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nonocanonoco

お久しぶりです。またよろしくお願い致します。

この一ヵ月半のこと全般について

2009年09月22日 | Weblog09
 無事に終わったようですね。4人とも無事に生きてて良かった・・・。本当に辛い中、よく頑張ったと思います。

 以下、「この一ヵ月半のこと全般について」私の思うことです。特定の個人を中傷する意図はありません。ただ「もしかして私のこと?」と不快な思いをさせてしまう可能性がありますので、嫌な予感のする方はこの先読まないでくださいね。あらかじめ警告しておきます。

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 「悲しみが感じられない」「武道館でライブやりたがっているだけのように読める」と非難された先のバンドの公式コメントに関して、私は全くそう思わなかった。あれはあえて悲しみを抑えたものを出したのでしょう。悲しくないのではなく、支えてあげられなかった、自分たちにも責任があるのではないかと思う以上、悲しいと言ってはならない、自分たちに悲しむ資格はないと思ったのでしょう。

 だいたい一緒に頑張ってきたメンバーが亡くなって、悲しくないはずがないじゃない。なんでそんな当たり前のことが分からないんだろう?突然の逝去のショックが残されたメンバーへのバッシングになって、私はメンバーが可哀想でしかたなかった。「メンバーが死なせた」「悲しみが感じられない」「武道館でライブやりたがっているだけ」とか、なんでそんなことが言えるんだろう?匿名の掲示板や個人のブログだからって何を言ってもいいわけじゃないし、お友達同士のお喋りなら伝わる人数も限定されるしその場限りで終わるけど、ネットに書き込んだものは不特定多数の目に触れるし形として残るのに・・・・。なんでファンが残されたメンバーをさらに苦しめるようなことをするのか理解できないと思った。

 「ご家族のコメントが胡散臭い」「本当に親族か?」とか、たとえ疑念を感じたとしてもどうして今しばらくは静かに見守ることができないんだろう。そういう自分の思いつきや憶測を書いて、誰を幸せにできるというんだろう?今辛い思いでいるメンバーやご親族の心をさらに傷つけるだけだし、それは故人を苦しめることにも繋がるでしょうに。別に疑念を感じるな、素直に受け止めろって言いたいわけじゃなく、疑念を表明するにもタイミングがあると思うのです。どうしてバンドが活動を再開するまで、せめて四十九日が過ぎるまで待てないのか。ご親族がうっかり読んでしまったら何て思うかくらい想像できないんだろうか。

 「ファンを安心させるためにメンバーは早く公式コメントを出すべきだ」「いつまで黙り込むつもりだ」と責めたり求めたりするばかりで、どうしてファンの方こそメンバーを思いやる気持ちをもてないんだろう。沈黙が長引いたのはそれだけ衝撃と悲しみが大きいからに決まってるじゃない。ちょっと前まで「大好きです。応援してます」って言ってたのが一転してこんなバッシングの嵐で、私がメンバーなら人間不信になると思った。バンドマンがバンドを頑張るのは音楽が好き、自分自身の夢のためっていうのが一番大きいでしょうけど、自分たちの音楽をお客さんと分かち合いたい、応援してくれる人のためにも頑張りたいって気持ちも絶対あるはずなのに。一番辛い時にファンが追い討ちかけるなんて・・・。

 kはともかく、私はずっとHくんが死んじゃうんじゃないかと気が気じゃなかった。正義を振りかざして騒いだ人たちはそういう可能性も考えてたのかしら?それで故人が喜ぶとでも思ったのかしら?こういうのは何が原因、誰が悪いというものではないし、そもそも大人の男の人が自分で選んで決めた道なんだから、外野が後から出てきてとやかく言う話ではないと思います。支えてあげられなかったという意味ではみんな一緒なのにねえ。騒ぐ人がいてそれに便乗する人がいたからご家族のコメントだって早々に出さなきゃならなくなったわけだし、誰のための何のための正義なのかさっぱり分かりません。

 ここはMMのファンブログで、その流れでkや前身バンドや今バンドであるVについても書いてたけれど故人については全然詳しくないのに、逝去以来アクセス数が跳ね上がってしまっていました。おそらくこれまでvについて書いてたブログはどこも同じ状況だったんじゃないかと思うんだけど、私の更新を待っている人がいるとして、でもそれがメンバーをバッシングしてるのと同じ人かもしれないと考えると・・・嫌でした。

