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Storia‐異人列伝

歴史に名を残す人物と時間・空間を超えて―すばらしき人たちの物語

Allegro vivace

2006-01-15 19:42:39 | 音楽・芸術・文学

毎日気温が変わるなあ。小寒と大寒の真ん中だから中寒かな?
ボクたすけ、どれ、ストーブに前で椅子占領して、
ご主人がイタリア語のHさんにいただいた、カルロス・クライバーを聴くか。
ハクのやつはファンヒータのそばの洗濯物の上、ずり落ちるなよ。

生きながら伝説のひとであった、というCARLOS KLEIBERの十八番である、
ベートーヴェンの交響曲第4番。バイエルン国立管弦楽団、1982年5月ミュンヘン。

楽譜は読めないが、イタリア語はpoco poco
Adagio - Allegro vivace
Adagio
Allegro vivace、Un poco meno Allegro , scherzo
Allegro ma non troppo

交響曲第4番、
「2人の北欧神話の巨人(3番と5番)の間にはさまれたギリシアの乙女」
うん、なるほど歯切れよくって、なかなかイキイキ。

ボクは、いい音楽でうっとりしてきたよ。

*************

ベートーヴェン:交響曲第4番
バイエルン国立歌劇場管弦楽団, ベートーヴェン, クライバー(カルロス)
キングインターナショナル

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三浦ファミリー!

2006-01-09 12:49:27 | なんでもあり・ファミリー

三浦敬三さんがお亡くなりになったのを知りました。( 「そのままVon」君のブログにて)
プロスキーヤー、冒険家の三浦雄一郎さんのお父上。
2003年、99歳でモンブラン山系最長のフランス・バレーブランシュ氷河滑降
2004年、百寿の記念、ロッキー山脈滑走。
孫、三浦豪太氏はキリマンジャロ最年少(11歳)登頂、長野五輪、ワールドカップなど日本モーグル界リーダー的存在。
なんともすごい三浦ファミリー。
「ミウラ・ドルフィンズ」トップには三浦敬三さんの訃報、平成18年1月5日、101歳、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


昨年夏、三浦雄一郎さんの講演を聴く機会がありました。
敬三さんが春山での転倒大事故での小康を得られたなどと、お父上のことにも触れられていました。スキー、写真、それを支える体力と健康を自分で作り出した人だったのです。ウォーキングは毎朝、体が温まってくれば走る、年間120日はスキー。
手作りのスペシャルドリンク。(ゴマ、黄粉、てんさい糖、殻ごと酢たまご、ヨーグルト、牛乳を混ぜたもの)
「口開け運動」は、口を開けて舌を出す、テレビで見た雄一郎氏はあきれ、かつ感心されたということでした。
「100歳のスキーヤー・三浦敬三さんの食事に拍手喝さい」というのも見つけました。「健康は目的ではない。スキーをしたいために、日夜、努力しているのだ」

雄一郎さん自身も60才前後は多忙な毎日、太りすぎの股ずれで、歩行にも支障をきたすほど!ハイキングの六甲山も途中であきらめ、これはならじと、ここから5年かけての体の作り直しを決意、目標はエベレストにする!(ここが凡人との違い!)
錘のついた靴で、リュックを背負い明治神宮など都内を歩いてトレーニング再開、2003年5月22日 世界最高峰エベレスト山(8848m)、次男豪太氏とともに登頂。エベレスト登頂最高年齢記録(70歳223日)及び、日本人初親子同時登頂記録とのこと。 

あらためて三浦敬三さん、後半生だけでもこの足跡!特にロッキーなど、すばらしい人生でしたね。
1955年 ( 51歳) 青森営林局を退職。
1964年 ( 60歳) 念願のアルプス撮影行(初の海外イタリア)。
1974年 ( 70歳) ヒマラヤのシャングリ氷河滑降。
1981年 ( 77歳) キリマンジャロ登頂、スキー滑降。
1985年 ( 81歳) シャモニー・ツェルマット間90キロ踏破。
1992年 ( 88歳) ヨーロッパアルプスオートルート完全踏破。
1994年 ( 90歳) モンブラン・バレーブランシュ 5度目の滑降。
2003年 ( 99歳) 白寿、親子三代でモンブラン山系ヴァレブランシュ氷河滑走6度目。
2004年 (100歳) 百寿、親子四代と170名の家族・知人たちとロッキー山脈滑走。

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季節はなぜあるの?

2006-01-07 12:11:32 | なんでもあり・ファミリー
地球が太陽の周りを少し傾きながら回っているからですね。
この地軸の23.5°の傾きのために地球の位置によって太陽の光が地球を照らす角度と時間が変わるんですね。夏は太陽は真南を見て約78°の高いところから長い時間地面を照らしてくれます。でも冬はおひさまが31°の斜めからしかあたらず陽の差す時間も短いので、これじゃ寒くなるわけ。
夏至6月21日はおひさまが14時間35分間も照らしてくれるのに、冬至12月22日では9時間45分間、いまごろ小寒1月5日では9時間51分ぐらいなのでしょうか。(これは東京の時間で)

昔の中国の人は太陽が春分点を出て再び春分点に達するまでの360度を24等分して15日づつですね、それぞれの季節に名前をつけましたよ。二十四節気(にじゅうしせっき)といいますね。中国の気候が元なので日本の気候とは合わないときもありますが、話題がなくなって困ったときの新聞によく出てくるんです。
小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立冬、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至。

地球が太陽の周りを1周するのにちょうど1年(あたりまえだ、のクラッカー!)、春夏秋冬がきますね、日本は南北に長い国、山あり谷あり、これでまたまた変化が大きくなって、それぞれの地域の季節も違った豊かな様相に。いい国ですね、美しい日本の私!?

