縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

潮っ気・・・スマートで・目端が利いて・几帳面・これぞ船乗り!

2014年01月18日 21時30分18秒 | 日本海縄文カヌープロジェクト






夏に譲ってもらった壊れたシーカヤックの補修問題が少しづつ解決してきた。

方々に電話やメールで問い合わせても交換部品の適合品が見つからなかったのだが、何とか解決方法が見つかってきた。

なんせ20年前の古いアメリカ製カヤックだから仕方ない。

最も頭を悩ませていたのは船体FRPの破損だ。



糸魚川のサーフィン界の親分、ノブさんに相談したら能生町の「中村造船所」を紹介して貰えた。



恐る恐る忙しそうな中村造船所を訪ねてみたら、気さくな親方で安心。

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右が中村造船所の社長。俺は親愛の情を籠めて親方と呼ばせて貰っている。

親方も若い頃は俺と同じくウインドサーフィンをしていたそうで、マリンスポーツの話しで意気投合。

シーカヤックの状況を説明したら、意外にも安い見積りをしてくれた。

船乗りやマリンスポーツ関係者の間では、「潮っ気がある」という評価は褒め言葉だ。

旧帝國海軍でも、船乗りのあるべき姿を「スマートで・目端が利いて・几帳面・これぞ船乗り!」と教育していたそうだ。

即ち、気風がよくて話が早く、マメで面倒見の良い人柄が、海に携わる人々の望まれる気質・・・つまり船乗り気質といえる。

日本海縄文カヌープロジェクトを始めて、これまで潮っ気のある人達に随分と世話になった。


有難いもんだ。

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1月18日の土曜日、晴れ間を縫って造船所にシーカヤックを運び込む。

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雪が舞うなか、造船所の前で波乗りしているド根性サーファー発見。

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一階は30tのカニ漁船を造船中なので、若い衆に手伝って貰って四人がかりで三階まで搬入した。

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一階と二階は、ご覧の通りのでっかいカニ漁船が鎮座。豪儀なモンだ。

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三階に運びこんだ二杯のシーカヤック。二隻ではなく二杯という処が通なのだ。

四月になったら、生まれ変わったシーカヤックで海に出る。

は~るよ来い!は~やく来い!(糸魚川出身の相馬御風の作詞です)