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新型インフルエンザ流行時に対し、膜型人工肺(エクモ)の改良が必要!

2012-10-17 | 梅肉エキス






日本の医療は世界の最先端を走っているものと思っていたが・・・そうでもないみたいだ・・・

エクモという体外式膜型(まくがた)人工肺は海外機種に比べ劣っているようです・・・

重度の呼吸不全の患者に対して使用されるこの機械、人工肺部分の耐久性がかなり劣っているみたい・・・


今朝は、この記事を転載してみたいと思います。

~以下、10月17日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
インフルエンザ② 








 




 岡山県内に住む小学5年生の女児(11)がぐったりとして岡山大学病院に搬送されてきた。2009年11月上旬のことだ。

 女児は、新型ウイルスとして当時流行していた「インフルエンザ(H1N1)2009」に感染していた。肺炎を起こして呼吸が苦しく、抗インフルエンザ薬も口から吐き出した。炎症を抑えるステロイド(副腎皮質ホルモン)の点滴や、気道を広げる気管支拡張薬の吸入を行っても回復しなかった。

 その後、意識不明となり集中治療室(ICU)に移された。同病院高度救命救急センター長の氏家良人さんは「人工呼吸器でも呼吸を補助できず、すぐにも心停止する恐れがあった」と振り返る。


 女児には、体外に血液を循環させる体外式膜型(まくがた)人工肺(ECMO=エクモ)を使うことになった。エクモは、肺機能が著しく低下した重い呼吸不全の患者の治療に用いられる。

 その仕組みは、太ももの付け根の血管から腹部の下大静脈までカテーテル(管)を挿入して血液を体外に取り出し、人工肺で血液中に酸素を取り入れた後、再び首の付け根の血管に血液を戻す、というものだ。

 女児は自発呼吸を徐々に取り戻し、入院から16日後には退院した。氏家さんは「エクモがなければ救えなかっただろう」と話す。

 エクモは、インフルエンザによる肺炎で、重度の呼吸不全に陥った患者の救命に成果を上げている。しかし、その治療実績を巡っては「内外格差」が指摘されている。

 インフルエンザ2009に感染し、重い呼吸不全に陥った成人患者に対しエクモを使ったところ、国内の医療施設で救命できたのは3割程度にとどまる一方、海外では7~9割が助かったとの報告がある。

 日本医大(東京)準教授の竹田晋浩さんによると、背景には、機種の違いと、治療に習熟した医療スタッフの不足があるという。
 国内で普及している機種は、酸素を取り入れる人工肺の耐久性が低く、数日おきの交換が必要だ。人工肺を交換する度に輸血も必要で、患者への負担も大きいという。これに対し、海外機種の人工肺は、2週間~1か月はもつ。

 また、体外で循環させた血液は固まりやすくなるため、血の塊(血栓)の発生を防ぐことが重要だ。そのためには、血栓を防ぐ抗凝固薬の投与量の管理など、熟練した医療スタッフの存在が欠かせない。

 竹田さんは「病原生の高い新型インフルエンザの流行時には、重度の呼吸不全に陥る患者が急増する恐れがある。エクモの機器改良や、スタッフの治療技術の向上が必要だ」と指摘する。
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晩秋に気分が落ち込み、春に回復・・・冬季うつ病?!

2012-10-16 | 梅肉エキス


1瓶 115g(約300粒)
2ヶ月分
5,616円(消費税込)

(本体価格 5,200円 消費税 416円)


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 人は心身とも・・・

   より良い状態で・・・

     生きたいと願う・・・

 わが身を知ること・・・

   我が心を知ることこそ・・・

     健やかな日々の始まり・・・

       今日、さらに明日もまた・・・




秋という季節・・・私は結構好きな季節なのですが・・・

山々は黄色・・・赤・・・と色付き、目を楽しませてくれます。

しかし、こんな季節をもの悲しいと感じる人も沢山いらっしゃることでしょう・・・

この時期に症状が出る冬季うつ病という病名があることをご存知でしょうか?

実は、私は今朝、初めてこの病名を知りました・・・


今朝はこの冬季うつ病についての記事を転載してみたいと思います。

~以下、10月16日スポーツ報知より抜粋~





NOW
 冬季うつ病
 秋が深まると、何となく物悲しい気分になる人が多い。しかし、「無気力感に襲われる」「集中力がうせて仕事や家事が出来ない」などで日常生活に支障をきたし、「睡眠を十分に取っているのに日中も眠い」「炭水化物を欲しがり体重が増える」といった症状を伴うと冬季うつ病かもしれない。

 毎年、秋から冬にかけて前記のような症状が出るが、春になると回復する。それに加えて、過労や近親者の死など強いストレス要因がなく、神経症など他の精神疾患もない場合、冬季うつ病と診断される。

