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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

シゴナナ、千葉を走る(1)

2009-02-11 20:46:34 | 国内の鉄道
一昨年、昨年のD51に続いて、今年も早春の千葉をSLが走りました。D51が故障してしまったので、代役は普段は磐越西線を走っているC57形180号機,しかも門鉄デフ仕様というサプライズです。居ても立ってもいられなくて、早速本番前の試運転の撮りテツに出かけました。

(註)門鉄デフ=門デフ
旧国鉄の門司鉄道管理局(九州)が除煙板(デフレクタ=煙突の両側についている象の耳のような板)に施した改造。下半分が切り取られているので、スタイルがオリジナルのものとは大きく異なり、機関車の見た目も変わって見える。C57にはよく似合い、颯爽とした雰囲気がよく出ていて人気があった。2007年秋に、新津運輸区でわざとデフレクタを取り替え、SLファンが狂喜した。今回もこのいでたちで登場となった。

まずは今回の列車「SL春さきどり号」(2月13日~15日運転)の始発駅・京葉線の千葉みなと駅での撮影から。

とにかく物凄い人出でした。
ここでの出発シーン撮影は、さっさとあきらめ、予定していた内房線・袖ヶ浦~巌根間の小櫃川橋梁手前の築堤へ向かいました。

通過時刻の1時間半ほど前に着いたときは、同業者は50名くらい。しかし、後続の電車が着くたびにギャラリーは膨れ上がり、通過直前には200人ほどだったでしょうか。よくもまあ集まったものですね。それでもほとんどトラブルはなく、皆さん思い思いに撮影を楽しんでいたようでした。

曇りがちの天気で、ちょっと暗かったですが、D51よりも颯爽と走りぬけていった姿には惚れ惚れしました。門鉄デフ(上記の註参照)は、私の大好きなドイツのSLを彷彿とさせるところがあり、気に入っています。大満足の一日でした。


本運転の模様は、こちら

なお、2007年の同じ場所でのD51の写真は、こちら
さらに、1987年の同じ場所でのC56の写真は、
こちら
また、C57形180号機が普段牽引している「ばんえつ物語号」の紀行については、拙著「乗りテツ大全」(平凡社新書)をご覧ください。
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