Storia‐異人列伝

歴史に名を残す人物と時間・空間を超えて―すばらしき人たちの物語

うすいのおもい

2013-02-17 14:28:15 | なんでもあり・ファミリー

「季節はなぜあるの?」とかんがえたことがあったけど、あれからもうさらに7かいも太陽のまわりをまわってしまった。そのあいだに、みんしゅとうせいけんなど彗星のようにあっけなくきえたのか、はたまた、隕石のように空中ではれつしたのか、まあそれはおいといて。にじゅうしせっき、りっしゅんのあとは、うすい、こういうことばは漢字でないとわかんない、二十四節気、雨水、そらからふるものが雪から雨にかわり、雪がとけはじめるころのはず、ちほう都市のまちはずれ、とけない雪がまだたくさん。きのう、病院行き来もさむかった、きょうは青空、ほんとうの、春よこい。

うぐいすいろのめじろも来ているようだ。いつも干し柿ばかりじゃね、きょうは、らふらんすにしようね、食べどきがむずかしかい果物、もはやそれをのがしたので、きみたちにあげるよ。

半世紀もおせわになっている名物監督せんせいも、つまの母親「おばあちゃん」も、ずっと病院のなか、もうすぐあったかくなるんだから、きっとよくなってよ。たすけも、がんばってる、げんちゃんもアトピーで2週間ごとに診てもらってよくなってる、でもかれらのくすりの高すぎることといったら。

そんなこんなでずっとあたまがへんらしく、きらくに週刊誌ながめていたこの数ヶ月。がんばりますっ、元きゃんぎゃるさゆり嬢が当選ばんざいヘソ出しさーびすとか、ビジュアルなところはよしとするが、斜めからの、ひにくっぽい記事ばかり、なのでもう厭きた。月刊誌はどうかと、文藝春秋をじつにひさしぶりに買った。早稲田で、寺山修司の1、2級下、幼女からそのまま老人になりました、とおっしゃる黒田夏子じょしが、「abさんご」で、早稲田文学新人賞につづいて、芥川賞、75歳にして文壇デビューとか。「・・・生きているうちに見つけてくださいまして、ほんとうにありがとうございました」と、受賞のことば、よこがき、ひらがな、すぐに影響されてまねしてみる。だが、声に出してもここちよく、ことばのリズムもたいせつにした表現のオリジナリティには、半世紀の時間もないほうされているのだ、ふざけてはならない。むむ、そうはいっても、おもしろいことだ、よこがきだから、雑誌ではうしろのペーじから逆によんでゆくことになる・・・

このところ、すとーりーがあって、なにかずっと考えているような、ふしぎな夢をひとばん数回もみたりして、頭脳がかんぜんに休んでいないような気がする。いいだばしから神楽坂あたりぐるぐる歩いて、ここだよ下宿と、りっぱだがふるそうなかまえの家の二階にあがっておともだちと遊んでいた、というものがたりがきのう。どうして行ったことも見たこともない画像と、能書きが湧き出るのだろう・・・

くったくなくげんきなのは、ムスメだけか。まだ画学生のひよこのはずだが、今週19日から個展をやるそうな。アクリル絵の具メーカ主催のコンテスト、そのときのごほうびらしい。げーじゅつや、だいとかいのけんそう・・・ろっぽんぎでの個展なんか、まるでべっせかいのできごとのようなのだけど・・・

 リキテックス アートプライズ 2012 準グランプリ展 佐竹真紀子 個展  「いつか芽吹く日に」  2013年2月19日~3月9日 / GALLERY TRINITY 

 リキテックス アートプライズ 2012

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(以下、おやじぎゃらりい:こてん・ぱん)

              

この冬もいっしょに過ごせてありがとう          昼寝ても夜も眠れる不思議さよ

 

     

通院はストレスなれど優等生               おんぶ好き子猫がもはや不惑とか

 

          

 寒風におよぐ身しらず鳥の餌             この庭でよくも孵れり蝉五匹

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