感じるままに

ポーランド ボレスワヴィエツ、クラクフ各都市と産品の紹介。欧州現地事情やニュース、隠れたスポットの紹介。

ドイツ ICEの大誤算

2010年07月19日 13時32分27秒 | 日記
帰国以来超多忙で既に秋の準備に入り滞在中の記事のアップもままなりませんが連投を望む声がありま
すので簡単に気になった件をお伝えします。
日本から多くの方が訪れるドイツ。 この国は車社会であのヒットラーのプラスの遺産と言われるアウトバーンのある国です。
近年環境エコへの関心から鉄道を利用する旅客も増え始めましたがそれに水を差す問題が起こりました。
高速鉄道と言えば日本では世界に誇る新幹線がありますがドイツにはICE(Inter City Express)という新幹線に匹敵する最高時速280kmの列車があり隣国を含む各都市を結んでいます。

ところが先週シュトゥットガルトで走行中のICEのエアコンが停止し、車内が異常に高温となり車内で不調を訴える乗客が続出。 停車駅で救急車の大量出動の騒ぎとなりました。
原因はなんとICEのエアコンは冷却容量が少なく外気温が32度以上となると停止する
仕様となっていました。
近年ドイツを含むヨーロッパでは毎年異常気象で夏は40度近くになることもしばしばで
今は32度など当たり前の世界です。
昨年も発生していただけに手を打っていなかった鉄道側に非難集中で「いったい誰が32度で停止する仕様を決めたのだ」とメディアも同調して取り上げていました。

翌日鉄道側が「原因は異常気象のせいで仕様を決めた時にはこんなに気温が上昇することは予測不可能だった」と説明。
責任逃れだ、と更なる非難の声が上がりました。

さらに翌日ドイツのメディアは日本の新幹線を例に挙げ「30度超えが頻繁にある日本では
エアコンの容量は高く乗車率200%近くになっても効果的に働いている」とドイツ鉄道側の配慮の無さを非難しています。

記事はここ

先週の土曜から40路線でエアコンは停止したまま。

ヨーロッパではよくありがちなことと思いますが関わったら大変です。
この夏ドイツへ旅行へ行かれることを計画している方にはICEを利用する場合、事前にエアコンは動いているか確認することをお勧めします。

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