晩秋に気分が落ち込み、春に回復

 典型的なうつ病は、不眠や食欲低下を伴うが、冬季うつ病は逆に過眠と過食を伴い、太ることが多い。いわば「食う・寝る・太る」タイプのうつ病で、冬眠に入る前の動物に似ているともいえる。

 ある季節だけ気分が落ち込み、うつ症状が出るものを季節性うつ病といい、夏や梅雨などに発症するものもあるが、やはり晩秋に発症する冬季うつ病が一番多い。

 冬を中心に発症し、特に日が短くなる高緯度地域で発症率が高いことから、日照時間が短くなることが原因と考えられている。そのメカニズムは良く分かっていないが、光の刺激が減ると、神経伝達物質のセロトニンの分泌が減って脳の活動が低下するためと考えられている。

 日照時間が短くなることが冬季うつ病の原因なら、この時期は意識して日光を浴びるといい。早朝の散歩や休日のハイキングなどがお勧めだ。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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新聞週間を迎え・・・読売新聞

2012-10-15 | 雑記
今日から新聞週間らしい・・・

新聞が果たしている使命とは・・・

それは、真実を追い続け、その真実を紙面で伝えることに尽きるのだと思います・・・

昨年の東日本大震災の時、福島原発の報道は・・・

一部の見方によれば、日本のマスコミは報道管制により政府の発表しか報道してない・・・と

そこには、日本国民を混乱させたくないという心情も働いたのかもしれない・・・


勿論、責めるつもりは毛頭ないのだが、常に真実に迫っていくという姿勢を持ち続けていってほしいと思っています。


~以下、10月14日読売新聞朝刊より抜粋~













新聞週間

 「負けないで、背中を押して くれた記事」。明日から始まる「新聞週間」で、日本新聞協会が選んだ代表標語だ。

 東日本大震災から1年7か月。読売新聞は、被災地での復興の取り組みや全国各地から寄せられている様々な支援を取り上げ続けている。
 塩害の農地に綿花栽培を根付かせようと、大阪から指導にかよう紡績会社役員、13年ぶりに故郷に戻り、医療再生に挑む医師――。こうした人々の姿を描いてきた。

 被災地の現況を伝え、復興を後押しする報道を、これまで以上に充実させていきたい。

 岩手県の地方紙「岩手日報」は震災1年後から、犠牲になった人達の人生の一端を顔写真とともに紹介する企画を始めた。「犠牲者を忘れない」というメッセージの発信は、一人ひとりの命の重みを問いかけている。
 
 記録性に優れた活字メディアの特徴を生かした試みだろう。
 インターネット上に情報があふれる時代になったが、新聞週間を前に読売新聞が実施した世論調査では、「情報や知識を得るために新聞はこれからも必要だ」と答えた人が89%に達した。

 震災復興や原発事故対策など、内政の課題は山積みしている。対外的にも、尖閣諸島や竹島をめぐる中国・韓国との関係悪化など、日本は多くの難問を抱えている。

 新聞が果たすべき役割は大きい。読者の期待に応えて、正確な報道と責任ある論説を提供できているのか。日々、自問しながら、最善の紙面をお届けしたい。
 事実を丹念に掘り起こし、真相に迫っていくことも、新聞に課せられた大切な使命である。

 今年度の新聞協会賞(編集部門)を受賞したのは、読売新聞の「東電女性社員殺害事件の再審をめぐる一連の特報」だった。

 無期懲役が確定していたネパール人元被告が冤罪である可能性を示すDNA鑑定結果を報じた。元被告に有利な証拠を検察側が弁護側に開示せず、捜査を尽くしていなかったことも明らかにした。
 見立て似合わない物証を軽視する、ずさんな捜査を浮き彫りにしたと言えよう。
 ただ、元被告は1997年に逮捕されて以来、一貫して無罪を訴えていた。何故、もっと早く、捜査の問題点に切り込めなかったのか。過去の報道を振り返る時、忸怩(じくじ)たる思いが残る。

 公権力が適正に行使されているか、厳しくチェックする。改めて報道の原点を確認したい。
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医者は二足のわらじを履け!