 もちろん静かに見守っていた人も多いでしょうし、連日同じ人が掲示板やブログで暴れていただけで実際にはごく一部の人だったのかもしれないけど、Vのファンはバンドがメンバーに死なれるということを、人が亡くなるということを軽く考えていると思います。ファンよりメンバーの方が悲しいし辛いに決まっているのに。本当ならこういう非常時はメンバーとファンが一丸となって乗り越えなきゃならないはずなのに。興味本位に騒ぎ立てるばかりで、あまりにも思いやりがない。

 こういうことを書くと「kファンだからそう思うのよ」とか「事務所の対応やメンバーの公式コメントが遅れたのが悪い」とか言われるかもしれないし、k好きなのは事実なので反論のしようがないのだけど、メンバー個別のコメントが出るまでにかかった日数ってたった16日よ?どうしてたった2週間ちょっとの間をバンドのCDを聞いたりDVDを見たり故人のインタビューを読み返したりしながら、静かに待つことができなかったのかと思います。当事者と部外者では時間の流れ方が違うはずだし、メジャーデビューしてわずか2ヶ月でメンバーが亡くなるという前代未聞の事態に当事者たちがパニックに陥ってることが、その後ネットでのファンや関係者のバッシングがさらに彼らの心をズタズタにしたであろうことが、なんで分からないんだろう。どうして信じて待ってあげられないんだろう。

 私自身このブログでいつも言いたい放題言ってるし品のない人間だけど、それにしても目に余ると思いました。失踪や脱退や解散や逮捕など色んなことがバンド業界では起こるけれど、それと逝去は全く別モノだと思います。いい年してビジュアル系バンドのことで真剣に怒ったりして我ながら大人げないと分かってはいるんだけど、私はこの一ヵ月半のこと全般に関してこのように思いました。本当に残されたメンバーが気の毒です。

どんよりと・・・

2009年09月20日 | Weblog09
 なんだかつくづく私はもうバンギャじゃないんだな・・・と思いました。バンドじゃないけどロックな某アーティストを観にいったんです。好きな音楽で、良いパフォーマンスで客席大盛り上がりだったんだけど、私はついてけないな~と思っちゃった。前にVersailles観にいった時も思ったんだけど、人ごみ嫌いだし、爆音嫌いだし、照明がチカチカするのも怖いし、狭くて暗いところ嫌いだし、綺麗好きってわけじゃないけど汚いの嫌いだし。私はライブハウスに向いてない・・・・。

 そもそもライブ行って汗かいたことないし、最前列も経験ないし、後ろのほうで静かに見てるだけで煽られると下向いちゃうし、一人で部屋でヘッドフォンつけて聴くのが好きなのかもしれない。ロックの「音楽」は好きなんだけど、ロックの「精神性」は私と相容れない・・・。それはもう10代の頃から分かってたんだけど、実感しました。もう駄目かも・・・。

 ハタチ過ぎても、30過ぎてもずっとライブハウスでロックをやり続けられる人も、盛り上がれる人もすごいな、と思います。よくそのテンションを維持できるよね・・・。私はもう駄目な気がするんだけど、人生80年の時代にこの歳で脱落するのもなあ・・・・と思ったり。でも行きたくないものにお金出して頑張って行くっていうのもね・・・。

 私がテンション低いだけなのかな?でも18かハタチかそのくらいの時期で、バンギャの大半は上がりますよね。私はそこで上がったような、上がらなかったようなって微妙な感じで。遠征はしないし地方ライブも必ずじゃないけどたまには行くって感じでここまで来てしまったのだけど、ここへきて本当にもう無理なんじゃないかと思ってしまいました。

 J popが好きな人はコンサートに全く行かない人も多いし、そういう感じで音源だけのロック好きっていうのもアリなのかな。このブログご覧になってる25歳以上の方にお聞きしたいです。皆さんは、どうですか?

ツアーTシャツ

2009年09月18日 | Weblog09
 B**K-T**Kの秋のツアーのグッズが発表になりました。すごいよぉ。バンドのグッズを見てこんなに衝撃を受けたのは初めて。涙が出るほどヤバイです。

 積年の疑問なんだけど、ツアーTシャツ及びリストバンドってライブ中に着用する以外はどうしたらいいんだろう?パジャマ以外の使い道はあるんでしょうか?私は完全に箪笥の肥やしです・・・。

 表にババーンとドクロ、裏に「B**K-T**Kメメントモリリバースツアー」なんて書いたTシャツ、外に着て歩けないよねえ。もう一つのほとけさま柄のTシャツもすごいんだけど、櫻〇さんデザインのがもう・・・!!

