野原節

『野原にも花が咲くといいな』と思い綴る記録

客観

2016年01月22日 | 気になったこと
学生時代の友達で宝石屋の二代目となった脇海道くんが展示会で東京に来たので久しぶりに会う。

何年ぶりかは、よくわからない。

脇海道くんは、言うのである。
「なんか責任感がある普通な事を言う様になったね」
僕は普通でなかったのだろうか?
脇海道くんから見て、僕はおかしな人だったみたいだ。

そして別れ際。
「やっぱり変わってないね、安心した」
と、帰っていった。

自分の事は、自分ではよくわからないものだ。
面白い。

衣装

2016年01月22日 | 気になったこと
よしもと剣喜劇の座長であるカートヤングさんの衣装決めに同行。

仕事の大半が老け役のカートさんは、僕では選ばないであろう生地を選んでいきます。
面白い。
ちなみに僕は、歳を重ねても若い役を振られる事が多い者でした。

カートさんは、言うのである。
「若いよね、変わらないよね」
恐縮です。
「あっ!でも若い頃からあまり若さは感じられなかったから変わらないのかな?」
へぇー、若さが感じられないと思っていたのか。
「人の事言えないけどね」
ですね。

確かに。
役では若く溌剌としていたり、雄弁な役も多かったけども実際の僕はそうでもない気がする。

面白いものだ。

そして現在の僕は。
実際に若くはなく、かといって歳相応の貫禄が備わっている訳とも思えない。

面白い。