2012-10-14 | 梅肉エキス


1瓶 115g(約300粒)
2ヶ月分
5,616円(消費税込)

(本体価格 5,200円 消費税 416円)


【初回購入者限定企画】
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 人は心身とも・・・

   より良い状態で・・・

     生きたいと願う・・・

 わが身を知ること・・・

   我が心を知ることこそ・・・

     健やかな日々の始まり・・・

       今日、さらに明日もまた・・・




iPS細胞の心筋移植をめぐる森口尚史氏の虚偽発表・・・

残念というより、哀し過ぎます・・・

この人は何を目指して、人生を歩んでいるのでしょう・・・

名声?・・・地位?・・・権力?・・・

今の国会の中でも、同じようなことが国会議員の先生方の間で繰り広げられています。

ノーベル賞という嬉しいニュースの後に、本当に哀し過ぎるニュースを聞いてしまいました・・


今朝は、医者として素晴らしい一生を終えられた一人の医師のお話を転載してみます。

~以下、10月13日読売新聞夕刊より抜粋~

よみうり
寸評
信州の貧しい農村の病院に、外科医の若月俊一さんが赴任したのは、終戦の年のことだった。医者にかかるのは死亡診断書を書いてもらう時だったという農民たちを、粗末な馬車に揺られて訪ね、診療した
全村民への健康診断を行い、重い高血圧症などを減らした。「予防は治療に勝る」と実証し、長野県が日本有数の長寿県になる原動力になった
2006年に96歳で亡くなるまで、佐久総合病院で農村医療に尽くした。その若月さんの活動を描いた映画「(いや)す者として」が、今年度の文化庁映画賞(文化記録映画優秀賞)に選ばれた
「医者は二足のわらじを履け」と若い医師に教えた。高度の専門医術と、地域に出てどんな患者にも対応できる力を持て、ということだ。後者は現代医療が見失った要素でもある
映画には職員や住民の生き生きした証言が収められている。それを見れば、多くの後進を育てたことが分かる
農村は今も医師不足に悩んでいる。若月さんの遺志を継ぐ医師が増え、各地で活躍することを願う。
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80歳三浦雄一郎さん 3回目のエベレスト挑戦!

2012-10-13 | 健康タオル
ご好評頂いてます・・・
  和紙のシャリ感・・・
弊社オリジナルタオルを
 アウトレット価格でご提供!
品番[T_03]
健康タオル【和紙】
1枚  820円
2枚 1,555円
3枚 2,160円


私は、今日まで生きてきた人生において、何度か逃げ出したことがある・・・

そんな自分が情けなく・・・次は逃げないで立ち向かおうと・・・

しかし・・・結局は、同じ事を繰り返している様な気がする・・・

こんな私が足元にも及ばない人・・・三浦雄一郎さん!

昨日(12日)、来年の5月に3度目のエベレストへの挑戦をすると・・・

「頂上に行けるかどうかわからないが、限界まで行ってみたい。限界が頂上なら、こんないいことはない」と・・・


今朝は、この人に関するコラムを転載してみます。

~以下、10月13日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
人間とは弱いもので、より楽な方に、心は傾いていく。苦労の多い仕事をするか、しないかで迷う時は真っ先に、"しない"言い訳がいくつも口をついて出るものである
枡野(ますの)浩一さんの歌集『てのりくじら』(実業之日本社)を読み、5行に分かち書きされた一首に感じ入った。<無駄だろう?/意味ないだろう?/馬鹿だろう?/今さらだろう?/でもやるんだよ!>。どの分野であれ、前4行から5行に挑戦するのが言うべくしてむずかしい
若い人でも、容易には手を出しかねる山である。「でもやるんだよ!」と、80歳で自らを奮い立たせた人に頭が下がる
プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんが来年5月に、世界最高齢でのエベレスト(8848メートル)登頂を目指すという。70歳で初登頂し、75歳で再登頂も果たした三浦さんにとっては3回目のエベレスト挑戦になる
80歳を「傘寿(さんじゅ)」という。多くの人が三浦さんで思い出す傘はパラシュート(落下傘)だろう。かつてパラシュートを安定装置に使ってエベレストを滑降し、世界を驚かせた。あれから42年、"生涯5行目"の人である。
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予防接種しても集団感染・・・なぜ?

2012-10-12 | 梅肉エキス






これからに時期、インフルエンザの感染に注意しなければいけない。

それには、普段から手洗いの励行、帰宅時のウガイの励行が大切なのはご存知だと思います・・・が・・・

予防接種を受けていても、その普段からの手洗いなどが徹底していなかったら・・・


今朝は、その事例を今年初めの取手北相馬保健医療センター医師会病院での集団感染の例で紹介してみます。

~以下、10月12日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
インフルエンザ 













 今年初め、茨城県取手市の取手北相馬保健医療センター医師会病院でインフルエンザの集団感染が発生、入院患者と職員合わせて71人(うち2人死亡)が発病した。

 事の起こりは、病棟勤務の女性看護師のインフルエンザB型への感染だった。
 数日前からのどに痛みを訴えたため、検査したところ、陽性反応が出た。看護師に抗インフルエンザ薬のタミフルを処方し、5日間出勤しないように指示した。

 だが、翌日、翌々日にかけて新たに入院患者9人、職員3人への感染が確認された。このため、同病院は地元保健所に集団感染を報告した。さらに院内の医師、看護師らで構成する感染対策委員会の緊急会合を開催、喉の痛みや、せき、鼻水などの症状がある場合には発熱がなくても検査を行うなど対処策を確認した。見舞客に対してもマスク着用や風邪の症状がある時は面会を控えるよう呼び掛けることにした。