 ファッションセンスがアレなので評判の櫻〇さんに、なんで洋服のデザインを任せるのよぉ~。ご本人がウケを狙った以上のヤバさがあるよ・・・。ライブ行ったらアンコールで、ご本人がアレ着て登場するのかな・・・。見てみたいような絶対見たくないような・・・。ご自身の華麗なるファッション伝説を記録更新するかのようなアイテムを自分で作ってどうするのよ~と悶絶です。

 B**K-T**Kすごすぎ!こんな突っ込みどころ満載でおもしろいバンドだと知ってたらもっと前からハマったのに!(なんだか暗くて怖そうな人たちだな・・・)と遠巻きに見ていた頃が懐かしいです。


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 追記 20日

 オフィシャルサイトを今見たら、櫻〇さんはこのⅠ love Tシャツの収益を寄付するおつもりだそうです。そんな志がおありだったとは・・・!ださいとか言ってすいませんでした・・・。

花音ちゃん曲をサウンドプロデュース

2009年09月16日 | Weblog09
 「独白」読みました。な~んだ、まだ楽曲提供続けるのね。「トータルプロデュースは終了」ってだけのことだったんだ。嗚呼良かった~。また可愛い曲が聴けるんだ。嬉しいなあ。

 「トータルプロデュース」はpvや衣装や戦略も含めてのプロデュースで、楽曲提供以上のアレンジ含めての音楽的なプロデュースが「サウンドプロデュース」ってことでいいのかな?それならそれで全然良いよ~。別にライブに行くわけでないし、テレビに出るわけでもないし、雑誌のインタビューだって読まないし、ビジュアル面や戦略には興味ないもの。言ってしまえば「分島花音」っていう女の子にも私は実は興味ない・・・。ただmanaがHR/HM路線ではない、綺麗な曲をまた書くってことが私にとっては重要です。

 このプロデュースに関しての「独白」は、なんで毎回申し訳なさそうな口調なんでしょうね。私は嬉しいのに・・・。Moi dix Moisとかモワティエの話題の方がよっぽど興味ないんだけど・・・(コラ)。「Manaのファン」がイコール「Moi dix Moisのファン」ではない、と私は思ってるので、もっと堂々と発表してくれていいのに、と思います。また楽しみが増えて嬉しいです。

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 そして今日は哲くんのアルバムの発売日。昨日の時点でフライングゲットして感想書いてる人たちがいて驚きました。既に聴いて!もう書いてる!凄すぎです。私は明日ゲットできるかなあ・・・そして聴いて感想まとめてワードに打ち込んで・・・いつ「アルバム聴きました~!」ってアップできるんだろう・・・嗚呼・・・。

 さらにいうと本当は今日はVersaillesのアルバムの発売予定日でもあったんです。流れちゃったけど・・・。今年中に出るかなあ。年明けになるのかなあ。私はいつまででも待つ覚悟はあるので、ワーナーの方々はお蔵入りにだけはしないでほしいです・・・。

nil 「音楽と人」

2009年09月08日 | Weblog09
 「音楽と人」読みました。レビュー1枚目じゃなかった・・・(ガーン)。まあ今回のは一発撮りの公開録音らしいから、それがレビュー1枚目になったら何週間にも渡って悩みながらレコーディングした人たちに失礼だよねえ。

 インタビューでは哲くんがまたまた「自分は27歳で死ぬと思ってた」という話をしていました。この話を哲くんがするの、私は何度聞いたか分からないくらいだし、本気でそう思ってたのね~。やっぱりロックの人だなあ、と思います。だって私、27歳で死ぬ気なんて全くしないもん。平均寿命まであと60年はあるな、何しよう、とか考えてて、近々死んでもいいなんて全然思えない。何も成し遂げない可能性大だけど、早死にしたくはないよ・・・。

 早死にして良かった人なんていないと思うけど、哲くんも長生きして良かったねって思います。だって27歳で死んでたら、ZIGZOでデビューして「ひまわり」とファーストアルバムは出てたかもしれないけど、そのくらいでしょう。代表作が「memoire」になるところだったよ・・・。高野哲作品がおもしろくなってくのは28歳以降だし、前作の「マルチネス」なんてすごく良かったし、年々進化してるのが素敵です。

