のぶひさの日記

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東京・足立区教委、「学力で予算配分」方針転換

2006年11月08日 | 専門科目
学力テストの結果などから小中学校を分類し、来年度からの予算配分に反映させる方針を決めていた東京都足立区教委は7日、この方針を撤回することを明らかにした。

 ただし、撤回するのは、学校を機械的に分類する方式で、平均点の前年度からの伸び率は考慮するとしている。
内藤博道教育長は7日の区議会で、「区民の意見を受けたが、学校のランク付けという誤解を生みやすいので取りやめる」と述べた。

(読売新聞) - 11月8日3時7分更新

新たな方針では、A~Dの4ランクに分けるのをやめ、各学校から提出される予算の申請に基づいて1校ずつ査定する方法に改めるという。学力テストの結果は、伸び率によって学校に加点する形で予算を上乗せする。加点の点数はあらかじめ決めずに1校ずつ判断する。学校へ配分する予算に学力テストの結果を反映する点は変わらないという。同区教委は、さらに具体的な方法を詰める。

(asahi.com2006年11月08日08時44分)

ランク付けはしないけれども、学力テストの結果は予算に反映させるとのこと。結局のところ予算は税金なわけだから、どこの学校にいくら予算がおりたのかは公開されるはず。そうなったら誰が見ても序列はわかってしまうよね。

そもそもテストの実施権が教員にあるのだとすると、学校としては学力テストに参加しないという選択肢もあるんじゃないのかな。
参加した場合のメリット、不参加の場合のメリットを各校の教員と生徒・保護者で話し合う機会が保障されるべきではないのですか?
だってこれからの学校運営にこの予算が大きくかかわっているわけだから、当然でしょ。

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