 感染対策員の委員長で内科医の熊谷宗士さんは「インフルエンザの疑いがあれば、その後繰り返し検査を行いました」と話す。 しかし、対策を決めた当日もさらに職員21人、患者8人への感染が判明。感染した入院患者は隔離したうえで抗インフルエンザ薬を投与するなどして対策を徹底した。

 こうした処置にもかかわらず事態は終息せず、高齢の感染者から死者も出た。終息宣言を出したのは2月中旬。最初の感染から1か月がたっていた。

 それにしてもなぜ、集団感染を防げなかったのか。同病院の感染対策員は再発防止に向けて、感染経路などの検証を進めた。
 その結果、初期に発症者の隔離に力を注いだものの、職員が、患者と接触した後に手指の消毒が十分でなかったり、マスク着用が徹底していなかったりしていたことが分かった。こうしたことから、ウイルスが付着した手で口や鼻などに触れて感染する「接触感染」や、せきくしゃみなどによる「飛沫(ひまつ)感染」を防げなかった可能性があると感染対策員はみている。

 同病院では、インフルエンザのシーズン前に、体調不良などの事情がない限り全職員が毎年予防接種をしてきたが、結局は36人の職員が感染した。感染した入院患者8人についても予防接種を済ませていたことが分かった。

 同病院院長の鈴木武樹さんは「ワクチンも接種しており、まさか、これほど感染が広がり、発症者が増えると思わなかった。認識が甘かった」と話す。
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男性で乳がんが心配なときは、まず一般外科を受診!

2012-10-11 | 梅肉エキス

昨日に続き、男性の乳がんについての続きです・・・が・・・

実際、乳がんではないのか・・・と疑っても、男性の場合、なかなか専門科には行きにくいと思います・・・

今朝は、そんな男性に対しての対処の仕方や治療方法の紹介の記事を転載します。


~以下、10月11日スポーツ報知より抜粋~





NOW
男性の乳がん②
 男性も乳がんになることがある。乳首のあたりにしこりが出来て気づくことが多い。乳がんが心配な時はどうしたらいいのか。

 乳がんは乳腺外科が専門だが、受信者の大半は女性なので、男性は訪ねにくいだろう。まず、一般外科を受診して、乳がんの疑いがあれば専門医に紹介状を書いてもらうという段取りを踏むといい。男性乳がんの検査は、女性の場合と同じエコーとマンモグラフィで画像検査を行い、細胞採取による組織検査で確定診断が行われる。

乳房切除と抗がん剤治療

 乳がんと診断されたら、治療は通常の乳がんと同様に行う。つまり、患部を切除し、その後は再発を予防するために抗がん剤を服用する。女性の場合は腫瘍だけを摘出する乳房温存術が増えているが、男性の場合は乳房切除術を行うことが多い。

 乳がんは脇の下のリンパ節に転移することが多く、リンパ節に転移が認められれば、リンパ節の郭清(切除)も行われる。抗がん剤は、タモキシフェン(商品名ノルバデックス、タスオミン)やパクリタキセル(タキソール)が使われることが多い。

 男性乳がんは、皮下脂肪が少ないことから皮膚や筋膜に浸潤しやすく、進行してから発見されるため、手術後の5年生存率は40~50%で予後は悪いと考えられてきたが、近年は女性乳がんと変わらないと指摘されている。ちなみに、女性の場合の5年生存率は、病気別に1期が96%、2期が90%、3期が72%、4期が27%だ。早期発見・早期治療ほど生存率が高いのだ。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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「女性化乳房」も要注意!・・・男性の乳がん

2012-10-10 | 梅肉エキス
血液をサラサラにすることにより<br>
      身体の中から活力がわきます<br>
                飲み続けることで<br>
                  インフルエンザの予防も・・・




今朝のスポーツ新聞を見ていて・・・ふと子供の頃のことを想い出しました・・・

小学生6年の頃だったか・・・はっきりとは覚えていませんが・・・

相撲大会の時に、一人の級友の胸がほんの少し膨らんでいるようなので、

皆が「女みたい」と興味をもち・・・当の本人もあっけらかんと「乳も出るで」と搾ったりしていた・・・

集まった皆も、一緒になって「俺も出るかな」・・・と搾っていたことを思い出します・・・が

本当に馬鹿なことをやってたんですね・・・



今朝は、その男性の女性化乳房についての記事を転載してみます。


~以下、10月10日スポーツ報知より抜粋~





NOW
男性の乳がん
 男性の胸が女性の乳房のように膨らんでくるのが女性化乳房だ。乳首のあたりを()むと肥大化した乳腺が硬くなっていて、痛みを感じることが多い。

 女性ホルモンの一種のエストロゲンが、過剰に分泌されるためと考えられている。その原因として、薬剤性のもの、思春期の一過性のもの、他の病気に伴うものなど様々ある。薬剤の中には女性ホルモンに似た働きをするものがあり、一部の降圧薬や向精神薬、抗アレルギー薬、強心薬など幅広い。

