ホワイトバンドの謎

きょうは台風の翌日らしくさわやかな青空でしたね。
広場でぼーっとできて気持よかったです。

さて、ずいぶん前にここでも書きましたよね、ホワイトバンド。

「ほっとけない」キャンペーンでしたっけ。新聞でも大きな広告だしてさ。
普通のＮＧＯとかだったらあそこまではやらないだろってくらいの大きな広告。

国会議員とかスポーツ選手がはめてて、なんだかウサンクサイって書いたような。

その予感的中ですね。

その運動を主催している会社曰く、


「経済活動の一環ですから」

はっ！？どういう意味？

実は金儲けだったんですね。

すでに1億７０００万円のもうけだそうです。小売店だって一個売れば５７円も利益がころがりこむそうです。

もちろん「寄付しない」ってさ

あくまでも経済活動の一環。ビジネスとして成り立つからキャンペーンをやったとのこと。1億７０００万円の使途はこれから決めるとのこと。

３００円が寄付されるんじゃないのかよ！

確かにどこにも寄付するとは広告に書いてなかったけどさ、
こういう現状をひとりでも多くの人に伝えたいってのも理解できるよ。

でもさ、3秒に１人の子どもが死んでいるとかさ、衝撃的な事実をいくつかあげておいて、３００円でホワイトバンド売ってもうけてそれで終わり？一円もあの子たちのために使わないで、会社の利益？

宣伝に使われただけのなのかよ、子どもたちは。

冗談じゃねえよ！

わたしたちは金儲けのために市民運動・ＮＧＯ・ＮＰＯやってるんじゃないんだよ。

みんなから会費だとか寄付だとか集めて少ない資金で、時には自腹切って（こっちの金額のほうがたぶん多い）活動してんだよ。

ホワイトバンドなんてしょせん一過性のファッションで終わるよ。
こんなんじゃ何も伝わらないよ。

わたしたちの活動が目指してるのは、子どもたちの笑顔。

その笑顔を求める気持、そして何よりも日々の生活の中に幸せを見出してほほ笑んでいる子どもたちを利用しての金儲け。

てめーら、地獄へ落ちろ！っての。