のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

クロサギ<第9話>

2006年06月09日 | ドラマ感想
第9話「元女優の詐欺師と演技比べ☆なりすまし詐欺☆」

鴨南蛮そば(かつお昆布だし)
しかも山Pのけずったネギ入りだぜセニョリータ

コンビニで売ろうよ~。鴨の絵がかわいいよ。これヒット間違いなしだね。


いよいよ神志名(哀川翔)の手が忍び寄ってきましたね。
桂に出入りの詐欺師が逮捕されました。
おそらく桂木(山崎努)に切られたのでしょうが、神志名はあえて桂木の前で逮捕しました。
桂木への宣戦布告なのでしょうか。

黒崎(山下智久)は自分を見失っているのでしょうか。
黒崎の復讐とは自分を捨てて、世の中のシロサギを全部食うこと。

神志名(あいかわらず変換めんどくさい!)には、自分を見失っていると言われ、
先週桂木には利口になりすぎるなと言われてるし・・・。

早瀬さん(奥貫薫)さんにも勝手に依頼を受けるな、桂木さんに何かあるようなことがあったら考えがあると。

つまり、正義の味方になっていい気持になってはいけないということなのでしょうか。
黒崎自身はそうは思わなくても、外部の人間から見れば正義の味方に見えてしまいますよね。表の世界で目立っては捕まりますよね。そこが早瀬さんの言う表の社会とのバランスなのでしょうか。

黒崎は自らひとりになろうとしていますね。
氷柱が用意した鳥そぼろご飯を捨ててしまいました。
氷柱を裏の世界に巻き込みたくないという思いなのか、
シロサギ以外は喰わないから鳥そぼろは食べないのか、
本当に自分ひとりでいたいのか、
真意はどこにあるのでしょうね。

氷柱の思いは痛いほどわかる。でもその思いを受け入れるのはクロサギとして生きていく自分を見失うことになると黒崎は考えているのでしょうか。

何もかも捨てて復讐していくのは本当に孤独だと思います。
人間はひとりでは生きられないのだから、氷柱の思いを受け入れてほしいな。

そろそろ自分を見失わない生き方を考える段階に黒崎はいるのでしょうね。

なんだかまとまりない文章ですみません。
いつの間にか「詐欺の手口」よりも、黒崎の生き方のほうに注目がいくようになりました。

早瀬さんの謎は今週は「水遊び」。先週は赤いバラ。ますます謎です。
最終回(6月23日らしい)までのお楽しみなのかな?

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決して見捨てないよ

2006年06月09日 | 専門科目
きのうの朝日新聞夕刊一面に私も賛助会員となっているNPOカリヨン子どもセンターがとりあげられていました。

私たちは「決して見捨てないよ」というメッセージのもとで、
行き場を失ってしまった子どもたちに居場所を提供し、まずはほっとして、
これからのことをじっくり考えることのできる環境を設けようということで活動しています。

世の中がどんなに豊かになっても、帰る所がない子どもたちがたくさんいることに本当に驚かされました。
非行少年として補導・逮捕し警察から家庭裁判所に送り、処分を決めて終了というわけにはいかないのです。
でも今の世の中は、そういう流れにのせることを求めているような気がしてなりません。

気に食わないものを目の前から排除し、臭いものに蓋をすることは簡単です。
しかし、それで問題が解決したと考えるのは単純だと思いませんか?
大人たちの思考回路は恐ろしく単純になってはいないでしょうか。

法を犯したらそれなりの罰を受けたり、償いをしなければならないというのは、当然です。
けしからんと言って罰を科すのはその意味ではすごく当たり前のことです。

でも、法を犯すに至った背景をきちんと明らかにし、二度と法を犯さないようにするにはどうしたらいいのか、同じような子どもたちを救うためにはどうしたらいいいのか、ということも考えなければなりません。

「威嚇」で犯罪や非行を防止しようとしても、犯罪や非行の根底にあるのものを解決しない限り意味はなさないと思っています。

行き場を失ってしまった子どもたちの居場所が、全国にできていくといいなと思っています。

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