「女性化乳房」も要注意

 また、思春期にホルモンバランスが乱れて、男性でも女性ホルモンが過剰に分泌することがある。さらに他の疾患に伴うものでは、肝臓・副腎・甲状腺・泌尿器科などの病気で女性ホルモンが増えることがある。

 しかし、女性ホルモンの過剰分泌が見られないにもかかわらず、男性の乳房が肥大化することがあり、この原因不明のケースが一番多い。

 女性化乳房そのものは命にかかわる病気ではないが、ホルモンバランスの乱れが男性乳がんの発症に関係している可能性が指摘されているので、乳がんに要注意だ。

 乳腺外科では、触診、エコー検査、マンモグラフィーで、単なる女性乳房化か、乳がんの恐れがあるかを調べる。男性乳がんの発症が多い中高年の場合は、それに加えて細胞を採取して検査することが望ましい。女性化乳房であれば、薬物療法などの治療は不要だが、患者が希望すれば乳腺切除を行うことがある。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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2度の挫折 挑戦生んだ!・・・山中教授ノーベル賞!

2012-10-09 | 梅肉エキス


1瓶 115g(約300粒)
2ヶ月分
5,616円(消費税込)

(本体価格 5,200円 消費税 416円)


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 人は心身とも・・・

   より良い状態で・・・

     生きたいと願う・・・

 わが身を知ること・・・

   我が心を知ることこそ・・・

     健やかな日々の始まり・・・

       今日、さらに明日もまた・・・



iPS細胞を作製した山中伸弥・京都大学教授(50)がノーベル生理学・医学賞を受賞された。

その山中さんは、臨床医を志しながら挫折するなど、順風満帆な研究者生活を送ってきたわけではなかったそうだ・・・

~以下、10月9日読売新聞朝刊より抜粋~
山中さんは、中学、高校で柔道、大学でもラグビーをし、骨折10回以上経験している。怪我が絶えなかったことから神戸大医学部に在学中に「スポーツ外傷の専門医になると決心した」という。
 1987年に同大学を卒業した山中さんは、大阪市大の医局を経て、国立大阪病院整形外科(現国立病院機構大阪医療センター)で研修医となった。しかし、不器用なうえ、点滴に失敗するなど指導医から「お前は邪魔、ジャマナカや」と呼ばれ、毎日、毎日怒鳴られていたという。

 講演会などで当時の話をする山中さんは、ユーモアを挟みながらも苦しい胸の内を明かしている。「手術が下手で、他の人なら20~30分でやれる手術に2時間もかかった。研修も修行という感じで、地獄だった」と振り返る。

 理想と現実の大きな隔たりにも悩んだ。「整形外科は、手術をして元気になって帰っていくという明るいイメージがあった」が、脊髄損傷など深刻な患者を治せない現実を目の当たりにした。重症患者を救うには「基礎研究をするしかない」と思うようになり、臨床医を諦め、大阪市大大学院の薬理学教室の門をたたいた。これが1度目の挫折だった。
 薬理学教室で研究を進め、その後、93年に米国の研究所へ留学した。帰国後、大阪市大で、当時米国で盛んだったマウスのES細胞(胚芽幹細胞)の研究を続けようとしたが、研究環境の違いや周囲の無理解から思ったように成果が上がらなかった。気持ちも沈み、2度目の挫折の日々だった。

 一時は臨床医に戻ることも考えたが、最後にもう一度、研究に挑戦してみようと、公募中だった奈良先端科学技術大学院大(奈良先端大)の助教授に応募。99年に採用され、iPS細胞研究の礎を築いた。



~以下、10月9日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
人生は、生きてみないことには分からない。涙も()れ果てた失恋に、あとで感謝することもある。<今までに、私をフッてくれた人たち、ありがとう。おかげでこの息子に会えました>。日本一短い手紙のコンクール『一筆啓上賞』の、かつての入選作にある
男女の中に限るまい。この道で生きようと志した人生の夢に、つれなくされる失恋もある。今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた山中伸弥・京都大学教授(50)も経験者であるらしい
スポーツ選手を治療する整形外科医の臨床医を志し、挫折している。うまくやれば20分の手術が2時間かかったというから、よほど不器用だったのだろう。邪魔で足手まといの"ジャマナカ"とと先輩医師からは残酷な異名までもらったという
臨床医になる夢にフられて研究医に転身し、iPS細胞(新型万能細胞)という途方もない"孝行息子"を人類の未来に産み落とした。<人間万事塞翁(さいおう)が馬>だからこそ、人生は面白い
仕事に、恋に、あるいはほかの何かにつまずき、どん底の中で偉業の朗報に接した人も多かろう。明日を信じて、今日の悔し涙に乾杯!


