のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

外国人の子どもたち

2005年05月05日 | 日記
日本語指導の必要な外国人の子どもたちは2003年度で19678人。そのうち日本語指導を受けているのは84パーセント。
こんな調査結果が先月、文部科学省から発表された。おととい、現場の状況について新聞の投書欄にも掲載されていた。

84という数字だけ見ると、まあまあかなと普通は思う。
でも投書によると次のような状況だ。岐阜県大垣市ではブラジル人を中心に400人の外国人の子どもたちがいる。その半数が公立の学校に通っている。そのために追加配置された教員は市全体でたった2人、当然手がまわらない。市内にブラジル人学校は2校あるが「私塾」扱いのため、授業料は高く、校舎も狭い。

84パーセントとはいってもおそらくどこもこんな状況じゃないかとも思う。一人でも教員を配置すれば統計上はやったことになるのだから。これが統計の恐いところ。

ところで次のような子どもは上記の19678人に入るのかな?
アジアのある国の女性と日本人の男性の間に東京で生まれた女の子。
一歳半の頃、父親は出て行ってしまった。そして母親とともにアジアの母国へ移り住む。
その国では「日本人」ということで、小学校の先生や同級生からすごいいじめにあう。ベビーシッターにも虐待された。「戦争」の時の現地の人々の苦しみに彼女は直面してしまう。
10歳の頃、父親を頼って再び母とともに日本へ。
今度は「外国人」ということでいじめにあう。日本語は話せたが、受身や能動の区別、微妙なニュアンスを日本語で伝えるのはやはり苦手だった。そういうところをいじめられる。
母親は日本語が苦手だった。逆に女の子は母国語が苦手。
学校で嫌なことがあっても、先生からの連絡事項があっても、親子の会話はなりたたない。
次第に女の子は「アイデンティティ」を失っていく。母国でも日本でも外国人として排除されてしまう。学校へも行かなくなった。
やがて、うつ状態に。この頃は様々なひとたちが援助の手を差しのべるが、言葉や文化の問題でうまくいかなかった。
同じような境遇の子どもたちが集まるゲームセンターが「居場所」になった。ここでならみんなと話せる。いじめれらない。
そして2004年6月。13歳、中学2年生の時、「殺人」容疑で補導された。5歳の男の子をマンションから突き落としたという疑いで。

書いているうちに話題がズレてしまっているようだけど、マイノリティーの子どもたちの人権をいかに守っていくか、緊急に考えなくてはいけないと思う。
政府は外国人労働者の受け入れを積極的にすすめている。企業はフリーターや契約社員といった実に巧妙な方法を考え出した。しかし、もっと安い労働力が欲しいというわけだ。
当然、一緒に日本にやってくる子どもたちも増加する。外国人と日本人の間に生まれる子どもたちだって増える。

統計上の数字合わせにがんばっても・・・と思う。




お買い物

2005年05月05日 | 日記
きょうは暑い!ですね。半袖でもいいくらいかも。

朝から並びましたよ~。デジカメ買うために、8時半から。それでも20番目くらいでダメかなぁと思っていたら、やっぱりダメでした。限定3台、ほかにあんまし目玉商品なかったし・・・。
整理券配り始める頃は50人くらい並んでた!みんなけっこうお暇ですね(笑)

どうも先週から買い物運がないんですよ。
先週はクルマ買い損ねた!(爆)
H9年式スープラがなんと94万円。しかもちゃんとマニュアル。
これは買いだ!今度の日曜に行こうっとなんて思っているうちに売れちゃった・・・。
今のクルマを売れば楽勝で買えたのに~

無駄使いばっかり企てて、けっきょく貯金。来年の引越し代に消えるのかなぁ。
あーあ、もう連休おわりだ。
論文のテーマどうしよう、そろそろ固めなくては。