感じるままに

ポーランド ボレスワヴィエツ、クラクフ各都市と産品の紹介。欧州現地事情やニュース、隠れたスポットの紹介。

EU 労働者の自由な移動

2011年08月07日 15時31分41秒 | 報道
少し前に始まった事ですが2011年5月1日よりEU加盟国中8カ国の
労働者はドイツでの自由な労働(労働ビザ無し)が認められるようになりました。

適用国は以下
エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、スロベニア、ハンガリー

これによって多くの若者がドイツへ仕事を求めて移動する事になりました。
ドイツは今まで多くの外国人労働者を受け入れており、特にトルコからの受け入れが多くありました。 彼らの多くは肉体労働的な職につきドイツの下支えをして来ました。
昔は評判の良かった"Made in Germany" ですがドイツの製造業の工場
の現場に行くと現場で物を作っているのはトルコ、ギリシャ等の外国人労働者です。

"Made in Germany and made by foreign workers"という原産国表示にして欲しいくらいです。
日本でも中国人労働者をたくさん雇用している工場を見かけたりしますがその比ではありません。

今回の措置によってドイツの労働者国籍マップが変わるのかはわかりませんが一方でEUの強固な確立と継続を考えるならば良い事でもありますね。
反面将来隣国との生活水準が均衡すれば労働賃金の上昇=製品価格
の上昇=国際競争力の低下ということになる可能性もありますので
しばし静観が必要です。

3年前にポーランド人がイギリスへ大挙押し寄せポーランド国内の
労働力不足に陥ったような騒ぎにはなっていないようですが他の
国で同じ現象が起こっても不思議ではありません。

変化の後、落ち着くまでは最低数年の時間が必要ですが良い方向へ落ち着いて欲しいと願っています。



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