今回のオールブラックスの発表で一番のびっくりは、
ジェリーがキャプテンに選ばれたこと。
新人3人、返り咲き組は下馬評通りだったので意外感はありませんでしたが、ジェリーのキャプテンは読めませんでした。

でも、この決定にはグラハム・ヘンリー先生の心憎い采配と深い洞察、チームの可能性と未来を感じ、大いに感動しました。ジェリーもきっとそう思っているじゃないかな? あまり粋な決定に、あの黄金の稲穂ヘアで涙してるかもTT
彼が率いるアイルランド戦、きっと勝ちますよ!
(この話はいずれつづきを)

ミスティー・ナイト

2006-05-27 | スーパー14
信じがたいほどの濃霧の中で行われた、2006年スーパー14の決勝戦。
応援していたハリケーンズは1トライ1ゴール差、19:12で負けました。

グラウンドが見えない観客が、スタジアム観戦をあきらめてスポーツバーに向かったというほどの霧。15台のテレビカメラが必死で追っても、誰も何も映し出されない場面が何度もあり、ライブ中継で観ているはずなのに、ラジオ中継を聴いているようでした。

強烈なライトを受けた霧は途方もなく立ちはだかる壁のようだったでしょう。
霧の夜の運転を思い出してみてください。走っても走っても超えられない壁、あんな感じじゃなかったかと思います。両チームとも遠くからキックされた、突然視界に飛び込んでくるボールを苦労して取ったり、取り逃したりしていました。

どちらにとっても、敵はこの悪天候だったかもしれません。

寒さや雪に強いクルセイダーズも、
大雨や強風はお任せのハリケーンズも、
やさしく、しっとり、濃く、深く包まれ、決して逃れられない霧に手を焼いたことでしょう。
(←今日の「NZヘラルド」より)

しかし、ハリケーンズが霧の中で見失ったものはボールばかりではなかったようで、どうしても一枚岩になり切れない、小さな自我がペナルティーを誘い、その度にダニエル・カーターのスパイクが非情なキックを決め、点を積み上げていきました。

濃霧の中でも燦然と輝くトロフィーを目の前にしながら、
どうしても届かなかった夢――。

この悔しさから何かをつかめれば、霧の向こうに灯りを見出せれば、イエローウォールは来シーズンもこの大舞台に舞い戻ってくることでしょう。

来年はぜひ、「ケーキティン」(彼らの本拠地、ウェストパック・スタジアムの愛称)
でこの日を迎えよう!

ミスティー・ナイトのミスティー・レイン
ミスティー・アイで見つめるミスティー・メモリー


3ヶ月半の長い長い感動をありがとう!

勝敗を分けたかもしれない、当日のディナーメニューについては、
コチラをどーぞ。

決勝戦はこのメンツで!:クルセイダーズ

2006-05-26 | スーパー14
明日の今頃はもう結果が出ているかと思うと、ドキドキドキ☆

黄色いものが目の前で動くと興奮してしまうので、困っています。
闘牛の牛みたい。。。
普段は憎たらしい阪神タイガースの小旗までいとおしく思えます。
(阪神ファンでしたら、ごめんなさい)

(究極の黄色いもの→)

・・・というメールを読者の方からいただきました。ありがとうございます♪
(大丈夫ですよ~、阪神でも巨人でも。野球は全然見ませんので・・・笑)

この切ないような気持ち、今年はよぉぉ~くわかります。ケーンズのサポータージャージを買っとくんだった、と今さら後悔してます。
ホントに不思議です。今までどこもひいきのチームがなく、満遍なく応援していたというのに。それくらい、今年の彼らは違うんでしょう!

さて、続きです。(ホッ=3 よかった、続いて)

クルセイダーズ 
1. ワイアット・クロケット (キャンベルに代わって決勝戦スタメンに)
2. コーリー・フリン    (大活躍で再びオールブラック返り咲き?)
3. グレッグ・サマービル  (いいですね~、彼の安定感、好きです♪
4. クリス・ジャック    (この笑顔、この実力、ナンバーワン・ロック)
5. ロス・フィリポ     (なんとなく憎めない雰囲気で子どもに大人気)
6. ルーベン・ソーン    (クルセイダーズにこの人あり!でしょう)
7. リッチー・マッコウ   (異例のABキャプテン就任記者会見はさすが!)
8. モーズ・トゥイアリイ  (あの独特ガニ股走りでタックルできない?
9. ケビン・セニオ      (AB当確と言われたエリスのケガで返り咲き)
10. ダン・カーター    (押しも押されぬ10番!今や人間国宝級?)
11. スコット・ハミルトン (彼がマオリと言われても´▽` 急成長株!)
12. アーロン・メイジャー (今シーズン冴えまくり。天敵ノヌを迎撃?
13. ケーシー・ラウララ   (スタメンに華麗な返り咲き。AB復帰も?)
14. リコ・ギア      (佐川急便かリコか?飛脚走りで今日も行く!)
15. レオン・マクドナルド (今シーズンは向かうところ敵無しの冴え!)