我々も、このコラムの言葉のように・・・明日を信じて、今日の悔し涙にカンパ~イ!
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遠隔操作ウイルス感染・・・起訴取り消しへ!

2012-10-08 | 日々のパソコン
昨日からのニュースを見ていて、恐怖を覚えました・・・

自分のパソコンを見知らぬ誰かが遠隔操作をし、犯罪予告をやる・・・それによって、自分が逮捕されるなんて・・・

考えてみただけでも、ぞっとする話だ・・・



今朝の読売新聞朝刊一面を転記してみます。

~以下、10月8日読売新聞朝刊より抜粋~

PC乗っ取り犯罪予告か







 















 犯罪予告メールを送ったなどとして、大阪府警と三重県警にそれぞれ威力業務妨害容疑で逮捕された男性2人のパソコンが、遠隔操作型ウイルス(ボットウイルス)とみられるウイルスに感染していたことがわかった。大阪、津両地検は何者かがウイルスを送り込んで2人になりすまし、犯行の及んだ可能性が高いと判断。先月21日、2人を釈放した。府警に逮捕された男性は既に起訴されており、大阪地検は起訴を取り消す方針。両府県警は不正指令電磁的記録作成や同供用などの疑いで捜査し、感染経緯や両事件の関連も調べる。

三重の男性も釈放

 警察庁は動機が特に見当たらず、犯行を否認する容疑者を想定し、サイバー捜査を慎重に行うよう全国の警察に異例の注意を行った。

 府警が逮捕した男性は、同府吹田市のアニメ演出家(42)。自宅パソコンから7月29日、大阪市のホームページに「(大阪・日本橋の)ヲタロードで大量殺人する」「トラックで突っ込んでひきまくります」などの内容のメールを送ったとして、8月26日に逮捕、9月14日に大阪地検が偽計業務妨害罪で起訴した。府警はIPアドレスなどから男性を特定。男性は任意聴取段階から「何者かにパソコンを乗っ取られた」などと供述し、否認していた。

 一方、三重県警が逮捕したのは津市の無職男性(28)。自宅パソコンで同10日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「伊勢神宮を爆破する」と書き込んだとして同14日に逮捕された。発信元のIPアドレスが男性のパソコンと一致したが、男性は「身に覚えがない」と主張していた。

 府警は当初、演出家の男性のパソコンに不審なウイルスがないか調べたが、問題のウイルスは削除されていて検出できなかった。その後、県警の連絡でウイルスのファイル名が判明し、改めて調べた結果、ウイルスの痕跡を発見。約10日かけて復元、第三者が遠隔操作でメールを送ったり、掲示板に書き込んだりできる機能を突き止めたという。

 男性2人に面識はなく三重事件では無職男性が何らかのファイルをダウンロードして感染した可能性が高いとみられる。大阪事件ではウイルスの削除も遠隔操作で可能だったといい、演出家の男性は感染に気付いていなかったらしい。

 大阪事件のパソコンからは8月1日、飛行機に爆発物を仕掛けたとの内容のメールが日本航空に送られ、米国行きの便が引き返しており、警視庁が威力業務妨害容疑で捜査している。

 2人の釈放について、府警は「その時点で可能な限り捜査をしたが、検索ソフトにウイルスが引っかからず、見つけることが出来なかった」とし、県警は「捜査は適正に行った。誤認逮捕という認識はない」としている。
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朝食により体内時計リセット・・・遅い夕食 体内時計にズレ!

2012-10-07 | 雑記
仕事柄、夕食が遅くなる人は、結構多いんじゃないでしょうか・・・

しかし、その遅い夕食が肥満の元になるとはよく言われますが、

早稲田大学の研究チームがマウスを使って体内時計がずれることを解明したとの事です。


今朝は、その記事を転載してみます。

~以下、10月7日読売新聞朝刊より抜粋~





 




 夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れると体内時計がずれることを、早稲田大の柴田重信教授(薬理学)らの研究チームが、マウスの実験で明らかにした。人間では体内時計の混乱で肥満や糖尿病になりやすいことがわかっており、規則的な食事で体内時計を正常に保つことが肥満予防につながると考えられる。11日から京都市で開かれる日本肥満学会で発表する。