 私はずっと好きでいて、今となっては哲くんの音楽なしの人生なんて考えられないんだけど、実際には世の中の99%の人は「高野哲」の存在すら知らない。「2軍のベテランですからね。早く1軍に上がりたいなあ」なんて冗談めかして言ってたけど、ホント何で無名なんだろう?こんなおもしろい人、他にいないと思うのだけど。まだ知らないでいる人は人生損してるよねえ(←これ、ご本人も言ってました)。

 良いインタビューだったのだけど、読みながら(嗚呼、哲くんが遠くに行っちゃった・・・)とちょっと切なかったです。センチメンタルさを突き抜けて次の次元へ行ってしまった。きっと今幸せで、自分自身に自信があるんだと思う。それは今、良い人間関係と哲くんがこれまで頑張ってきた積み重ねがあってこそなのでしょう。

 でもまだ「金星」→「「夜の色」→「(愛は)ミラーボール」の流れで感動してる私は、そういう境地に達してないし、哲くんの突き抜けた感覚が実感として分からない。哲くんは私より随分年上なんだから、私より先に人生を達観するのは当然なんだけど、「うんうん、そうだよね」って思えないのがちょっと寂しい。

 ・・・でもこれでいいのかも。はじめてロックを聞き始めた頃、私の知らない「何か」があるのが楽しかった。私の知らない素敵な音楽があって、それを生み出すバンドの人達の人生があって、人間関係があって、彼らの影響の受けてきたものも、考えていることも、私の知らないことばかりだった。「大人の世界」を垣間見たようで嬉しかった。

 それがいつのまにか年取ったからか長く好きでい過ぎたからか、考えていることが分かる?共感できる?ようになってきてた。そして幾人かのアーティストに関しては、私の方が先に大人になってしまった。「いつまでそんなこと言ってるのよぉ」とか「随分考え方が幼いな~進歩ないな~」なんて思ったり、大したことない人だったんだな、と見限ったアーティストもいる。

 だから3X才になる(音人には「アラフォー」とか「オッサン3人」とか書かれてた・・・泣)哲くんが、20代の私にはまだ分からない境地へ突き抜けてくのは喜ぶべきなのかも。恵まれていたとは言い難い音楽人生を送ってきた哲くんがそれでも「人生って想像よりも悪くない」って言うのなら、私も未来に希望がもてるのかもしれないし。あと10年くらいたって私も3X才になる頃には、今哲くんの言ってることが実感として分かるようになっていたらいいな・・・と思いました。



nilのインタビュー

2009年09月04日 | Weblog09
 nilが盛り上がってきてます・・・私の中で。新譜が楽しみ。ネット上で読める「juice」のインタビューによると、今回は叙情性より勢い重視のロック作品のようですね。私はしっとりしてる方が好きなんだけど、まいいや。興味深かったのはインタビュアーの方の「確かにアー写もいつもどこかおかしいですもんね」の一言!やっぱり業界の人が見ても、nilの写真はおかしいのね・・・(トホホ~)。

 今回のアー写も今までに比べれば相当マシなんだけど、大きい画像で見るとやっぱりちょっとヘン。どこが駄目なのか考えると、哲くんがにんまりしてるのが悪いのだと思います。革ジャン着て斜め45度のアングルで、これでキリッと正面見据えてれば普通なのに、なんでちょっとにんまりしてるのぉ~。ドラムセットがないのにスティックもって叩くフリしてる風間さんもヘン。これで勝さんもヘンだったら受け狙いって分かりやすいと思うんだけど勝さんだけは真面目にかっこつけてるから、全体としてふざけてるのかどうなのかイマイチ分かりにくいのがポイントよね・・・。

 前作「マルチネス」のおまけについてたpvは街角の雑踏を抜けた哲くんがオープンカーで走り出す・・・というもので。このシチュエーションだけだとナルシスティックな他アーティストのpvと変わりないのだけど、そこから先の展開がおかしくて。だってオープンカーはボロボロだし、走っているのは田舎の農道だし、運転しながらギター弾きつつ歌ってる・・・。歌ってるフリじゃなく本気で顔歪ませて汗かきながら熱唱してる上に狭い座席で窮屈そうにギターを縦に持って、たまにハンドルをちょこちょこ動かして本当に運転してるみたいで。これはどこで撮ったんだろう・・・どうやって撮ったんだろう・・・そもそもこの企画を考えたのは誰なんだろう・・・と見るたびに疑問が渦巻きます。

