(満開のヨウコウザクラ)
ヨウコウザクラ(陽光桜)は、鮮やかなピンク色が特徴で、
「ソメイヨシノ」と比べて見ごろが早く、3月下旬から4月上旬に咲く桜です。
愛媛の故高岡正明氏がこの桜の生みの親だそうです。
高岡氏は先の大戦中に青年学校の教員をしており、
多くの教え子たちの戦死を目の当たりにしました。
戦後、その教え子たちの鎮魂と世界平和を願って各地に桜を贈ることを決意。
しかし、当時どんな土地にでも適応する桜はありませんでした。
そこで、200種類もある桜の中から交配を試し続け、
ようやく寒さに強い「アマギヨシノ」と暑さに強い「タイワンヒザクラ」を
選び出し、25年かけて生まれたのが「陽光」ということです。
佐賀県立図書館前の桜のコーナーでは、この陽光桜が満開です。
ソメイヨシノより、鮮やかなピンク色で花弁も少し大きいようです。
風の穏やかなお昼ごろ、園児達がこの桜の下でお弁当を広げていました。
一足早いお花見ですね。
こちらはソメイヨシノです。
蕾がだいぶ膨らんできました。
あと一週間ほどで咲くのでしょうか?
ソメイヨシノの開花も秒読みになってきました。
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