沼津工業高校サッカー部

日々の活動や結果報告を掲載します。

沼津工業高校サッカー部

2016-07-07 10:13:12 | 日記
先日、サッカー部の機械科3年が資格試験の結果について報告しに来てくれました。
沼津工業高校の生徒の多くは卒業後に社会に出て行きます。部活も精一杯やりますが、同時に資格試験に挑戦することで将来を考える機会にもなるし、時間をうまく使えるようになってきます。
製図、技能士、電気工事士、工事担任者、測量士補など、ここでは載せられないほどの資格試験に挑戦する機会が沼津工業にあります。
それだけ、自分の将来について考える機会があるということかもしれません。

ただ、いつも伝えているのは、まず学校生活をしっかりやることが骨格を作るということです。骨格を作るためには、やるべきこと(義務)を徹底することしかありません。逞しくなった骨格には、資格というさまざまな武器は、見栄えもしてどこかで必ず役に立つと考えます。

沼津工業高校のようにサッカーに思う存分打ち込める環境は、最低限の義務を徹底することで作られます。

どちらかと言えば、部活は「義務」ではないと思います。部活以外の学生としての本分を頑張ることで、放課後のグランドで大好きなサッカーをすることができ、沼工サッカー部として名乗り大会で誇りを持って戦うことが許されるのだと思います。
学校の中や外で、ピッチ上の選手の姿を知らない多くの人たちから応援されることが、強い誇りを持つためには重要だと思います。

資格試験は時として落ちることも教えてくれます。嬉しいことに先ほどの機械科のサッカー部は全員合格でしたが、中途半端な努力では駄目だとか、努力したもの全てが結果が出るわけではないということを肌で感じることができます。

努力したもの全てが結果を出せるわけではありませんが、結果を出したものは必ず努力をしています。

サッカーも同じ、好きだから努力するのは当たり前。チーム内でも同じことが言えますし、他のチームに対しても同じです。
仲間よりも努力しなければ、試合に出場できません。今出場できなくても、仲間より努力していればどこかで逆転するかもしれません。
勝ちたいと思っているチームより練習しなければ、そのチームには永遠に勝つことはできません。

高校生活、高校サッカーは有限です。
でも1人ひとりの取組みで可能性は無限です。

夏がまた始まります。
卒部するときに「あの夏はとてつもなかった」と思えるような2度とないものにして欲しいと思います。