縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

杉玉・・・新酒販売を知らせる縁起物

2014年01月01日 00時26分21秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画





縁あって、年末に新潟県最古の酒蔵、加賀の井酒造さんの杉玉を交換した。



Pb200243

杉玉とは、その冬に仕込んだ新酒の販売を始めたという縁起物の看板だ。

加賀の井さんの杉玉は直径50㎝くらい。

持ってみるとズッシリと重い・・・5キロ前後ありそう。

Pc250259

古い杉玉。

 

屋根に昇ったら、針金で吊るされていただけだったので簡単に交換終了。

 

Pc250269

交換したばかりの新しい杉玉と、大きさ比較のためのパートのM嬢。

 

個人情報保護のために顔にモザイク入れたら心霊写真みたいになってしまったが、実物は至って美女です・・・念のため。


Pc250273


杉玉シスターズ・・・顔をモザイク処理したら化け物みたいですなぁ~(笑)

 休み明けが恐ろしい・・・。




古い杉玉は処分するというので、貰って分解してみた。

そこで昔の少年漫画雑誌に倣って、「冬休み大特集!杉玉大解剖の巻!!」



Pc290295


杉玉中央からノコギリで切り込みを入れてばらしてみたら、中央部を針金で縛った杉の束を十字に組んで、杉葉を差し込んであった。

最後はこんな感じ・・・5分ほどであっけなく解剖が終わったので詰まらん!

以前にテレビで観た杉玉の作り方は、針金で作った球体フレームに杉の葉を差し込み、最後は刈り込んで整形するという作り方だったが、加賀の井さんの杉玉のほうが作るのは難しそうだ。

という訳で新年最初のブログ更新は、おめでたい縁起物の「杉玉大解剖の巻」でした~。

本年もよろしくお願い致します!