前回の公休日(１７日)は、愛犬との散歩コースをちょっと足を伸ばして、東京都東大和市の多摩湖周辺にしてみました。
ここは、2月25日の記事にも写真を掲載しましたが、美しい取水塔がシンボルの一つになっています。堤防から塔に架けられたトラス橋も美しいデザインだと思います。
↑取水塔の部分を拡大してみました。最近行われた堤防の大改修工事に合わせて化粧直しもしてもらえたのか、とても綺麗な状態です。取水塔は大正14年の完成ということですから、85年以上前の建築物ということになります。
この日は堤防の南側に近接した都立狭山公園の駐車場に車を停めて、狭山公園の森の中に入ってみました。いくつかのコースがあって、道に迷ってしまいますが…
コースによっては、↑こんな注意を促す看板も置かれていました
通行に注意と言われても好んで通る人はいないでしょう。
Lukeが見つめていた先には彼が大好きな階段があります。これを降りてみることにしました。この先には[宅部池]という小さな池があります。
水鏡に緑が映えて時間帯によっては神秘的な光景になりそうです。私が子供の頃、この池は遊び場の一つでした。[宅部池]とは呼ばず、[たっちゃん池]と呼んでいました。[たっちゃん]という男の子がこの池で溺れて、その幽霊が出るから…というのが呼び名の理由でしたが真偽は分かりません。
↑池の畔にはキショウブがアクセントのように綺麗な花を咲かせていました。
↑貯水池の余水を流す十二段の滝があります。かつては流水量も多かったそうですが、現在ではほとんど使われていないようです。数十メートルの落差がありますから、ここに水が流れていたら壮観だったでしょう。
滝の下に架けられた橋に竣工年月が記されていました。大正15年6月竣工とあります。取水塔の翌年に完成していますから、こちらも80年以上使われている橋です。現代の橋よりもどっしりとした造りに見えます。
↑堤防から少し離れ、狭山公園の森の中です。ちょっとした森林浴気分が味わえました。歩道などもよく整備されていて気持ちの良い公園です。
↓村山貯水池と狭山公園近辺の地図です。地図中央付近が駐車場になっていて、駐車場は9:00～17:00が利用できます。
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公園内は閑散としているのでしょうか？それとも、人が写りこまないように工夫したのでしょうか？
なんだが、ちょっと寂しげにも見えますが・・・
第二次大戦中、水源地は攻撃目標になる可能性があったことから、堤防は今より厚いコンクリートに被われ、親柱など突出した部分は黒いコールタールでカモフラージュされたそうですが、取水塔がどう扱われたか不明です。
戦禍を免れて今の姿があるのですね。
平日午後の公園でしたから人気は少なかったですね。犬連れの方や年配の方がチラホラ歩いているくらいでした。
あとは周辺の高齢者介護施設の散歩の人たちも見かけましたが、午前中は近隣の保育園や幼稚園児が来るのかもしれません。
桜の時期も素晴らしいでしょうが、今の新緑の季節も爽やかで気持ちが良いでしょうね。
取水塔の中ってどんな風になっているんでしょう。中をみて見たいものです。東京都水道局の人じゃないと入れないのかな？
ルークのサマーカット涼しげ。今回は頭まで刈り上げているのかな？ 首と頭の段差がないような・・・
春の桜も綺麗ですが、紅葉も楽しみです。お勧めの公園なので、ゆっくり時間が取れるときに行かれてみてください。
取水塔の中は一般公開はされないと思います。
あのドームの内側を見上げてみたいですね。
内部の古い取水機器も興味があります。
ルークのカットはこの翌日にしました。
カット後はちゃんと段差があります
今日此方は朝から雨が止みません、
金環蝕は充分お楽しみに成られましたか？
私は東京の城北地区に居住しておりますが、
小学生の時此処には遠足で来た事が有ります。取水塔の景観は良く覚えておりますが、皆でお弁当を食べる事が第一でこんなに素晴らしい環境の所でしたとは、もう少し楽しんでいれば良かったと今思います。
多摩地区も今日は一日中小雨でした。
昨日の金環食は、曇りがちが幸いしたのか、肉眼でなんとなく見えた感じでした。
多摩湖の取水塔は、やはり印象に残りますね。
小学生や幼稚園・保育園の遠足コースの定番でもあります。
私はこの近所の出身ですから、遠足というより身近な遊び場の一つでした。
その頃の取水塔は、古めかしく汚れが目立ちましたが、堤防の大改修に合わせて綺麗にされ、造られた頃と同じ姿に戻されました。