のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

学習会

2004年11月12日 | 日記
久しぶりに市民運動の学習会へ参加した。

宣伝不足で心配だというメールがきていたが、なんと60人以上も来てくれました。
大半がおばちゃんたちですよー。
この前の文読みましたよ、なんて声をかけてくださる方もいて、ちょっとうれしかったり。

講演を引き受けてくださった方もとてもやさしい感じの女性でした。

少年問題って結局は、教育、もっと身近に「うちの子どもの通っている学校」の話しに必ずなりますね。

マスコミ、政治家、「専門家」と称する人たちはみんなそろって、法律を問題にする。
「保護処分=甘い=軽い=無責任」、「刑事処分=厳しい=重い=責任をとった」
こんな図式が大前提ですよね。

講演を引き受けてくださった女性は、「自分や世間の常識で、少年本人や親に接しても溝は深まるばかり」
と言っていたのがとても印象的だった。
いくら法律を改正して、われわれ「普通」の感覚を少年に押し付けて何になるの?
非行に至った背景を親も含めて、みんなで考えて、また社会の中で生活していけるようにするのが、
少年法の理念。少年院にいる5000人は必ず社会に帰ってくるんです。
何かをむりやり押し付けたり、制裁を加えたりなんて発想はそもそもない。
そんな発想を少年法に持ち込もうとするから、議論がおかしくなると思う。

もっと身近なレベルで考えようよ。学校、家庭、友だちとか。