 こういう哲くんのユーモアのセンスが、私は文句言いつつも結構好きなんです。これまでも哲くんの音楽人生には色々なことがあったけど、それらを全て乗り越えて今日までやってこられたのは、哲くんが才能あるシンガーソングライターであったことや周囲の人に恵まれてきたのはもちろん、あの開けっぴろげであっけらかんとしたところやユーモアのセンスによる部分も絶対にあったと思います。ミックジャガーも60過ぎまでローリングストーンズを続けられた秘訣として「ロックとはあまり深刻になりすぎないこと、ユーモアでもあるんでしょうね」と言ってたし。

 おもしろいインタビューだったのだけど「juice」は毎回良いところを大げさに褒めてくれる雑誌だから、「実際今回の出来はどうなのか?」は分かりにくいのよね。ま、音楽雑誌は大抵そうだし「今回の出来はイマイチでしたね」とは思ってても書かなくて当然なのだけど。

 ・・・そんな業界の常識を覆し、思いっきり正直なのが「音楽と人」なのです。哲くんは金光編集長の隠し子説が飛んだほど親密で(って親子にするには年齢合わないよね・・・14歳の母とかもあるから一概には言えないけど・・・それ以前に哲くんは立派な家庭の息子さんなんだけど・・・)、毎回歯に衣着せぬインタビュー&正直すぎる扱いのレビューが・・・(過去についてはこちらをどうぞ!)。今回もディスクレビューの一枚目なるか?!毎回音人の評価と私の評価は重なるので、早く読みたくてうずうず。でも音人の扱いがしょぼかったら発売日前に私のテンションも下がりそうで、ちょっと怖かったりもします・・・。

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追記 

 ちなみにスコトマのDVDのタイトルは「sco-tomato」になるそうです。スコ・トマト・・・ジャケットはもちろん野菜のトマトの写真でした。こういうユーモアが大切・・・なんでしょうね・・・うぅ・・・。

Koziくんサイトに哲くん曲!

2009年08月28日 | Weblog09
 キャー何コレー!

 koziくんのサイトの下に赤いミジンコみたいなのがいて(ミジンコじゃなかったらゴメンナサイ・・・)、それをクリックするとkoziくんの日記が読めるのだけど、8月25日に「fashion monstar」という美容院に行ったことが書いてあって、そのタイトルが「(AI wa)mirror ball」なんです。

 「FASHION MONSTAR」!「(愛は)ミラーボール」!どっちも哲くんの曲のタイトルだよぉ。・・・どういうこと?「FASHION MONSTAR」の曲について「ファッションモンスターって何?」って聞かれても、哲くんはいつもはぐらかしてマトモに答えたことが一度もないのだけど、美容院の名前だったの・・・?

 ミラーボールのあるお店だからタイトル「(AI wa)Mirror ball」にしたのかもしれないけど、koziくん、よく正確に曲名覚えてたよねえ。私はこの曲が大好きなのだけど、「愛はミラーボール」とか「ミラーボール」とかいつもテキトウに書いちゃってたよ・・・。哲くんはこの()にこだわりをもってるらしいのだけど、私はなんだか邪魔だなとか思っちゃってたのに、koziくんさすが~。

 嗚呼、なんだか嬉しいなあ。本当に仲良いのねえ。哲くんがZIGZOでデビューして今年で10年。哲くんはずっと「今もMALICE MIZERと仲良くしてます」ってことをチラホラ公言しつづけてたのだけど、MALICE MIZER側からの「tetsuと今も仲良くしてます」宣言はずっとなかった。それが去年の年末にmanaが「独白」ではじめて哲くんの名前を出して、manaのFCの会報にも登場しちゃったりして「おおお・・・!」と思っていたら、今回ついにkoziくんまで・・・!!

 koziくんはnilのイベントなどでも目撃されてるのよね(そしてnilファンに怯えられてる。Koziくん怖い人じゃないのにね・・・トホホ~)。でもそうやって目撃談を聞くのと、koziくん自ら哲くんとの関係を表にするのは全然違う感じ。嬉しいよぉ、別に私のためじゃないと分かってはいるけどありがとう~。

