縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

石笛仙人が来た、新聞記者が来た、種蒔夫が来た・・・ぬなかわヒスイ工房千客万来

2017年10月05日 07時27分56秒 | ぬなかわヒスイ工房

和歌山から石笛仙人こと守山鷲声さんがやって来た。

糸魚川中を案内したが、縄文、民俗学、鉱物、植物、神社仏閣と守山さんの興味の範囲は非常に広く、また博識なのでガイドし甲斐のあるお方。

石にも詳しい守山さん、普通の人にはただの石ころでも、多種多様な石が転がっている糸魚川の海岸に大喜び。

折しもフォッサマグナミュージアムでは縄文中期中葉から後葉のヒスイ加工拠点遺跡「六反田南遺跡」企画展開催中!

 

二泊して石笛動画も撮影したが、守山さんと入れ違いに新聞記者さんが取材にやって来た。

週末に開催される「ヒスイ製クリスタルボウル里帰り奉納演奏会」の取材で、長者ケ原遺跡を案内。

モノ消費の対象としてのヒスイではなく、コト創出のヒスイとしてのヒトとヒスイのモノガタリを大いに語る。

新聞記者さんを案内したら、竪穴住居の燻し作業中。石囲い炉に炎が立ち上がる絶好のシャッターチャンスに喜んでいた。

 

遺跡から帰宅すると、見知らぬ男性がニコニコと待っていた。

聞けば在来種の種を配って日本一周しており、中越の友人の紹介で訪ねて来たとか。

種の行商?いいえ、全国に在来種の種を配る「種まく旅人の種蒔夫」です!http://happyhillcontest.seesaa.net/

訪ねた各地でも在来種の種を収集しているそうだ。

 

近代社会の在り様に疑問を感じ、種の問題を通して自分なりの世直し旅している種界の水戸黄門のような人だった。

資金源は自作の芸術作品を売って稼いでいるらしいが、元美術教師でフランスで芸術修行経験もある前衛芸術家という変わり種(笑)

美術史や造形談義、そして私の縄文とヒスイに取り組みであるヒトとヒスイのモノガタリで大いに意気投合して、再び長者ケ原遺跡を案内。

これから北陸、九州、沖縄方面に向かうのだそうで、どこかで会ったら話を聴いて、できる範囲で食事や風呂、宿泊などサポートしてやって欲しい。

2日間で3人も長者ケ原遺跡をガイドして、週末の演奏会でも大勢の参加者をガイドする私の本業はなんだろう?

ヒスイ職人というより、糸魚川の魅力をヒスイと縄文で語る縄文人(見習い)が職業になってきたような・・・。

ともかく千客万来はメデタイ!

そしてぬなかわヒスイ工房は、ヘンな人が集う梁山泊になりつつある。

 

 



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