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ライプツィヒから隣国チェコへ

2020-06-14 17:42:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ、その7


数日間滞在したライプツィヒ(ドイツ)を後にして、列車で隣国チェコへ向かいました。行先は、首都のプラハではなく、ボヘミアの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリ(旧名カールスバート)。ローカル列車を乗り継いでの鉄道旅です。

まずは、ライプツィヒ中央駅発、ニュルンベルク中央駅行きの快速列車。当時、最新鋭の真っ赤なディーゼルカーでした。DB(ドイツ鉄道)の列車と言えば、機関車牽引の客車列車が主流でしたが、この頃から動力分散式の電車やディーゼルカーが急速に進出してきて、この列車も2両編成のディーゼルカーでした。

ライプツィヒ中央駅 10:07発。Reichenbach を経て、11:55に Plauen着。ここで列車を乗り換えます。ライプツィヒ中央駅の窓口で発行してもらった列車乗り継ぎ案内が残っていました。


ここからは、DBではなくて、ザクセン州が運営している Vogtlandbahn という第3セクターのような鉄道の列車に乗ります。もっとも、線路はDBと共用なので、乗車券はDBのものも有効、よってユーレイルパスもOKでした。





車内の様子です。



ドアはステップなしに乗れるように低い位置にあるので(欧米のホームは低いものが多いです)、それに合わせて車両中央部は低床式です。ノンステップバスみたいですね。

クロスシート主体ですが、一部はロングシートになっていました。もっとも、劇場みたいな跳ね上げ式でした。

なだらかな丘陵地を進み、ドイツ最後の駅 Bad Brambach に停車(13:13)。ここを発車すると、国境を越えてチェコ領内に入りました。もっとも、パスポート・チェックもなく静かなものでした。

そして、チェコ最初の駅 Plesna に停まります。古い駅舎の窓辺に咲く花が印象的でした。

続いて、Trsnice に停車。スペルがドイツ語ではなくチェコ語なので読めません。




チェコ領内を走ること30分少々で、幹線との合流駅へプ(Cheb)に到着。さらに列車を乗り換えます。大きな構内にも関わらず、閑散としていて寂しげなジャンクションでした。


つづく

<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

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