(絶妙なバランスで引っかかってるミウ)
町内会の班長さんなんて、そうそう回ってくるものではないですが。
班長を仰せつかると必ず班内で不幸が発生するんです・・・皆様申し訳ございません
特に引っ越してきて1年で班長になったときは、こちとら九州の出身なもんで、全く全然皆目見当もなにもつかない・・・そんなのが、班長さんで良いんですかぁ?
「良いんです!!」ジョンカビラ風に。
福岡の通夜や葬儀はなんとなく、流れのようなものは分かるんです。
でも西日本と東日本は本当に違うんだぁと常々実感しているので・・・その度に「常識でしょう?」と言われても、「はぁ・・・」としか言えないんですよね。
さて、我が家が初めて葬儀を担当したのは、家を新築した時だったのでかれこれ12~3年前になります。
なので今とは状況が異なっているみたい。
当時は、家から故人をおくる「自宅葬」と斎場で行うのと、ちょうど過渡期だったように思います。
まあ、自宅で行えるだけおウチがひろーーーーーいんです。
葬儀に欠かせないのが、組内制度です。
3日ほど朝から、夜までずっと食事を作ったり、片付けたり・・・途中家で、こどもに食事をさせたら、また手伝いに戻る・・・・。
黒っぽい服の上から割烹着スタイル。
昔はこうして組内が「葬儀を出す」という感じだったんでしょうね。
で、班長さんの仕事としては組内の皆さんに、仕事を割り振るっていうのがあります。
マチャヒコはそれがなんの仕事で、どういった立場の人がするのか・・・など、全くわからないので、名簿順に適当に割り当てちゃったんですねぇ。
もちろん決めてる時に、ほかの組内の方はいるんですよぉ。
で、私ら初めて「陸尺」(ろくしゃく、と読みます)なるものを知りました。
「陸尺」とは昔の墓穴掘り人のことで、組内でも若いもの(まあ、平たく言えば”下っ端”)が担当するらしいかったのです。
服装も喪服ではなく、単なる作業着風なので、見てすぐにわかります。
それで、立場的にお偉い方は「金庫番」と言って、お香典の管理をするんですね。
組内には必ず、お一人はちょっとうるさい方がいるもんですが、その方いつもは「金庫番」なのに、あろうことかマチャヒコ「陸尺」にしたんです。
たまたまそのうるさいおっさんが席を外していた時に決まっちゃって、誰も反対しなかったし、ていうか「班長が決めたんだから!!仕方ないよぉ」みたいなことを皆さんが言うので、まあ、そのまま。
怒り心頭のそのおっさんと、奥方にわたしら夫婦が葬儀の最中、何のかんのと、いじめられたのは言うまでもありません!
(いじめられて凹むようなnunkiki夫婦ではありませんが・・・)
そしてそんな新参者をいじめられないように、葬儀の流れや何かをわざわざ自宅に来て、事細かく教えてくださった優しい喪主が・・・。
葬儀の朝にその「喪主」が亡くなり、、なんと2日連続のご葬儀となりました・・・
nunkiki夫婦を「班長」にしては行けませんぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!
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