NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

ホスピタル・プレイ講座(第1回)を開催しました

2014年12月25日 | 日記
12月14日(日)、三鷹ネットワーク大学推進機構にて、
「ホスピタル・プレイ講座‐子どもを理解し、子どもにやさしい医療を実現する方法を学ぶ‐」
の第1回を開催し、全国から23名の方が参加して下さいました

第1回の講師はノッティンガムこども病院で腎臓泌尿器病棟担当のHPSである
Claire Hardy(クレア)でした。
クレアは普段、透析や移植を必要とする子どものホスピタル・プレイを専門に行っています。

講座では、「移植のためのプレパレーション」、「子どもが困っていることを話したり、
肯定的な考え方を促進する方法」、「薬の服用を助ける楽しい方法」の3つを
子どもの権利擁護に重点を置いた楽しい演習を交えながら進めてくれました。

クレアの講義とワークショップは、シンプルでわかりやすいのに、
クリエイションとイマジネーションに満ちあふれ、緻密に計画された遊びでした。
改めて遊びの奥深さを実感しました。

参加者の皆さんからは、
「前向きに治療に取り組めるような具体的な関わり方を学ぶことができた。」
「すぐ実践につなげられるような内容で参考になった。」
「日本との違いを感じた。子どもにもっと話を聞く必要があると感じた。」
という声が聞かれました。
皆さんに満足して頂けたようで、クレアも「また日本に戻って来たい!」と喜んでいました

    

    

関東近郊はもちろんのこと、遠方からもご参加いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。

こちらの講座は、第2回は1月25日(日)、第3回は2月8日(日)に開催されます(講師、内容は変わります)。
お席にまだ若干の余裕がありますので、興味や関心のある方は、是非お申込みくださいね。


※この事業は、三鷹ネットワーク大学推進機構「民学産公」協働研究事業、
公益財団法人三菱財団の助成により実施しました。