 生物の体内時計は細胞中の時計遺伝子で制御されている。1日の長さは24時間だが、体内時計の周期は少しずれているため、光や食事で補正して1日のリズムを作っている。

朝食まで短く 体内時計ズレ

 柴田教授らはマウスに1日3回の食事を与え、腎臓と肝臓の時計遺伝子の働きを計測し、体内時計のリズムを調べた。人間の午前7時、正午、午後7時に相当する時間に食事を与えた場合、1日で最も長い絶食時間の後に取る朝食によって体内時計がリセットされるとわかった。この朝食の時間が、1日の活動リズムを規定する重要な役割を果たしている。

 一方で夕食の時間が午後10時と遅い場合は体内時計が2~3時間ずれることも確認した。昼食から夕食までと、夕食から朝食までの間隔がほぼ同じになるため体内時計のリズムが乱れるらしい。夕食を午後7時と午後10時に分けて与えた場合は、絶食時間は朝食までの間が最も長くなるため、体内時計のズレは1.5~2時間に抑えられた。

 柴田教授は「朝食を決まった時間にきちんと食べ、夕食を遅らせないようにして、規則正しい食生活を送ることが肥満予防につながる」と話している。
※ 体内時計 生物の体の中の各細胞にある時計遺伝子が、生命活動のリズムを作る仕組み。睡眠や覚醒、体温、ホルモン分泌などの機能を約24時間周期で調整している。時計が1周する時間は、人間が約24時間半、マウスが約23時間半~24時間など種によって少しずつ違う。
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大滝秀治さん87歳で死去

2012-10-06 | 雑記
大滝秀治さんという俳優さんが亡くなられた・・・

好きな俳優さんの一人でした・・・



~以下、10月6日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
黒沢明監督の映画「影武者」で大滝秀治さんは侍大将を演じた。乗馬の心得はない。毎日、自分の乗る馬に人参を与えては諄々(じゅんじゅん)と言い聞かせたという「おれを落として恥をかくのは、おれじゃない。ご主人を落としたことで、お前が恥をかくんだぞ」
あの渋くてちょっと甲高い声でうまに語りかけているところをフィルムに収めれば、そのまま映画の一場面になりそうである
その人が現れるや、愉快な場面は楽しさが増し、恐ろしい場面は不気味さが増した。銀幕に、舞台に、存在感の陰翳(いんえい)を刻み大滝さんが87歳で死去した
「過去の作品を褒められても満足出来ない。役者は今の仕事でしか価値がないんです」。かつて本誌で語っている。テレビドラマ『うちのホンカン』、舞台『巨匠』、公開中の映画『あなたへ』・・・一つひとつが"今"に込めた全身全霊の結晶だろう
出来の悪いコラムを書くたびに、大滝さんの声を幻聴として聞いていた時期がある。殺虫剤のCMが流れていた頃である。<つまらん!お前の話はつまらん!>。あの声に包まれると、ほろ苦い自嘲の記憶でさえもほのかに温かい。


ご冥福をお祈りします・・・合掌・・・
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iPS細胞から完全な卵子・・・生命倫理の課題直面も

2012-10-05 | 健康タオル
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今朝の新聞を見て・・・遂に来たのか!・・・との称賛とともに一抹の不安・・・が・・・

iPS細胞から完全な卵子が作成され、健康なマウスまで誕生したとの記事・・・

iPS細胞から卵子
 マウスで成功 子も誕生 
 様々な組織や臓器に変化できるマウスのiPS細胞(新型万能細胞)から卵子を作ることに、斉藤通紀・京都大教授らの研究チームが、世界で初めて成功した。作製した卵子を体外受精させることで健康なマウスが誕生した。特殊な細胞培養法を用いているため、直ちに人に応用することはできないが、チームは昨年、マウスの精子作製にも成功しており、将来的には不妊症研究に利用できる可能性がある。5日の米科学誌サイエンス(電子版)に発表する。


将来、この技術を人に応用するということになれば・・・

人間が人工的に生命を生み出しても良いものなのだろうか・・・

人間社会は、過去にもいろいろと間違った選択をやってしまった経緯があります。

色々と議論を尽くし、歯止めが効くように2重・3重の制約を取り決めなくてはいけないと思います。


今朝は、その部分の解説記事を紹介してみます。

~以下、10月5日読売新聞朝刊より抜粋~










マウスのiPS細胞から卵子を作り、健康な子供を産ませることに京都大の研究チームが成功した。今回の手法はそのまま人に使える技術ではないが、将来、人への応用を考えた時、新たな生命倫理上の問題が生じる可能性がある。

 チームは今後、人のiPS細胞から卵子や精子のもとになる始原生殖細胞を作る研究に入る方針だ。それが出来れば、不妊症の人のiPS細胞から作った始原生殖細胞を培養して、卵子や精子へと成長する過程を観察し、不妊などの原因解明につなげたいとしている。

 文部科学省は2010年に、iPS細胞から精子や卵子を作製することは認めるが、受精させることは禁止する指針を策定した。だが、研究が進めば、iPS細胞から人の卵子や精子そのものを作ることが出来るようになる可能性があり、出来た精子や卵子が正常な機能を有するかどうかを確かめるには、「受精させる」という問題に直面する。

