ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

義父の命日と秋祭り

2023-09-14 | 
9月14日は 湯平の秋祭りの1日目で義父の命日。お寺さんに来てもらって お経をあげてもらいました。

夫の父が亡くなって丸26年。父が亡くなって20年後に母が父のそばに行きました。


あの夜のことは忘れない。秋祭りの太鼓を叩いていた娘たちを戻し、雨の中 病院へ向かう。人生で初めて経験した死との直面。

翌日、福岡 関西 関東から着々と駆けつける親族たち。

翌日は集中豪雨で庭に水が上がり始め 消防団が『あちらに避難しましょう』と言う勧めに頑として断る母。26年前にも庭に川の水が上がっていたのです。

一部の親戚は炊き上がった炊飯器を持ってお寺に避難。坂道から水が大量に落ちてくる中 抵抗を感じながら車を運転する🚗💨私。

翌朝の葬儀は台風一過☀️

今のように斎場ではなく、通夜は自宅、お寺での葬儀。お寺の本堂での葬儀は人で埋まり身動きがとれない。

その後 湯平では自宅で通夜、お寺で葬儀の形態は激減し、斎場でのそれが当たり前となる。

昔は葬儀の後7日ごとの『お逮夜(おたいや)』と呼ばれる地域の行事が4回続き…ひと逮夜、ふた逮夜、み逮夜、よ逮夜と呼ぶ。住民に触れて回り、19時からお経と接待。

母には親しい友人がいて、その度に手伝いに来てくれ、私はお茶汲み係。

初七日、四十九日、初盆、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十五回忌が終わった。二十五回忌はコロナ時期で 夫婦だけで迎えた。次は三十三回忌が無事できるだろうか?

娘達には こんなことはしなくていいから 『せめて命日には手を合わせて偲んでね』と言っておきたい。


外では遠くに聞こえる子供太鼓の音、みこしが練る声、はぐま行列の拍子木の音。






明日15日は家の前まで来てくれるらしいので 出て見よう、四年ぶりの秋祭り。


変化する ふるさと

2023-09-14 | 
ゆふいんラックホールを出ると お隣は由布院小学校です。

校庭では運動会の練習中でした。今の時代、撮影禁止の看板が立っているので遠くから失礼。




校舎も体育館も 私達の時代と様変わりし耐震構造もされました。

マイクから聞こえる先生の指導の声に びっくり

昔➡️『お前達 なんしよんのか❗️まじめにせんか』(怒る指導)

今➡️『うまい うまい それでいいよ~上手にできたね~』(褒めて伸ばす指導)


マイクの声が通行人にも聞こえるから先生も気をつかうでしょうが、時代の流れを感じた次第です。


左に目を向けると『JR由布院駅』方面にあった『湯布院公民館』は取り壊され、『ゆふいんラックホール』に移動されました。

その跡地の利用方法が討論されていたけど どうなったでしょうか?



実家も無くなり、ふるさとの湯布院町は 昔を思い出す場所となりました。

『湯布院』と『由布院』と『ゆふいん』の使い分けが難しいのですよ。自分でも時々自信が無くなります。











寄贈という名の断捨離

2023-09-14 | 
商売を辞めて 毎日が日曜日のはずなのに なぜか 毎日が日曜日ではないという矛盾。なにかと することが出てきます。


先日は 父の命日が近いのでお花とお供えを買いに久し振りの湯布院へ。

ついでに湯布院庁舎と湯布院公民館を兼ねた『ゆふいんラックホール』内の図書館へ。寄贈という名の断捨離です。

捨てるのが もったいない昔話が全18巻。経年劣化はあります。



子供が小さい頃 寝る前に読み聞かせしてあげたもの。実家の両親が孫に買ってくれた日本や世界の昔話。いつになっても 孫を思う爺婆の思いです。

図書館には事前に電話をして受け入れOKをもらい 寄贈という名の断捨離は無事終了。

お礼状1枚と『本がおけない場合は「くるくるリサイクル」に回す場合もあります』とのこと。はい どうにでもして下さい。

『ゆふいんラックホール』の駐車場は満杯で車椅子スペースにハザードランプを点灯させ 台車で取りに来てもらいました。