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ICE「ヨハン・セバスチャン・バッハ号」でライプツィヒへ

2020-06-01 19:17:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ、その1

2001年夏は、さくらこさんと初めて一緒に渡欧した記念すべき年でした。当時、彼女はバッハの宗教曲を歌っていたので、ゆかりの地ライプツィヒへ行きたいとのこと。そこで、成田発のルフトハンザ機でフランクフルトに着くと、翌朝、中央駅から列車でライプツィヒに向かいました。

どうせなら、と選んだ列車はドイツの高速列車ICE「ヨハン・セバスチャン・バッハ号」。現在では、ICEに列車名を付けることはやめてしまいましたが、当時は、すべての優等列車に律義に愛称をつけていました。そして、フランクフルト中央駅発7時23分のICE1555列車が「バッハ号」だったのです。普通なら、朝一番の列車はパスするところでしたが、何せ時差ボケで早朝に起きてしまいましたので、余裕で乗ることができました。






フランクフルト中央駅で乗車前の記念写真。DB(ドイツ鉄道)の駅員さんに撮ってもらいました。


編成中には食堂車Bord Restaurant が連結されていました。


車内はゆったりしていました。ユーレイルパス利用でしたから、1等車に乗車です。


かつて、DBの列車には、車掌室がありませんでしたが、ICE-T(振り子式のICE第3世代。動力分散式の完全な電車でした)には車掌室があり、ドイツ的な(笑)女性車掌が陣取っていました。


車内には電話室がありました。携帯電話が普及した現在では、必要ないですね。これは、電話しているふりをしているモデル写真です。


3時間少々でライプツィヒ中央駅に到着。係員が窓を拭いていました。4分停車して、進行方向を変えて、ドレスデンへ向けて発車していきました。


<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

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