 「FASHION MONSTAR」も「(愛は)ミラーボール」も大好きな曲なので、余計に嬉しいです。「FASHION MONSTAR」には1と2があって、ZIGZOのデビュー曲のカップリングが「ファッションモンスター2」だったんです。「なんで2?」「1はどこ?」って当時言われてたら、哲くんが「1は元バンドでやってた」と言ってて、その1はZIGZO解散後、nilのファーストミニアルバムの一曲目に「FM」として日の目を浴びたのでした。どっちも良い曲だし、特に「2」は私がZIGZOを好きになったきっかけの曲なので嬉しいです。「(愛は)ミラーボール」も名曲です。優しくてロマンティックな曲なのでストレートロックが苦手な人も気に入るかも。これも「birthday」同様「12inpolusion」に入っているので是非聴いてみてください、と宣伝しておきます(「birthday」と「12inpolusion」に関してはこちらをどうぞ~)。

 もしこのブログをご覧になってるnilファンの方がいらっしゃったら、koziくんソロなら「honey vanity」のライブバージョンがオススメです♪かっこいいロック曲でKoziくんのボーカルも良い感じです。そしてkoziくんサイトで是非写真をみてください。ギターが2つ並んでいて、1つはkoziくんのあかうずくんてギターに間違えないのだけど、もう1つが私には哲くんのいつも使っているアインシュタインのステッカーのギターに見えるのですが・・・合ってますか?ちょっと確信ないので、判る方いたら是非教えてください・・・。

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 そしてこういうことはここに書かずに直接メールしなさいよって話なんだけど、哲くんもkoziくんも仲良くしてるついでにkamijoを助けてあげて・・・!可哀想だよぉ。頼みます・・・。

スコトマ

2009年08月27日 | Weblog09
 nilのツアーが発表されました~。(CD出さずに全国ツアーするの?)と不思議に思ってたんだけど、アマゾンを見たらもう新譜の予約が始まってる・・・。なんでオフィシャルサイトに何も書かれてないのよ~と毎度のことながら慌てます。

 DVDつきで3600円か・・・DVDいらないからもっと安くしてほしい・・・。文句言いつつも、このブログで以前絶対予約して買う!と宣言したのでちゃんと予約しました。9月16日かあ。届くの楽しみです。

 新譜は「スコトマ」というそうなんだけど、「アガペー」「スケルツオ」「ゲロン」を超すヘンなタイトル。きっとジャケットもヘンなんだろうな・・・ブックレットの写真もヒドイんだろうな・・・と今から覚悟しています。「アガペー」「スケルツオ」が同時リリースになった頃はラジオで、

DJ 「新譜のタイトルは?」
哲  「うるさい方が『スケルツオ』で、静かな方が『アガペー』」
DJ 「(笑)え~それ、本当ですか?ふざけて言ってません?」
哲  「いや、ホントホント。ほら、ここに書いてある!(自信満々に)」
DJ 「あ、ホントですね・・・(呆)」

 というやりとりがあって、やっぱり誰が聞いてもヘンなタイトルなのか・・・とトホホでした。こういう哲くんのネーミングセンスに慣れてる私も「ワカンタンカ」の時は驚きました。何それウンパルンパみたいとか思ったんだけど、ネイティヴアメリカンの言葉で「大いなる意思」という意味なのだそう。今回も「scotoma」で引いたら「暗点」と出てきて、ちゃんと実在する単語だったのね~と感心しました。よくぞ毎回、ヘンな語感の単語を見つけてくるよねえ。

 ちなみに「アガペー」とは「無償の愛」という意味で、「エロス」の対義語なんだって。哲くんが自信満々に言ってました。ホントかよぉ~って感じです。

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追記 wikiによると本当だそうです。ヘンな語感に崇高な意味が!ビックリです・・・。

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さらに追記

 私の予想を大いに裏切って、今回のアーティスト写真は可愛いです!ジャケットデザインもかっこいい!私が長年待ち焦がれていた「写真写りが普通」な哲くんだ・・・(泣)。このジャケットでこの写真なら人にオススメできる~と感動です。

 nilになって8年間、哲くんのアーティスト写真は本当にひどかった・・・。ファンの私が見ても誰だか分からないくらい、最悪にブサイクに映っている写真を毎回使い続けていて、ご本人はおもしろいと思ってたのかもしれないけど、私はもうトホホでした。

