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トルコ・予測通り進む君主独裁への道/世界から民主主義国家も消えてゆく

2017年04月30日 14時40分34秒 | 時代・歴史
★ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170430-00010006-afpbbnewsv-int

トルコ、ウィキペディアとデート番組を禁止 公務員も大量解雇
AFPBB News 4/30(日) 10:18配信

(c)AFPBB News
【4月30日 AFP】トルコ政府は29日、オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」へのアクセスを完全に遮断し、テレビのデート番組を禁止した。大統領権限を強化する憲法改正の国民投票で勝利したレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領による弾圧への懸念がさらに高まった。

 政府はまた、4000人近い公務員を解雇した。昨年7月のクーデター未遂後、9か月以上にわたって非常事態宣言が敷かれ、粛清が続いている。

 トルコ国営メディアによれば、ウィキペディアがテロを助長する内容と、政府が複数のテロ組織と協力していると非難する内容を削除しなかったために今回の措置が取られたという。

 29日夜に発表された命令では、テレビで人気のデート番組も禁止された。政府が何か月も前から議論してきた問題だ。命令は「人々が友人を紹介されるような番組はラジオとテレビで許可を受けることはできない」としている。

 別の命令で、公務員3974人を解雇した。法務省勤務の1000人以上と軍に雇用されていた1000人以上が含まれる。

 空軍から解雇された人の中にはパイロット100人以上が含まれる。政府機関で働いていた500人近くの研究者も解雇された。(c)AFPBB News

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● 世界から段々と民主主義国家≒資本主義時代が消えてゆきます。日独伊・スェーデン・インド
  等を除き、やがて世界から自由と民主主義を名乗る資本主義国家が消えてゆきます。

● そもそも、トルコはオスマントルコが崩壊後の世界ですから、丁度旧ソ連が崩壊したロシアと
  同じ世界にいます。つまり、武人時代が崩壊した後の世界です。社会循環論によれば、
    武人時代の次は知恵者の君主独裁の時代です。

● ソ連は若い君主の時代ですが、すでにトルコは青春時代を過ぎて、壮年期に達しています。
  自らのアイデンティティが確立される時です。若い時代のあこがれ(EU)
  から夢が覚める時
です。

● もは後戻りのできない時代へと突入したのです。君主に逆らうものは全て社会的に
  不利な世界へと放り込まれます。たとえ才能があっても、社会的な地位は
   低くなります。丁度才能とは関係なく士農工商・エタヒニン・
    の世界があったようにです


● 分かりやすく言えば、君主に対する忠誠心が全てを決めるのです。従って君主に対して
  忠誠心が湧かない人は、他国に逃げるかしかないでしょう。

● しかし逃げる国を間違えると再び社会的な地位は不安定になりますので、国を
  選ばなくてはいけません。自由で民主主義的で才能があり、お金儲けに
  趣味があれば、やはり若い資本主義国家が良い
でしょう。日独伊などです。

● そうすれば、出自に関係なく、孫正義のように億万長者も夢ではなくなります。
  戦いに興味があり、相手を倒すことに快楽を感じる人は、今から崩壊し
  武人の時代に突入する、老先進先輩資本主義国家が良いでしょう。

● しかし気を付けなくてはいけないのは、まだ資本主義ではあるが、崩壊目前の先進資本主義国は
  段々と排外主義が酷くなりますので、異国では貴方はその国で出しゃばってはいけません。
   武人が力の発揮できる時代が来るのをじっと待たねばなりません。

● EUが崩壊すれば、トルコの君主独裁とイスラムの復帰と、キリスト教への排撃が
  段々と悪化します。中東からはクリスチャンは逃げるが勝ちです

● やがて世界は、主要先進先輩資本主義国家が崩壊しますから、世界の大混乱と内戦型大戦を
  へて、世界戦国時代へと突入します。新中世の時代が来るのです

● 今まで、昨日まで新植民地主義で西欧から収奪をうけた国々は、その内部に自らの国民を
  植民地主義的に収奪する時代が来るのです
。丁度親や他人から受けた仕打ちを
  自らの子供にする親のようにです。こうして暴力等は歴史的に遺伝するのです。


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