ボクは小寒1月5日の生まれ、もう56回も太陽の周りをまわりましたよ。陽が当たるのかあたらないのか、ヤマありタニあり、まるで季節と同じようですね。
そのうえ地球は毎日1回転するのですからボクの日々も目が回るようですなあ。えッ、ボンヤリじゃないかって、そんな見方もありますね。

1月7日の朝は、無病息災を願って七草がゆを食べましょうね。
春の七草、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ...これぞ七草。最近はフリーズドライもありますよ、今からでもどうぞ!?

**********
季節の花300 ⇒ 春の七草(はるのななくさ)
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GIOVEDI...

2006-01-06 22:56:59 | Viva Italia
 
イタリア語勉強会は木曜夜なのでサークルの名前はGIOVEDI、今年初めてなので、きのう5日は新年会Una bella festa! Buon anno!

仙台市は国分町。
OSTERIA Cucinetta 時間は7時から 予算はX千円くらい(飲みぐあいで若干増えるかも・・)Cさんのお友達がやっている北イタリア料理のお店です。貸し切りにしてくれるらしいです。」とのKさんから案内メール。ボクFelice、この日では、ボクのお誕生祝いですね。

M先生とは、道でばったりBuon anno!寒いから早いけど入って待ってましょう!若い元気なシェフとおしゃべり。イタリアで料理学校や修業、「お金たまったらまた行きたいですね」。肩の凝らない雰囲気で、それでいてしっかりしたお料理の数々!黒トリフなんかも厚切りで大サービスしていただきました。

クレモナやモテギ!?でレースカー写真Nさん、マスコミ関係で超多忙Aさん、オペラや交響楽団もやるHさんはいつも終わる頃駆けつけるが本日は、はじめから!
Cさん、calcioとヨガ、 FIFA WorldCup2006 日本:オーストラリア戦チケット取れれば、どこでDove? カイザースラウテルン、これじゃ思い出せないね。

いつも幹事役のKさんの週末はなんともすばらしいステンドグラス・ランプ工芸、ご兄弟がイタリアにいるTさんは茶道、今度は着物で来てね!  あ、あと無芸・無害の読書人のオジサンN坊だけイタリアはあまりに遠し!でも、本日はデザートにはローソクもサービス。
これで何人?せいと7人では、もったいないなあ。

イタリア生まれのきれいな先生は大学講師や他の講座もお持ちなのに。このあいだルネサンス期の才人ピーコ・デッラ・ミランドラ調べていたら、イタリア語原著の日本人による優れた邦訳への賞のことが。せんせいのご主人が一昨年受賞と伺ってびっくり!でもロバの話で新プラトン主義哲学...??
 
みなさん、それぞれ面白いことなさってますね!!本年もよろしく!
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「高安犬」

2006-01-01 20:27:27 | 柴犬の日常

 
明けましておめでとうございます。

今年はいぬ年。
新聞の河北新報2006.1.1「東北交流ワールド/TRY東北犬」に忠犬ハチ公などとともに「高安犬」”チン”の話が載っていた。「高安犬」(こうやすいぬ)は山形県高畠町高安周辺にいた地犬の日本犬。勇敢で疲れを知らぬマタギ犬だが昭和初期に絶滅してしまったとの記事。母方祖父は高畠のお寺の出、この犬とも祖先はつき合っていたのかもしれないと...

戸川幸夫氏が”チン”をモデルに「高安犬物語」で昭和29年に直木賞。
熊に挑むマタギは弱い犬なら殺す。この”チン”はマタギの「吉」の選び育てた名犬であった。高安犬保存のため旧制山形高生の「私」や周囲が説得し譲り受けるが、エサも拒否、山形市から脱走する。山を知り尽くした犬は、蔵王を宮城県側に峠越え、遠刈田、七ヶ宿から山形側に入り高畠の隣、マタギ「吉」の住む和田村に戻る..

日本犬保存の活動は天然記念物指定の功績あったが日本犬を大中小三種の類型化中心で日本各地の地犬の保存までには至らなかったという。
”チン”の仔も残念ながら取れなかった。

さて、柴犬ゲンちゃんの祖先は信州や山陰あたりで何獲ってたの?今年も、陽気でいいなあ!昭和33年戌年の正月は茶いろの雑種「ぺス」、小学2年生のボクしゃがんで、垂れ耳をなでて今年はお前の年だねと言ってやったのが干支を意識した一番古い記憶。

*******
「地球人ライブラリー 高安犬物語/爪王 戸川幸夫 小学館ISBN4-09-2510005-5」

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