 なんでわざとヘンな写りの写真を使うのよぉ、こんなんじゃ宣伝にならないじゃない。お友達のブログに掲載されてるプライベート写真の方が断然マシだし・・・。私は哲くんの実物を知ってるからこれを「あえてブサイクに撮った写真」だと分かるけど、写真しか見たことない人が「nilのボーカルってブサイクなんだな」って信じ込んだらどうするのよ~と思ってました。嗚呼、良かった。やっとまともになったわ。嬉しいです♪

mana&kozi対談/「R&R」

2009年08月19日 | Weblog09
 田舎者が露呈して恥ずかしいのですが、私の地元では本屋を3軒回っても「R&R」もFOOLS MATEの別冊も売ってなかったのですが(トホホ)、遠出してやっと見つけました~。

 mana&koziの対談はもう嬉しくて。二人とも仲良さそうで何よりです。yu~kiちゃんの元気そうな消息も知れてほっとしました。ずっと好きでいて良かった~と改めて実感・・・。

 イベントで「ラフレシア」がやりたいとkoziくんが言ったのに対し、manaが「それはほとんど分かる人がいないだろう」と言って「speed of desperate」になったそうだけど・・・・mana様、このインターネット社会を分かってないよねえ。音源もライブ映像もYoutubeに上がってるのに。歌詞掲載してる海外サイトもあるし、実際やったら客席みんな歌えたんじゃないかなあ。私は「ラフレシア」が大好きなので、koziくんも好きだと知って嬉しかったです。

「綺麗な花を映し輝き 揺れる瞳を見つめてる 
 震える頬を指でなぞって 涙を拾って接吻を」

 ってなんて良い歌詞!ロマンティック!哲くんはこの歌詞を書いた当時18,9だったはずだけど、凄い人は若い頃から凄いんだなあ、と思います。ちょっと前まで高校生だった少年の書いたものとは思えないわ。歳を取って経験を重ねることによって良いものを作れるようになる人もいるんでしょうけど、生まれ持っての才能にはかなわない気がします・・・。

 そして「speed of desperate」の方をインタビュアーが「オムニバス版に収録されていただけのレアトラック」と言ってたけど、これも分かってないよねえ。93年版の「brain trash」ほど、一般に流通しているオムニバスアルバムもないというのに・・・。

 なんでアレがあんなに流通したかというと、sakuraのラルク以前のバンドも参加しているので、MALICE MIZERファンだけじゃなくラルクファンも買ったからだと思います。Sakuraはラルク時代すごく人気あったし、あっちのファンは分母が大きいから・・・。その後ZIGZOが結成されたことにより「哲くんとsakuraの過去の共演アイテム」としてまた売れたという・・・。地元の店には97~00年ごろ常に新品が複数枚置かれてたし、ヤフオクにもいまだに出回ってますよね。ちなみに私はブックオフで300円で買いました(コラー)。

 このアルバムの出た93年頃のことを「当時、彼(哲くん)のやってたバンドはものすごい人気でね~」なんてsakuraはのちに語っていました。私は一期マリスをリアルタイムで知らないのだけど、人気あったのね・・・。「memoire」だけ聴くと(・・・本当に人気あったの?)って感じだけど、このオムニバスや「ラフレシア」の入ったデモテープを聴くと、「さすがMALICE MIZER!初期の頃から高い完成度!素晴らしい♪」と手の平返して思います(←言いたい放題・・・)。そして哲くんの歌は生で聴くとぐっとくるんですよ~。だからyoutubeで見るよりずっと実際には良かったはずです。

 この曲の歌い方が一期では一番マトモというか、一番今の哲くんに近い感じ。ブックレットの写真は顔が伸びてて誰だか分からないんだけど、歌詞は既に韻を踏んでいて確かに哲くんの作品で感慨深いです。このブックレットのアー写は他のメンバーも全員別人のように写っていて(トホホ)、特にkoziくんはホストみたいで笑えます。yu~kiちゃんはINORANみたいで可愛い!

 あとManaは「自分がギターを弾くのはフロントで歌う勇気がないから」みたいなことも言っていたけど、ライブハウスで「歌う」のと「踊る」の、どちらが勇気いるかっていうと「踊る」方なんじゃ・・・。普通、「歌う」方がマシですよね~。「下手くそ」って罵られることはあっても、「恥ずかしいからやめてください」「アホみたいです」とまでは言われないはず・・・。相変わらずズレてるなあ、とおかしかったです。

 1200円と高かったけど、大満足の内容でした~。この雑誌は絶対オバンギャがターゲットですよね。だって最近本屋でビジュアル系音楽雑誌の表紙を見ても誰だか知らない&バンド名何て発音するのか分からない人たちばかりなのに、この雑誌は清春、J、BUCK-TICK、MALICE MIZERでしょう。1990年代にタイムスリップだよぉ。デランジェ、デッドエンドなんて下手すると80年代だし、(嗚呼、昔は良かったなあ・・・)って買った人全員が思ってそうでおかしいです。

