信じがたいほどの濃霧の中で行われた、2006年スーパー14の決勝戦。
応援していたハリケーンズは1トライ1ゴール差、19:12で負けました。
グラウンドが見えない観客が、スタジアム観戦をあきらめてスポーツバーに向かったというほどの霧。15台のテレビカメラが必死で追っても、誰も何も映し出されない場面が何度もあり、ライブ中継で観ているはずなのに、ラジオ中継を聴いているようでした。
強烈なライトを受けた霧は途方もなく立ちはだかる壁のようだったでしょう。
霧の夜の運転を思い出してみてください。走っても走っても超えられない壁、あんな感じじゃなかったかと思います。両チームとも遠くからキックされた、突然視界に飛び込んでくるボールを苦労して取ったり、取り逃したりしていました。
どちらにとっても、敵はこの悪天候だったかもしれません。
寒さや雪に強いクルセイダーズも、
大雨や強風はお任せのハリケーンズも、
やさしく、しっとり、濃く、深く包まれ、決して逃れられない霧に手を焼いたことでしょう。
(←今日の「NZヘラルド」より)
しかし、ハリケーンズが霧の中で見失ったものはボールばかりではなかったようで、どうしても一枚岩になり切れない、小さな自我がペナルティーを誘い、その度にダニエル・カーターのスパイクが非情なキックを決め、点を積み上げていきました。
濃霧の中でも燦然と輝くトロフィーを目の前にしながら、
どうしても届かなかった夢――。
この悔しさから何かをつかめれば、霧の向こうに灯りを見出せれば、イエローウォールは来シーズンもこの大舞台に舞い戻ってくることでしょう。
来年はぜひ、「ケーキティン」(彼らの本拠地、ウェストパック・スタジアムの愛称)
でこの日を迎えよう!
ミスティー・ナイトのミスティー・レイン
ミスティー・アイで見つめるミスティー・メモリー
3ヶ月半の長い長い感動をありがとう!
勝敗を分けたかもしれない、当日のディナーメニューについては、
コチラをどーぞ。
応援していたハリケーンズは1トライ1ゴール差、19:12で負けました。
グラウンドが見えない観客が、スタジアム観戦をあきらめてスポーツバーに向かったというほどの霧。15台のテレビカメラが必死で追っても、誰も何も映し出されない場面が何度もあり、ライブ中継で観ているはずなのに、ラジオ中継を聴いているようでした。
強烈なライトを受けた霧は途方もなく立ちはだかる壁のようだったでしょう。
霧の夜の運転を思い出してみてください。走っても走っても超えられない壁、あんな感じじゃなかったかと思います。両チームとも遠くからキックされた、突然視界に飛び込んでくるボールを苦労して取ったり、取り逃したりしていました。
どちらにとっても、敵はこの悪天候だったかもしれません。
寒さや雪に強いクルセイダーズも、
大雨や強風はお任せのハリケーンズも、
やさしく、しっとり、濃く、深く包まれ、決して逃れられない霧に手を焼いたことでしょう。
(←今日の「NZヘラルド」より)
しかし、ハリケーンズが霧の中で見失ったものはボールばかりではなかったようで、どうしても一枚岩になり切れない、小さな自我がペナルティーを誘い、その度にダニエル・カーターのスパイクが非情なキックを決め、点を積み上げていきました。
濃霧の中でも燦然と輝くトロフィーを目の前にしながら、
どうしても届かなかった夢――。
この悔しさから何かをつかめれば、霧の向こうに灯りを見出せれば、イエローウォールは来シーズンもこの大舞台に舞い戻ってくることでしょう。
来年はぜひ、「ケーキティン」(彼らの本拠地、ウェストパック・スタジアムの愛称)
でこの日を迎えよう!
ミスティー・ナイトのミスティー・レイン
ミスティー・アイで見つめるミスティー・メモリー
3ヶ月半の長い長い感動をありがとう!
勝敗を分けたかもしれない、当日のディナーメニューについては、
コチラをどーぞ。