新星アンドリュー・エリスの準決勝でのケガは痛かったでしょう、本人もチームも。
「今シーズンでのオールブラックス入りは当確」
と言われていたので、残念。その分、ホントは若い(余計なお世話?・・・笑)
ケビン・セニオががんばりまっす!

ところで質問です。このメンツでケビンがケガをしたらどうなるでしょう? 
もちろんリザーブには超若手のスティーブン・ブレットが入ってますが、準決勝のブルス戦でもチラリとそうなったように(あの時はアンドリューがケガ、ケビンが出血の手当て)、ダン・カーターが9番に入って、10番にカメロン・マッキンタイヤーが入るそうです! ホントにダンって万能なんですねぇ@@

もうメディアは明日のNZ対決の話で持ち切りです!
「マッスル VS マインド」
だなんて、あのね~´。`A <ケンカ売ってる?そこの「NZヘラルド」!

しかし、決勝戦が終わって一晩寝たら、今度は日曜午前11時(日本の8時)から、
オールブラックス(39人)
ニュージーランド・マオリ(26人)
ジュニア・オールブラックス(26人)
のメンバー発表でぇ~す@@ 
総勢91人の大量発表!
(スーパー14のNZ全5チームのスタメン全員より多いんですよ~@@)

あ~、これもドキドキもの☆

誇り高きニュージーランド・マオリの試合はテストマッチではないものの、彼らはジュニア・オールブラックスよりも高い位置づけで、誰が選ばれるか大いに注目されてます。毎年結成されるわけではないのでお楽しみも倍増。
「えぇぇぇぇ??この人、マオリだったのぉ?」
という意外な発見もお楽しみの一つです(笑)

昨日の敵は今日の仲間・・・
ということで、黄色ジャージや赤ジャージを黒ジャージに着替えて91人が一堂に会するわけですが、ここから試合のピッチに立つまで、まだまだセレクションのハードルを潜り抜けていくわけです。

でもジェリー・コリンズがインタビューで言っていたように、
「明日の結果がどうあれ、クルセイダーズの連中と飲むぞうっ!」
っていうこの見上げたプロフェッショナリズムとスポーツマンシップ、
好きです(惚)

きゃぁあ!そんなこと言ってるうちにあと17時間です!

決勝戦はこのメンツで!:ハリケーンズ

2006-05-25 | スーパー14
更新していなかった間のアクセス状況をしげしげと見てみたら、
更新しててもしてなくても、アクセス数が変わらない
という事実を発見してしまいました!
改めてその間もご訪問くださってた方々にお礼申し上げます&ごめんなさい。

サラッとスルーさせてくださ~い
なんて言っておきながら、また墓穴掘ってる墓堀管理人です(素)

発表されましたね~♪
スーパー14決勝戦のメンバー~☆
豪華絢爛、見ようによってはオールブラックスの紅白試合って感じですぅ。
あまりに楽しみなんで、名前なんか書き出しちゃいましょう。

ハリケーンズ (コホン、こちらが先です!写真はココで)

1. ジョン・シュワルガー (ルーキーでもがっつりポジションいただき!)
2. アンドリュー・ホーア (タラナキの名前を世界に知らしめてます!)
3. ニーミア・ティアラタ (スクラムの時のあの顔だけでも貢献大!)
4. ポール・ティト    (見よ!タラナキのキャプテンシー)
5. ジェイソン・イートン (もう今やスターダム街道驀進中!
6. ジェリー・コリンズ  (黄金の稲穂カットがうねる、実りの季節!)
7. クリス・マソエ    (以前のおばさんカットが懐かしい、今の貫禄!)
8. ロドニー・ソオイアロ (毎回同じスピーチでも全然OKなキャプテン!)
9. ピリ・ウィープ    (ナゾの熱が出たり話題もプレーも盛りだくさん)
10. デビッド・ホルウェル (往年のロッカー風兄貴。頼みまっせ!)
11. シャノン・パク    (ケガのホセ・ギアに代わって大活躍!)
12. タナ・ウマガ     (首都ウェリントンの精神的支柱!)
13. マア・ノヌ      (ケガのコンラッドの後をしっかり多彩に!)
14. ロメ・ファアタウ   (スーパーの走り屋、トライ山積み!)
15. イサイア・トエアバ  (NZの至宝になるかもの、クールガイ!)

