EVERBLUE,EVERGREEN~YU-KIのブログ~

僕の日々の出来事や飼い猫の近況、お気に入りの作品など…徒然なるままに綴るページです。ただ、思いの丈を他が為に伝えます。

ひたすら描き続ける。

2010-07-27 22:02:20 | Weblog
毎日暑いですね~
電気代がかかるのが辛いところですが、ほぼ一日中冷房の力を借りて生活しております。

学校が夏休みに入ったこともあり、ここ三日三晩ほど、家にこもって缶詰状態で絵を描いてました。

さし絵技能検定なるものを期間限定(1週間)で取り組んでました。
その間もいろいろと急な予定が入りかなり焦りましたが、提出期限ぎりぎりまで時間をフル活用して、どうにか出題された5課題を済ませられました。

ひたすら座り続けて手と目を動かし続ける…
そんな作業をしたのは、大学時代以来だったので、かなり心身ともに疲労しました。

が、ちょっとした漫画家気分を味わうことができました。


自費出版するための本(漫画)もゆくっりながら制作中ですが、完成までにはまだまだ先が長いです。

ちなみに朝ドラ「ゲゲゲの女房」を楽しみに見てます。
水木さん、アシスタントさん、そして奥さんの頑張りに
いつも元気もらってます。

いつか自分も、描き上げた本を皆さんの手元に届けられる日を夢見て、
頑張ります!


永久に安らかに・・・

2010-07-26 02:06:40 | Weblog
先日、祖母のお葬式がありました。

享年88歳。

これまで生死をさまようような手術や入退院を幾度となく繰り返し、
それらを乗り越えてきましたが、とうとうそのときがきてしまったのです。


みんなが歩む道とは言え、やはり「死」というものを目の当たりにすると、
ぐっと心の奥底から深い悲しみがこみ上げてくるものですね。


家族葬ということで、告別式の際に大きなテレビ画面に、祖母の若き日の頃から現在に至るまでの写真がBGMと葬儀の業務員の方のナレーションとともに流れたのが印象的でした。
2年前、祖父の米寿のお祝いで親戚一同が会した際に撮った集合写真で幕を閉じました。

また、喪主である叔父さんがみんなの前でマイクを握り締め涙をこらえながら、
「母は手紙や詩を書き綴るのが好きな、名前の通り静かな女性でした。」
と、お話されていたのにも心を打たれました。


そういえば、絵を描くのも好きだったという祖母。
僕が大学1年の夏休みに遊びに行ったときのこと。
作品を見てもらおうと持ってきた油絵で描き上げたキャンバスの中の女性の手を見て、
「なんか男の人の手みたいやなあ」
と、周囲が安易に「上手いね~」などと褒める中、冷静に指摘してくれたのを今でも思い出します。


2年前に祖母が入院してお見舞いに行ったときのこと。
ターシャ・テューダーのガーデニングの写真集をプレゼントしました。
「うわ~きれいやね~」と、言って興味津々にページをめくっていたのを思い出します。


1ヶ月前に母がお見舞いに行ったときのこと。
家の庭先で採れたグミ実のついた枝を見せたら、それまでほとんど反応のなかった祖母が
「きれい~」と、一言発して、ずっとそのグミの実の手触りを楽しんでいたそうです。



棺に入った祖母へたくさんのお花と果物を添えている間も、いろんな思い出がフラッシュバックして、でも、もう会えないんだと思うと目頭が熱くなるのを感じました。

最後に真っ白な祖母のおでこと両頬を触ると、思っていたよりもずっとひんやり冷たくて、ちょっとした驚きと静かな気持ちをさそいました。


火葬の間、お料理がふるまわれたときのこと。
もう痴呆が入り、「今日はだれのお葬式か」と今ひとつ分かっていなかったり、補聴器が故障したため筆談のやりとりが必要だったりする祖父が急に立ち上がり、祖母の遺影の前で、
「ばあさんや、ワシを残して先に天国に行ってしまいよって。変な男につかまったらあかんぞ。ワシも行くからそれまで待ってろよ。」
と、はっきりした口調で語りかけていたのが、胸に迫るものがありました。

記憶が曖昧になってしまっても、きっと長年連れ添った存在というのは、深く記憶に心に刻みこまれているんだろうな…と、思いました。


そんな祖父は90歳。
僕が幼少の頃は、幾度となく叱られては拳骨されたり、庭木の剪定や物の修理を器用にこなしていたりして、厳しくも頼もしい印象だった祖父。
年齢を重ねて丸くなったのかは分からないけれど、笑顔が多いためか、今の僕から見た祖父は、ちょっととぼけて面白い人って印象です。


人の印象ってこんなにも変わってしまうもんなんだと、不思議な気分です。
でもさらに長く生きていけば、もっとほかにもいろんな発見があるのでしょうか。
そして、そんな自分をもっと知ってみたい気がします。


あれから1週間が経ち、悲しみに暮れてばかりはいられないなあ…と、思えるようになった今日この頃です。




もうすぐ夏休みですね。

2010-07-04 21:07:34 | Weblog

          
          今、ここがお気に入りの場所。(階段の上)風通しがいいから?

 

7月に入りましたね。
個人的には問題山済み、お先真っ暗なわけですが、妙に気分がわくわくしています。

それは夏休み前だからでしょうか。
いい年した大人が何言ってるんだか…ていう感じでしょうが、毎年、入道雲やら朝顔の花を見ると
心が躍る自分がいます。
まだまだ子どもですみません。

とはいえ、今年の夏の半分(8月の前半)は介護実習があり、それに向けて、今、少しでも
実践的なことを身につけておこうと、日本赤十字社が開催している健康生活支援講習を週1回受けに行っているところです。

第1回目は、「体位・姿勢交換の介助」と「歩行の介助」でした。
受けに来ている人たちの年齢層はというと、ほとんどが40~60代の女性、若い人は2~3人程度、男性は僕を含めて4名しかいませんでした。
簡単な説明を終えると、指導員から、まず「同性でペアを組んで」と指示があったので、僕は最年長らしきおじさんとペアを組むことになりました。
そして、一日にわたって、その人と介助者と利用者の役を代わりばんこで務め、指導員に言われるがままにプログラムをこなしていきました。

特に「ベッドで寝そべっている肩麻痺のある利用者を起き上がらせる」という介助法と、「アイマスクをしている人を連れて細い通路や階段などを連れて歩く」ガイドヘルプのしかたが難しいなあと、思いました。

ただ、ペアを組んだおじさんや指導員、受講者の人たちがみんな朗らかで和気藹々とした雰囲気の中で、取り組めたので、それほど苦に感じなかったのが良かったです。


次回は、「排泄の介助」「車椅子の介助」です。
萎えずに頑張りたいところです。

  ここから高みの見物もしてます。でも、反り返りすぎて時々落っこちる。いとかなし・・・。

さて、昨日、今日と、大阪科学技術センターへ、今通っている介護の学校のスクーリングに行ってきました。
ひとつの講義が90分、朝から夕方までありましたが、なかなか楽しめました。

特に「医学一般」。
たぶんその教授のお話が面白かったんだと思います。
上品な話口調なのに所々押しが強いというか…
身振り手振りを自由自在に使って体のしくみ、健康を損なうことの恐ろしさをリアルかつユーモアにご教授いただきました。

講義のあとに珍しく心がほっこりしている自分がいて、
ちょっと有意義な時間が過ごせたのかもな~と、思えました。

      
        
              あくびの顔は般若みたい…いつも思う。