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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

札幌の市電に初乗車

2014-10-06 13:17:00 | 国内の鉄道
札幌駅から「北斗星」に乗車するまでの10月2日午後は市内をぶらぶらし、初めて札幌市電にも全線乗りました。まずは、大通公園近くの起点である西4丁目電停から乗車。

旧型車両でしたが、発車してすぐに新型車両ポラリスとすれ違いました。1本遅らせばよかった、と思っても後の祭り。もっとも、乗車後の予定はなかったし、終点まで乗りとおすだけでは面白くないので、電車事業所前という電停で降りて、暇をつぶした後、ポラリスに乗ることにしました。

その名の通り、電車の車庫があるようで、横断歩道を渡ったところにある車庫を歩道から覗いてみました。すると、冬の除雪用と思われる車輛(ササラ電車?)が停まっていました。

珍しい車両を見て満足し、電停に戻ると、予想通り新型車両ポラリスがやってきました。

3つに分かれた車体の真ん中の部分はロングシートですが、両端にはクロスシートもあります。幸い空いていたので、クロスシートに座って、のんびり街並みを眺めて過ごしました。




次に、中島公園通電停で途中下車、ちょっと公園を散策することにしました。信号待ちをしていると、カラフルな電車が通り過ぎて行きました。


久しぶりの寝台特急『北斗星』乗車

2014-10-04 17:33:00 | 国内の鉄道
9月30日から10月3日まで「大人の休日俱楽部パス」を使って北海道を旅してきました。往路は東北新幹線「はやぶさ」+特急「スーパー白鳥」+特急「スーパー北斗」乗継でしたが、帰路は寝台特急「北斗星」。廃止も噂される中で、今のうちに乗っておこうと決めた次第です。本当は個室寝台にしたかったのですが、さすが人気列車だけあって、開放B寝台しか空いていませんでした。格安切符の「大人の休日俱楽部パス」利用可能期間ですから、むしろB寝台にせよ、乗車の9日前の予約では、取れただけでも良しとしなければならないでしょう。再三窓口でキャンセルを狙ったのですが、無駄でした。でも、負け惜しみかもしれませんが、今どき「昭和の寝台車」の雰囲気を味わえるカーテンだけの寝台車体験は貴重かもしれません。結果は、予想以上に快適で楽しい旅となりました。

札幌発の「北斗星」は、車輛基地からホームに入線し、出発するまで数分しかありません。それで、到着シーンの写真は前日に撮影しておきました。


さて、いよいよ車内へ。開放B寝台、2段ベッドというのは、懐かしいシチュエーションです。

個室はすべて予約済みでしたが、開放B寝台は、満席ではなかったようで、私の席の上も隣のベッドの上も空席。おかげでゆったりできました。通りがかった車内販売のオネーサンの話では、夏以来久しぶりの空席で、「今夜はのんびりしていて静かです。お客さんラッキーですよ」とのこと。そのうち、廃止がアナウンスされたら最後、すべての席の熾烈な争奪戦が始まるでしょうから、ゆったり旅するなら今のうちでしょうね!

せっかくの「北斗星」乗車なので、あらかじめ食堂車グランシャリオのディナーを予約しておきました。ひとり旅でフレンチは似合わないので、「懐石御膳」をオーダー。ビールは北海道限定のサッポロ・クラシック生です。




ついでに食堂車でシャワーの予約をしました。タオルとシャンプーのセットとシャワー券を購入。なぜか「北斗星」ではなく「カシオペア」の券でした。


食事が終わり、午後9時38分に函館着。ここで機関車がディーゼル機関車DD51重連から、青函トンネル専用の電気機関車ED79に変わります。そのシーンを多数のギャラリーに混じって撮影しました。



青函トンネルに入るころに予約しておいたシャワーの利用時間がやってきました。その後、横になりますが、ウトウトした程度で熟睡はできませんでした。かつて出演した「タモリ倶楽部」で「寝台車では眠らない」といったくせに寝ようとした報いでしょうか?(笑)

おかげで午前5時半には起床。ロビーカーでくつろぎ、オープンしてすぐに食堂車へ入ったので、朝食タイムは余裕で座れ、洋食を選びました。



北海道内では、やや遅れて走っていましたが、夜中のうちに取り戻し、上野到着は定刻の9時38分。


16時間の長旅にもかかわらず全く退屈しませんでしたが、寄る年波には勝てず(笑)、帰宅して昼食を摂ってベッドに横になったら、夕方まで爆睡してしまいました。

さらに詳しいレポートは、AllAboutの記事をご覧ください。