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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

ヨーロッパ鉄道の旅2009(3)

2009-09-26 09:57:00 | ヨーロッパの鉄道
スイスのバーゼルで「チザルピーノ」からICEに乗り換えですが、1時間ほど時間があったので、外へ出てみました。バーゼルは過去にも来たことがあったのですが、いつも乗り換えや停車しただけで、街を見たのは初めてです。

振り返ると堂々とした駅舎です。その前を緑の路面電車が走っていました。ひっきりなしに出入りし、人波も途切れることがありません。

電車に見とれているうちに時間が来てしまったので、駅構内に入ります。よく見ると、中々重厚な施設ですね。

ホームに出ると、懐かしのICEが入線してきました。いよいよドイツの旅が始まります。

つづく

参考文献として、拙著「ヨーロッパ鉄道旅行の魅力」(平凡社新書)をご紹介いたします。
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ヨーロッパ鉄道の旅2009(2)

2009-09-23 22:24:00 | ヨーロッパの鉄道
前回は、イタリアのヴェネツィア・メストレ駅から乗った「チザルピーノ」の旅で、マジョーレ湖畔まででした。その続きです。

国際列車「チザルピーノ」は、いよいよアルプスの背骨をトンネルで突き抜けます。
有名なシンプロン・トンネルです。幸いにもトンネル突入の瞬間を撮影できました。

長いトンネルを抜ければ、スイスのど真ん中。天気もよく、このまま通り過ぎるのがもったいないような車窓が続きます。途中下車して、のんびりリゾート気分を味わいたいと思いました。残念です。ともあれ、シュピーツ付近トゥーン湖を望む車窓の1枚をご紹介しましょう。

首都ベルンで小休止。地下のような駅で、うかつにもここで進行方向が変わることを知りませんでした。

さて、延々と続いた長旅も国境の街バーゼルで終わりです。久しぶりのバーゼルSBB駅。写真を撮ったときは列車の姿がほとんどなかったのですが、ドイツへ向かうICEに乗り込んだら、TGVやらICやらが続々と登場しました。国境の街の駅にふさわしい雰囲気でした。

この日はさらに旅を続けました。夜までに知人と合流するためにフランクフルト空港に着かねばならないのです。

つづく

参考文献として、拙著「ヨーロッパ鉄道旅行の魅力」(平凡社新書)をご紹介いたします。
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ヨーロッパ鉄道の旅2009(1)

2009-08-31 14:34:00 | ヨーロッパの鉄道
3年ぶり(前回のレポートはこちら)の13日間のヨーロッパ旅行から帰ってきました。今回は家内の歌のイタリア・セミナーのツアーに同行、珍しくアリタリア航空でローマ経由ヴェネツィア・マルコポーロ空港へ。

到着後は、ツアーご一行様とは別れ、旧友と会うために、ひとりで列車に乗り、一気にドイツを目指しました。

深夜に到着したので、タクシーを飛ばして、ヴェネツイア・メストレ駅前のホテルへ投宿。朝一番の国際列車「チザルピーノ」に乗車です。この列車はトリエステ発なので、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅には寄らず、メストレに停まるだけなので、こんな形になりました。いわゆる国際的観光都市ヴェネツィアは、帰路に家内と立ち寄る予定なので、とりあえず早朝の列車でヴェネツィアを後にしました。

列車はペンドリーノと呼ばれる振り子型電車です。ヨーロッパの鉄道も機関車牽引の客車列車が減って、日本同様電車が増えてきました。まず途中ミラノ中央駅に停車中のスナップです。



ミラノを出て1時間後、列車はアルプスをバックにマジョーレ湖畔に差し掛かります。お昼時にふさわしく、食堂車でのスナップです。

まさに絵になる情景。この先、アルプスの絶景が続きます。

つづく

参考文献として、拙著「ヨーロッパ鉄道旅行の魅力」(平凡社新書)をご紹介いたします。
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ホルテンさんのはじめての冒険

2009-02-10 21:41:30 | ヨーロッパの鉄道
2月21日から東京・渋谷のBinkamuraル・シネマで「ホルテンさんのはじめての冒険」という映画が上映されます。

大変珍しい北欧のノルウェーの映画です。舞台は、オスロとベルゲンを結ぶ「ベルゲン急行」(通称)。となれば興味をそそります。実は、この映画の広報担当の方からメールをいただきました。

もう、8年も前のことでしたが、私の所属する日本旅行作家協会(JTWO)で「旅行作家が選んだ20世紀の名列車」という企画があったのです。これは私の発案で、会員からアンケートをとって、名列車ベスト20を選んだのでしたが、ベルゲン急行もちゃんとノミネートされています。それを広報担当者が目ざとく見つけて、これを広報に使いたいとのことでした。

もちろん、OKしたのですが(私がアンケート企画の担当者でしたから)、さっそく2月9日(月)の朝日新聞夕刊の映画PR欄(8面)に日本旅行作家協会の会員による「旅行作家が選んだ20世紀の名列車」のことが掲載されました。嬉しい話です。
この映画、試写に誘われたのですが、諸般の事情から行けずじまい。封切られたらさっそく行こうと思います。
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鉄道模型大手の独メルクリンが破綻

2009-02-05 20:23:58 | ヨーロッパの鉄道
今朝の日経新聞朝刊を読んでいて、こんな記事に釘付けになりました。

鉄道模型大手の独メルクリンが破綻

日本にもファンが多いドイツの鉄道模型大手メルクリンは4日、裁判所に破産手続きを申請したと発表した。英投資会社の傘下で再建を進めてきたが、リストラなどの効果が出ず、資金繰りに行き詰まって経営破綻に追い込まれた。

 独メディアによると、1月末に期限が切れた融資枠の延長を巡り、金融機関との交渉が不調に終わった。同社は当面、事業を継続して管財人の下で生き残り策を探ることになる。

 メルクリンは19世紀半ばに創業し、同社製品を基に国際的な鉄道模型の規格化が進んだといわれる老舗。少子化やゲーム機器の拡大などのあおりで業績が低迷し、2006年に英投資会社キングスブリッジ・キャピタルに身売りしていた
[2月5日/NIKKEI NET]

確か今年は創業150年の記念すべき年だったはず。新製品はどうなってしまうんでしょうね。私は一応、メルクリン・クラブの会員なのですが、2008年度の会員専用の貨車はまだ到着していません。貰えるのかな? 色々心配ですね。

当ブログには、メルクリンのこんな記事こんな記事もあります。

★★ メルクリンについては、拙著「ドイツ=鉄道旅物語」の中の「メルクリンの章」をご参照下さい。また、ドイツ鉄道旅行に関しては、「列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅」(角川oneテーマ21)もご覧下さい。
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