釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

京都散歩(その5・三条から四条)

2006年08月03日 05時00分08秒 | 旅日記
三条堺町の「イノダコーヒ」から東へ向かう。
新京極を過ぎて、三条河原町、そして三条大橋へ。
ご存知ここは東海道の終点だ。もちろん起点はお江戸日本橋。最近どこかのテレビ局で東海道五十三次を歩いた元サッカー選手がいたが、本当に頭が下がる。でもそのうち歩いて見たい気持ちもある。〈冗談ですから。)
[その番組→街道てくてく旅]

三条大橋の脇から河原の中洲に下りる。


三条大橋

先斗町を川側から臨むように南へ下がる。先斗町歌舞練場の背面や店から鴨川に張り出した納涼床を背後から望む形になる。



怪しい雲行きだけど、本格的な雨にはならなかった。遠くの山も霞んでいる。
川の中には鷺の姿や水に戯れる犬、土手には楽器を演奏する人や語らう人など大都会と自然が同居した風景だ。
南に向かうと四条大橋だ。左手に懐かしい南座も見えてきた。


四条大橋と南座


四条大橋より鴨川の上流を望む

四条大橋に上がり、鴨川を渡る。以前は渡りきったところに京阪電車の踏切と京阪四条駅があった。今は電車は地下にもぐり、広い通りになっている。川端通である。
橋のたもとは四条河原。そう阿国歌舞伎の発祥の地である。私の恩師の小笠原恭子先生が先年なくなった野村万之丞さんと阿国歌舞伎を復元し、『復元・阿国歌舞伎』として2003年に上演した。今は阿国の像が建っている。
(上演時の模様は祇園のホームページに掲載されていた。『復元・阿国歌舞伎』の公演当日の模様
上の四条大橋からの鴨川の画像の場所で行われた。


出雲の阿国像

ここから東が祇園。
次回は祇園のお話である。
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