リザーブだって、
ルーキーなのにめっちゃ馴染んでる16番ルーク・マホーニー、
今日のスポーツ新聞に大きく写真が出てた17番ジョー・マクドネル、
笑顔がラガーというより映画スタアの18番ルーク・アンドリューズ、
次男が大好きな19番トーマス・ウォードロム、
笑顔がラガーというよりお笑い系でなごみの20番ブレンドン・ハミ、
ふてぶてしそうでも繊細、準決勝で一皮剥けたジミー・ゴパース、
彼が「22番」なのはもったいなくて涙・・・の、タマちゃんこと、
タマティ・エリソン。

あ~、楽しみだなぁ・・・♪
と言ってるうちに長くなってしまったので、クルセイダーズはまた明日!
(うっ、まずい!こういう次回予告がアブナイんです、このブログ)

笑ってユルシテ

2006-05-24 | スーパー14
前回更新からほぼ1ヶ月@@
しかも、堂々と(つづく)と書いて続かない・・・@@

このブログにはありがちなことが、またまた起きてしまいました(素)
この間もご訪問くださったみなさま、ご足労ありがとうございます(伏)

日本のゴールデンウィーク前後にかけて、仕事が非常~に忙しくなってしまったことなど諸事情あったのですが、ここで言い訳してもまったく面白くもなんともないので、サラッとスルーさせてくださ~い(再び、伏)
ここはひとつ、「笑って、ユルシテぇ♪」
(・・・て、いくらなんでも古すぎ!35歳以上限定ってことでご勘弁)

お詫びにしばらくコメントを受け付けてみま~す。
(って全然関係ないっすねTT でも、よろしかったら一言どーぞ)

で、今週はもうもう「スーパー14」の決勝じゃないですか!
予想通り、というか当然というか、バリバリ私見というか(笑)、
ハリケーンズがスーパーゲーム始まって以来の決勝進出~♪
こりゃ秋から縁起がいいわいなぁ~、です(喜)

ジェリー・コリンズ、クリス・マソエ、ロドニー・ソオイアロのルーズフォワード(日本ではバックローですか?)サモア系職人軍団はいい仕事してたし、

5番のジェイソン・イートンは「先にオールブラックになっちゃった理由」を世間にパンパカパーンと知らしめる大活躍だったし、

10番デビッド・ホルウェルはいつも通り冷静沈着、兄貴の風格で、ややもすればメルトダウンしてしまうポリネシアンたちをグッと引っ張ったし(数少ない白人)、

タナ・ウマガはぼとぼとボールを落としても円陣組んでるときはしっかり説教して、相変わらず精神的支柱だったし(誰がキャプテン´▽`?)、

2番アンドリュー・ホーアはシリーズ中、計6本のトライ、しかも1回はハットトリックまでやっちゃって「ジョー・ロコココの立場はどーなる?」てな大活躍だったし、

14番ロメ・ファアタウはタックルできない分、トライ・マシーンと化して稼ぎまくりだし、(でも、やっぱりタックルも練習しよう!)

すでにオールブラックの15番イサイア・トエアバは20歳のドラフト選手とは思えない、不気味な落ち着きぶりで試合ごとにグングン成長していくのが手に取るようにわかったし、

タマちゃんこと、22番タマティ・エリソンは、「見せ場が少なすぎてごめんなさい」と代わってお詫びしたいくらいの、超~スーパーサブでありながら、準決勝での見事なトライ・セービング・タックルなど、短い出番でしっかり魅せてくれたし(しかもシーズン中でありながら、英連邦のオリンピック「コモンウェルス・ゲーム」に出場し、NZを金メダルに導いた立役者でもありました)、

9番ピリ・ウィープは「高地に弱い」(標高千メートルだかのチーターズのホームで倒れる寸前に)という弱点を見せてしまったものの、“ナゾのダブルウィンク”サインで何度もテレビで録画が流れて、もうすっかり兄貴肌だし、

3番ニーミア・ティアラタ13番マア・ノヌはイエローカードを出さないよう、彼らなりにグッとがまんしていい子にしてたし(あれでも・・・´。`;)、

4番ポール・ティトはずっと「60分オトコ」だったのに準決勝ではケガから復帰したばかりのジェイソンをかばって、自分もケガが治ったばかりだったのに本当にがんばったし、

10番ジミー・ゴパースは大勝負に弱いのに、準決勝では50メートルからの決勝点となるキックを決めたし・・・

こんな調子で褒めてったら、サブのサブまで褒められそう!

そう、今年のハリケーンズは違ったんです。特にひいきのチームがなかった私がここまで引き込まれる、「何か」がありました。
今週末にはその「何か」を思い切り出し切って、新しい歴史の1ページを切り開いて行ってね!

PS 前回の(つづく)の顛末は「窮鼠猫を噛む」で、引き分けでした・・・という顛末だったのですが、あまりにも間が開きすぎておマヌケなので、(つづきませんでした)ということに(深謝)