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のようなモノではなく、平成の大首飾りを目指す・・・大首飾りプロジェクト

2018年04月27日 08時40分07秒 | ぬなかわヒスイ工房

大首飾りの最終打合せで上京。

仕事がらみなので初めて北陸新幹線を利用しての上京で、ちょっと大人になった気分(笑)

平日の夜でも東京の街は祭りのような賑わい・・・糸魚川じゃ祭りの夜でも出歩く人も少なく明るくもない(笑)・・・にしてもドンキはベガスの建物みたいですな。

 

発注者の伊勢松坂市担当者、監修者の國學院大學の内川隆志先生、それに現在の大首飾りの所有者である世田谷区二子玉川にある美術館の静嘉堂文庫との四者会談で、現在の進捗状況説明と課題と方向性のプレゼン、「のようなモノではなく、平成の大首飾りを目指します!」という所信表明。


昨年8月末に内川先生から大首飾り復元の話しを聴いてから、ここに至るまで7か月もかかり感慨無量。

あの当時はまだ内川先生とはメールのやり取りのみで面識がなく、私の作品を観た事も無い状態であったのに、大きな仕事の見積依頼をしてきた内川先生の度胸の良さに呆れたものだが、私のメール文面や質問内容だけで「この人だ!」と直感したそう。

流石に神主さんの学校の國學院大學の教授と感心したが、ご本人は考古学専門の無宗教との事。


行政の仕事を請け負うのも初めてだし、契約書を取り交わすのも初めて。


和やかに会談が進むうち、松阪市担当者達が「山田さんに任せて良かった!」と小声で囁き合っているのが聞こえて安堵。
問題意識の共有と共に在るという連帯感、なぜ今の時代に大首飾りを作る意義があるのかという認識の共有は必須だと思う。


大首飾りを身に付けてご満悦の松浦武四郎・・・彼は何を想って我々を動かしているのか?

玉類243点を繋いだ大首飾り全体図


初めて尽くしの大首飾りプロジェクトは、現在は知る人もいない失われた技術の再現実験の機会でもある。
意気軒高ではあるが、重圧も在る。




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