9月14日は 湯平の秋祭りの1日目で義父の命日。お寺さんに来てもらって お経をあげてもらいました。
夫の父が亡くなって丸26年。父が亡くなって20年後に母が父のそばに行きました。
あの夜のことは忘れない。秋祭りの太鼓を叩いていた娘たちを戻し、雨の中 病院へ向かう。人生で初めて経験した死との直面。
翌日、福岡 関西 関東から着々と駆けつける親族たち。
翌日は集中豪雨で庭に水が上がり始め 消防団が『あちらに避難しましょう』と言う勧めに頑として断る母。26年前にも庭に川の水が上がっていたのです。
一部の親戚は炊き上がった炊飯器を持ってお寺に避難。坂道から水が大量に落ちてくる中 抵抗を感じながら車を運転する🚗💨私。
翌朝の葬儀は台風一過☀️
今のように斎場ではなく、通夜は自宅、お寺での葬儀。お寺の本堂での葬儀は人で埋まり身動きがとれない。
その後 湯平では自宅で通夜、お寺で葬儀の形態は激減し、斎場でのそれが当たり前となる。
昔は葬儀の後7日ごとの『お逮夜(おたいや)』と呼ばれる地域の行事が4回続き…ひと逮夜、ふた逮夜、み逮夜、よ逮夜と呼ぶ。住民に触れて回り、19時からお経と接待。
母には親しい友人がいて、その度に手伝いに来てくれ、私はお茶汲み係。
初七日、四十九日、初盆、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十五回忌が終わった。二十五回忌はコロナ時期で 夫婦だけで迎えた。次は三十三回忌が無事できるだろうか?
娘達には こんなことはしなくていいから 『せめて命日には手を合わせて偲んでね』と言っておきたい。
外では遠くに聞こえる子供太鼓の音、みこしが練る声、はぐま行列の拍子木の音。
明日15日は家の前まで来てくれるらしいので 出て見よう、四年ぶりの秋祭り。