●予想は、思いっきりはずれましたね。浅沼くんお見事m(_ _)m最後まで下半身の安定した投球で1失点に抑えきりました。旭南は打力はそうでもありませんが、走塁で点を稼ぎましたね。旭川南ナイン優勝おめでとう!
(駒)小林、白崎-松本 ●駒大岩見沢は、予想どおり小林くんが先発で、4回に白崎くんにリレー。おそらくこの程度の失点は佐々木監督の想定内だったと思いますが、浅沼くんを打てなかったのが敗因のすべてでしょう。浅沼くんの速球やカーブの切れ味がよく、外側に投げるスライダーも効果的で岩駒のバッターがうまく対応できませんでした。守備も旭川南の方が全体に安定していた印象です。 ●小池監督は、旭川龍谷の監督、鵡川の部長以来の甲子園出場がほぼ確実。今日のインタビューでは、「北海道内にもまだまだ打てないピッチャーがたくさんいる。明日からまた課題の克服のため練習を始める」とまったくうかれたところがありませんでした。この辺は駒苫効果でしょうね。これまでなら、甲子園出場を確実にして、「選ばれたら頑張ります」的なコメントが多かったのですが、甲子園出場に満足せず出場を前提にして「甲子園で勝ち進む」ことを各校が目標にし始めた表れだと感じました。 ●決勝を見る限り、両チームとも打力、守備力ともまだまだという感じ。旭南は、各ブロックの優勝校が集う神宮大会でその差を体感することになるでしょうが、センバツ甲子園まではまだまだ時間があります。まず、とにかくたくさん食べて体を大きくして、しっかり練習して力をつけてください。旭川南という公立高校が優勝したということは、しっかりした指導者がいれば、私学強豪あるいはそれに匹敵する練習環境を持ったチームじゃなくても、甲子園のチャンスはあるということを証明しました。「勝ち上がる」ことを目標した春のセンバツの戦いを楽しみにしたいですね。 ●逆にいうと、俗に言う「私学強豪」の各チームは、恵まれた環境にありながら、旭南の後塵を拝したということで、「いい選手が分散している」なんて泣き言はいわず、個人個人のレベルを上げてさらに競い合い研鑽して、ここ3年間の駒苫レベルのチームが複数出てくるくらいガンバッてほしいですね。 →秋季全道高校野球大会・準決勝の結果
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