 もう一つの万能細胞であるES細胞(胚性幹細胞)は「生命の萌芽(ほうが)である受精卵を壊して作る」という点が大きな課題とされた。皮膚などから作製できるiPS細胞はこの弱点を克服したと称賛されたが、技術の発達で、人工的に命を生み出すという新たな倫理的課題が持ちあがろうとしている。

(科学部 竹内芳朗)

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過敏性腸症候群・・・「潰瘍性大腸炎」併発例も

2012-10-04 | 梅肉エキス

昨日紹介した記事の心理的ストレスが原因と言われる腹痛を伴う下痢や便秘が続く過敏性腸症候群・・・

この症状は、この病気だけではないらしい・・・


今朝も、これに関連した記事を転載してみます。

~以下、10月4日スポーツ報知より抜粋~





NOW
過敏性腸症候群②
 腹痛を伴う下痢や便秘が続く過敏性腸症候群。珍しい病気ではなく、30%の人が一生に一度は経験すると言われる。心理的ストレスが主な原因で、神経質でまじめな性格の人に多いとされる。

 しかし、慢性的な下痢や便秘が続く病気は過敏性腸症候群だけではない。代表的なのが潰瘍性大腸炎だ。自民党の安倍晋三総裁が、5年前に総理大臣を辞任した理由の一つとされた病気として知られる。初期症状は下痢や便秘を繰り返すが、進行すると血便が出たり下血して、体重減少や貧血を伴うことがある。内視鏡検査で大腸に潰瘍ができていれば診断される(過敏性腸症候群は潰瘍などの異常がない)。潰瘍性大腸炎は原因不明で治りにくい病気だが、心理的ストレスが誘因とされる。

「潰瘍性大腸炎」併発例も

 この潰瘍性大腸炎は、過敏性腸症候群を併発しているケースが少なくない。もともと下痢を繰り返す過敏性腸症候群だった人が、強いストレスや感染性腸炎をきっかけに潰瘍性大腸炎を発症し、下痢が悪化して下血することがあるのだ。逆に潰瘍性大腸炎を治療して潰瘍が消え、すっかり治った筈なのに、下痢は治まらないというケースもある。そんなことがあるので、過敏性腸症候群と診断され治療を受けていても、数年に一度は内視鏡検査を受けるといい。

 また、過敏性腸症候群の人は、うつ病や閉所恐怖症など精神科の病気を併発していることがある。消化器内科で治療を受けていても症状が改善しない時は、精神科や心療内科を受診するといい。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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過敏性腸症候群・・・症状から自分の心を見つめ直す

2012-10-03 | 梅肉エキス
ムメフラールの含有表示が出来るのは<br>
      【赤本】だけです!製品100g中1000mg含有!


年に1~2回だが、急にお腹が痛くなってトイレに駆け込むことがある。

今朝は、検査をしても病気が見つからない腹痛などの記事を転載してみます。

~以下、10月3日スポーツ報知より抜粋~





NOW
過敏性腸症候群
 腹痛を伴う下痢や便秘が続く過敏性腸症候群。検査をしても大腸炎や腫瘍などが見当たらず、腹痛あるいは腹部不快感が1年のうち12週間(連続していなくてもよい)以上あり、①排便によって軽快する②排便回数の変化から始まる③便の性状の変化で始まる―の3項目のうち2つ以上当てはまると過敏性腸症候群と診断される。

症状から自分の心を見つめ直す

 治療は通常2段階で行う。第1段階は食事指導、生活習慣の改善、さらに消化管運動調節薬、症状に応じて乳酸菌製剤、抗コリン薬などを追加する。食事は決まった時刻に取り、量やバランスを考える。繊維質の多い食事で症状が改善することが多い。生活習慣では、十分な睡眠と休養を取り、適度な運動を行うことだ。

 これらの治療が効かない時は、第2段階として抗うつ薬や抗不安薬を4~8週間服用する。過敏性腸症候群の主な原因は心理的ストレスと考えられているので、精神科で心理療法、簡易精神療法、弛緩方、認知行動療法、催眠治療法などを併用することがある。

 こうした治療と並行して、自分で出来ることがある。無意識のストレスが症状を引き起こしているのだから、便秘の時は不満をため込んでいるのではないか、下痢の時は身の回りで起こっていることを消化できない(納得できない)のではないか、吐き気がある時は何かを強く嫌悪しているのではないか―という具合に、自分の心を見つめ直し、ストレスの正体に立ち向かえば、捕らわれていた心が解放されるかもしれない。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)


私のように、年に1~2回程度の場合はどうなのだろう・・・?

たまたま、その時だけストレスが貯まっているのか・・・な?!
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