 もう一冊の「R&R」は読みながら、切なくてしかたなかったです。ジャスミンさん、Versaillesのことすごく好きだったのね・・・・。Versaillesとしては2年間だけど、実際にはhizakiくんとは5年くらい前から、kamijoとはNEW SODMYの頃からの付き合いだったそうで、意外と長い付き合いだったんだなあ、と驚きました。Hizakiくんのこともkamijoのこともすごく褒めてて、Versaillesの今後にもすごく自信をもっていて明るく前向きなインタビューなのに、ご本人がもうこの世にいないだなんて信じられない気がしました。ジャスミンさんの将来の展望として語っていた「世界で活躍するVersailles」を私も見たかった・・・。本当に残念に思います。今はただ、安らかであることを祈るのみです・・・。

訃報

2009年08月12日 | Weblog09
 もう言葉になりません。なんてこと・・・と思います。Versaillesのベースのjasmine youさんが8月9日お亡くなりになりました。心からjasmineさんのご冥福をお祈りします。

 もう何でこんなことになったのか・・・。「体調不良でしばらく休止する」って言われた時から、普通の体調不良ではないんだろうな~とは思ってた。でも私の頭で思い浮かぶ「最悪の事態」は失踪か脱退だったのに・・・亡くなってしまうだなんて・・・。

 jasmineさんが一番気の毒なのは言うまでもないのだけど、私は他のメンバーも気の毒でなりません。私はMALICE MIZERのファンだったから、kamiくんの逝去が残りの3人にとって顔も人柄も変わって見えてしまうほど辛い出来事だったことを覚えてる。メンバーはあの時kamiくんの死に向き合って活動を続けたけれど、私はそれだけじゃ息が詰まりそうでLAREINE に逃げたりしてた。

 あの頃から今までずっとkamijoの歌は私に幸せをくれたし、あの明るさには何度も笑わされたし、救われてきた。なのになんで今度はkamijoのバンドでこういうことが起こるのか・・・。MALICE MIZERのファンとして、私はkamijoにはあの苦しみを味わわせたくなかった。Kamijoはkamijoのまま、明るくまっすぐ生きていってほしかったのに。

 Kamijoは良い人なんです。それは間違えないのだけど、なんでか関わるバンドが上手くいかなくて。これまで何度もひどい目に遭ってその時々は泣いたりしてたけど、あの明るさと音楽への情熱は変わらなかった。私には信じられないくらい前向きな人なんだけれど、さすがに今度こそもう立ち直れないんじゃ・・・。

 こういうことが起こると大方のファンは「この悲劇を乗り越え彼のためにもバンド活動を続けること」を望みますよね。私も10年前MALICE MIZERにそれを望んだ。でもそれがメンバーをさらに苦しませることに繋がった気がします。だからVersaillesを存続させることを私は望みません。アルバムはほとんど出来上がってるみたいだし、契約もあるからいずれ発売されるでしょうけど、それ以降は解散していいよ、ファンの為jasmineさんの為にと無理して続けることはない、と思います。

 ただVersaillesを続けても解散させてもどちらにせよ、メンバーの心には今後ずっとjasmineさんの逝去が影を落とすのだろうな、と思います。Manaやkoziくんだって元のように元気に見えるようになってきたのはこの2年くらいだもの。エックスだって微妙だし。きっとVersaillesのメンバーも今辛いだけじゃなく、ベースの不在でバンドが成り立たないとかじゃなく、この先何年もこのことで悩み苦しんで生きていかなきゃならなくなるし、一生このことを背負い続けていかなきゃならなくなる。それが分かってしまうから、私は残されたメンバーが気の毒で、可哀想でなりません。やっと念願のメジャーデビューを果たして、これからって時だったのに・・・。夢半ばで奪われた未来はあまりにも大きくてため息しか出てきません。

 Kayaさんがブログで「皆様、Versaillesメンバーの支えになってあげてください」と書いてたけどそれはこっちのセリフで。ファンの立場じゃ何もできないし、kayaさんも含めMALICE MIZER関係者&業界の皆様、Versaillesの支えになってあげてください・・・と思います。

 jasmineさんのあまりに突然の逝去を嘆くのはもちろんなんだけど、私は残されたメンバーの今後の人生も嘆いてしまいます。本当になんてことになってしまったんでしょうね・・・・。