Handbike Team WILD HAND Over35

車いす・ハンドバイクの販売、メンテナンス、シーティングの「WILD GATE」の情報発信の気ままなBlogです。

ハンドバイクで草津ヒルクライム

2009年09月08日 | ハンドバイク

集合場所の草津運動茶屋公園にAM7:30ごろ到着。意外とこの時間に人が多いのにはおどろいた。さすが観光地。


ハンドバイクで参加予定の5名がそろうと、スタート地点の駐車場に移動。

 
実際は草津の温泉街をパレードラン5kmを含めた距離が18kmなので、計測の始まるスタート地点から頂上までの距離は13kmぐらいなのかな。最大斜度10パーセントで平均斜度が6パーセントのコースの始まり。先頭の二人のレベルはかなり高いので、ぐいぐいと登っていき、あっという間に見えなくなりました。(奥村氏、涼しい顔で曰く、「いい練習場所だね」・・・おいらは必死だったのにぃ(T△T)))だとか。さすが王者だ。
 
スタートしてすぐに、ギアが売り切れました(>_<)あぁ・・・や・ばぁ・・・い。ここから絶望の坂道が延々13km続くのかと思ったら、うんざりしてきたけど、うーん、止めるワケにはいかんし・・・おいらのチェーンリングはレースフェースの48/34/20と、カセットはXTR 12-34の組み合わせ。これで今回は助けられた。そう、辛抱強く回せたのである。パワーと持久力が非力なおいらは、重いギアでゆっくりなケイデンスよりも、日頃から軽いギアで回して走る方が楽なタイプなので、肘に負担のかからない軽いギアで前半を登ったので、後半もへたばりながらも登りきれたのだと思う。おいらの後ろを走っていた二人は、マウンテンのギア設定ではなく、実はロード系の重いギア設定で回していたので、もし同じようなロード系の重いギアの設定だと、おいらは登れなかったと思っている。うん、ギアの設定はコースによって変えるのは、ハンドバイクでも当たり前のように重要項目なのだね。これも作戦のひとつになっちゃうのかな?

  
まったく平地はほとんどありません。画像では下りのように見えても、じつは登り。視覚の感覚がおかしくなってくる。そう、平地に見えるから、水分補給のため、グリップから手を離すと、たちまち止まってしまいます。常にクランクを回し続けないとダメなのだぁ。

   
いつも思うんだよね・・・なにやってんだろ?車で走ればわずか数分の場所に、はぁはぁ汗かいて、自虐的な苦しい思いして行かなきゃなんないんだって。

    
でもねぇ、面白いんだよ。なんかおもしれーんだよ!

    
こーして、排気ガスもまともに浴びちゃうけど、ハマってるジャンキーにしかわからない、快感があるのかもしれないね。

   
ほら、この景色。たまんないでしょ!ここ、登ってきたんだぜ。

    
後半、あと3kmぐらいの所だと思うけど、やっぱ休んでます。もういっぱいいっぱいで、回せなくなって・・・工事中の2箇所と他2箇所と途中で止まりましたよ。ちょっと休むと回復するので、また登ることができたよ。止まると走り出せなくなるんじゃないかって不安があったけど、休んで正解。

   
頂上付近になると、勾配もゆるくなり、それと同時に征服感と満足感で、クランクもなぜか軽快に軽くなってくる。

  
参加者全員、登りきりました。記念の一枚・・・あれ?3人じゃん・・・ええ、先頭の2人はおいら達が到着する40分ぐらい前に、下っていってます。早っ(>_<)


そして下りです。2時間半もかけて登ってきたのに、わずか数分で下ってしまう、これもヒルクライムの醍醐味なんだろーね。

今回のヒルクライムで、思ったほど筋肉痛のでていない。乗り方が良かったのか、それとも・・・数日後に動けなくなるぐらいの疲労が襲ってくるのか?

どう?登ったみんな、体調は?


んでね、9月の連休。せっかくなので、走ります。前にも公言してたけど・・・そう、檜原湖周回。暇な人、いっしょにどう?