EVERBLUE,EVERGREEN~YU-KIのブログ~

僕の日々の出来事や飼い猫の近況、お気に入りの作品など…徒然なるままに綴るページです。ただ、思いの丈を他が為に伝えます。

旅をしたい

2010-04-11 00:06:37 | Weblog
1月に球根から植えたチューリップ、今年もきれいに咲いてくれました。
道行く人たちがふと立ち止まっては、「きれいやね~」と感嘆の声を上げてくれるのがうれしいです。
手間のかかる園芸、いつもやめようかな・・・と思うものの続けてしまうのは、一瞬だけどこうした喜びがあるからだろうな~と、思っています。


さて、今年度は初めて学校が変わらずに学年も持ち上がることになりました。
知っている生徒を再びみることができるということが、こんなにも安心感をもたらしてくれるものなんだなあ・・・と、初めて知りました。
ただ、学校っていう組織は、何故に異動が激しいのでしょうか。
学年の先生の半分が新しい顔になり、始業式、あっけにとられた生徒たちの顔が印象的でした。
まあ、ただ単に休みぼけしていただけかもしれませんが・・・。
しばらくしたら前にいた先生のことなど忘れて、無邪気に笑って遊んでいる姿が想像できてしまいます。
子どもたちは、きっと私なんかよりもずっと適応力があるのでしょうね。

ちなみに、今年度はわけあって週二日の時間講師をさせていただくことになりました。
時間的には余裕ができますが、先生や生徒たちとの距離ができてしまうことをひそかに心配しています。
でも仕方ないですね。
全ての環境を満たすにはそれ相応の努力が必要だし、自分の容量ではすぐにいっぱいいっぱいになることは目に見えていますから。
できることなら、今年度は人のことをあまり考えすぎず、マイペースに自分のやるべきことを中心に進めていけたらいいなあと、思っています。


話はがらりと変わり、『ロケミツ』というバラエティー番組にはまっています。
中でもブログ旅のコーナーがとても面白いです。

アニメ「エヴァンゲリオン」の物まねをするお笑い芸人の稲垣早希さんが毎時間ごとにブログを書いて、視聴者からもらったコメント数をサイコロで出た目の数で換算して(たとえば1なら全額没収、2・3なら×0.1、4・5なら×1、6なら×10)その数分だけの金額を資金に、旅を続けていくというものです。
今は有馬温泉から鹿児島をめざして西日本横断の旅をしています。
その間、目的地となる各地の通過ポイントを通らなければならないルールになっているのが旅の過酷さに拍車をかけています。

そんな番組を見ていて改めて感じたこと。
それは、各地域の名所や特産品をたくさん知ったり、現地の空気を思いっきり感じたり、何より人々との温かなふれあいがあることが旅の醍醐味なんだなあ・・・と。

こうしてはいられない!
気候もよくなってきて、そろそろ私も旅にでかけたくなってきました。

生きる価値

2010-04-02 18:40:23 | Weblog
静かな感動を覚えました。

常々、私は人間関係の煩わしさやストレスを抱えては、誰もいない一人だけの世界に身を投じたいという思いがありました。
でも、やっぱり人は一人では生きられないんだと、映画『ターン』を観て実感しました。
「人は人と関わってこそ、生きていくことの価値を見出せるものである。」
これまで陳腐に聞こえていたこの台詞を、今は少し信憑性を帯びて聞けるような気がしています。

では、ストーリーの簡単な紹介を。
交通事故に遭った主人公は、その瞬間、前日の同じ時刻に引き戻されてしまう。
しかし、そこには自分以外の人間が消え失せ、事故に逢った時刻になると再び前日に戻ってしまうという、同じ1日を何度も繰り返さなければいけないパラレルワールドが展開します。

人も動物もいなければ、テレビや電話も通じない世界。(でも、電気・水・ガスは使える)
鳥や鈴虫の鳴き声の音楽を流してみたり、ホースで雨を表現したりと、あ~自分も一人だけになったら孤独を紛らわせるためにやってしまうだろうなと、納得。
少しでも、自分以外の温度や変化を感じたくなるんだと思います。

窮地に立たされた主人公の繊細さと緊迫した心情を牧瀬里穂さんが本当に上手に演じられています。
また、さすが奇怪俳優の本領発揮と言うべきか。
北村一輝さんが出てくると、一気に物語の雲行きが怪しくなりホラー映画へ・・・いつのまにか固唾を呑んで成り行きを見守っている自分がいました。
僅かながら版画に携わってきた私としては、主人公がメゾチント(銅版画)の作業に取り組むシーンが丁寧に描かれていたのもうれしかったです。

何年か経っても「印象に残っている映画は?」と問われたら迷わず答えられそうな作品がまたひとつ、自分の中で増えました。


さて、新年度が始まりましたね。
みなさんはいかがお過ごしですか。
暖かくなり桜の花を愛でたいのもやまやまですが、私は風邪をひいてしまいました。
もうこの時期恒例になりましたが、今回は咳がひどいです。
この前、黄砂が吹き荒れたあたりから、喉の調子が悪く夜は眠れないほど「ゴホン!ゴホン!」やっています。
空咳があまりにも続くので「もしや結核?」と不安になり病院へ。
血液検査と肺のレントゲンも撮ってもらいましたが異常なし。
3時間かかって結局、「ウイルス性の風邪かもしれないのでとりあえず抗生物質のお薬出しときます」で診察が終わりました。
やっぱり総合病院は、患者が多すぎて待つだけで疲れますね。
ぐったりして家路に着いたのでした。

最後に残念な報告をひとつ。
ユキちゃんが家を出てしまいました。
もう帰ってこなくて1ヶ月が経っていますが、もともとの野生の力でなんとか生活していることを祈りたいと思います。
ミーナちゃんはと言えば、相変わらずのツンデレモード全開で元気に過ごしております。