
先日の記事で書いた“TASCAM DP-004”が予定どおり到着しました。早速、ドラムマシンを使って試し録りをしてみました。
まずドラム・マシンDR-880に打ち込んだデータを録音してみたところがトップの画像です。
使い方はいたって簡単、お互いをシールド・ケーブルで繋ぎ、ドラム・マシンの演奏がスタートするのに合わせて録音をスタートさせるのですが、DP-004側の操作がシンプルで、
①1~4のトラックから録音をするトラックを選び、②録音レベルを調整する、③録音ボタン、再生ボタンを押す。
大まかに書くとこの程度の作業で録音が可能です。
録音後は左右のバランスを調整したり、マスター・トラックとして仕上げる等の作業はありますが、呆気にとられるほど簡単な操作で録音が完了してしまいます。
TASCAMが、「初めてMTRに触れる人でも使いやすい」としたコンセプトは成功しているようです。実際、私も上記の作業はマニュアルを読まずに進めることができました。それだけ直感的な操作が可能ということだと思います。
ドラム・マシンの音源を1と2のトラックに録音した後、ギターをトラック3に録音してみました。DP-004には、ギターの音に効果を付けるエフェクターやギター・アンプのシミュレーションは備わっていないため、ドラム・マシンに備わっているアンプ・シミュレーションを使って録音しました。
この点だけは単体で効果をつけられる機種の方が扱いやすいでしょう。でも、最近では“Line6”などが小型・高機能なアンプ・シミュレーションを作っていますから、それらを活用すれば、狭い部屋での録音にも支障は少ないと思います。
製品と付属品の一覧です。取り扱い説明書、保証書、電池、PCとの連携するためのUSBケーブルが付いてきました。
電池は単3電池ですが、並べてみるとDP-004のコンパクトさがお分かりいただけると思います。
よくわからないのですが。。
たとえばフルート4本で演奏する曲の録音を、、
どうしても一人でやりたかったら。。
4つのパートを一人で重ね撮り出来るということでしょうか
アンサンブルの仲間がいない寂しいフルーティストには朗報です。。
一人4重奏につかえそうな、かつシンプルな録音機材が欲しいです
やっぱり無骨なデザインだけど、これはスグレモノですなぁ。
フルーティストには一人4重奏の楽しみを。
ヴォーカリストなら山下達郎みたいに一人アカペラを。
ベーシストには・・・
・・・う~む
更に初めに録った音源に、後から録った音を重ねていくこともできます。これを繰り返すことによって、何重奏でも可能になります。
フルート+ピアノといった組み合わせも一人で可能になりますから、ご自宅での練習も楽しくなると思います。
ただ、今回の私のテストは、ラインで録音しており、内蔵マイクの性能はまだ試していません。
本機に収録されたデモンストレーションの音源では、アコースティック楽器がきれいに録れていたので、実用的に充分な性能はあるかとは思いますが...
重ね録りができるデジタル録音機材としては、今一番シンプルな操作性を持つ機種であるのは間違いないと思います。
ジョグダイヤルとボタンで操る階層メニューも分かりやすい構成になっていました。
(演奏を消すのも簡単でしたが...)
ベーシストには...
うーん...
トレーニング用にはCD(orMP3)トレーナーをTASCAMは出してますねー。
録音機能+トレーニングを楽しみたい方には、同社のGT-R1なんていうのもありますね。
それぞれ長短所があってこれまた悩んでしまいます。
私はラジカセから一足飛びにパソコンに移行してしまいましたが、パソコン使うようになったらモバイル機器はいかにシンプルで手軽に使えるかが基準になってきましたね。あと頑丈なこと。
一番まどろっこしいのが、電源ボタンの「長押し」と感じたくらいの扱いやすさでした。
もし、楽器店等の店頭でDP-004を見かけたら、ぜひ一度お試しください。