EVERBLUE,EVERGREEN~YU-KIのブログ~

僕の日々の出来事や飼い猫の近況、お気に入りの作品など…徒然なるままに綴るページです。ただ、思いの丈を他が為に伝えます。

偏頭痛のお話

2010-05-30 23:34:06 | Weblog
ご無沙汰しておりました。
とにかくしばらくの間、風邪をひいてまして…

というのも、3月20日~4月10日頃まで、4月20日~5月15日頃まで、高熱は出なかったものの咳・鼻水のダブルパンチで夜も眠れない日が続き、半年分くらいのちり紙を消耗してしまったほどです。
そして、いったん風邪が深刻化してしまうと市販の薬は効かないということが今回、証明されました。

「どうすれば治るの!?」と、藁をもすがる思いでネット検索ばかりしていましたが、そんな暇があるなら一刻も早く病院へ行けば良かったと思ってます。
でも、病院って、待ち時間とか出費とか他のウイルスもらうんじゃないか~とか、いろいろと面倒なんですよね。


さて、なんとか回復して絶好調!かと思いきや、今度は頭痛に悩まされています。
なんと病弱なんでしょう…。

実は僕、偏頭痛の持病があり、通院しています。

事の発端が大学1回生の冬で、視界の隅っこに何やら光る歯車(回転する)みたいなものが現れて※写真参照
チカチカして変やな~と、思っていたら、
時間が経つごとにそれが増えてきて、たちまち10分後には視界全体がそれで覆われて目が見えなくなってしまったのです。

こんな状況じゃ何もできないから、しばらく横になっていたものの、
「もしかして全盲になるのでは!?」という恐怖と不安は押さえきれませんでした。

30分後くらいにようやくそのチカチカの数は、少しずつ視界から消えていきましたが、それと引き換えに目の奥がキリで刺されたような激痛と吐き気が何度も来襲しました。

とりあえず、フラフラになりながらバファリンを手に取り飲み込んだものの吐き出してしまい、その後も茶色い胃液ばかりが出続ける始末…
その晩は、水で塗らしたタオルをおでこに当てて横になり、朦朧とした状態でじっと朝になるまで耐え続けていたのでした…。

翌朝、少し睡眠がとれたのが良かったのか、だいぶ痛みと吐き気は和らぎ、昼前には活動できるまで回復しました。

が、その現象は、その後も2~3ヶ月に1回の頻度で起き、最低でも6時間くらいは苦痛に拘束される羽目になるのでした。
時も場所も選ばないから、「今なったらどうしよう…」って常にびくびくします。

「何とかせねば!」と、眼科や心療内科、脳神経外科などあちこち診察してもらい、脳波やMRIもとってもらったものの異常なし。
頭痛の症状(いつもおでこのあたりが脈打って痛くなる旨)を伝えると、どの受診科においても「偏頭痛」だと診断が下されました。

それにしてもあのチカチカは何!?
謎は深まるばかり…

そして、ようやく偏頭痛の前兆現象である「閃輝暗点」であることが分かったのは、発症してから6年もあとのことでした。
しかも、知るきっかけになったのは、職場の同僚の先生から。
あ~こんな身近にも同じ症状の人がいたんやと、ほっとしたのを覚えています。
ちなみに、調べてみたらこの 閃輝暗点、かの有名な芥川龍之介も経験していたことが分かりました。

正式な偏頭痛に効くお薬を処方されてからは、閃輝暗点の頻度も少なくなりました。
ただ、最近は激痛ではないにしても頭痛が頻繁にあります。

医者が言うには薬物乱用頭痛のようで、「今度は薬が頭痛を引き起こしている可能性があるので、鎮痛薬を飲むのを減らすために頭痛予防薬を飲みましょう。」ということになりました。

しかし、この予防薬を飲むと、副作用のためか唐突に眠くてだるくなるんです。
あ~なんだかますます薬漬けになる今日この頃です。
偏頭痛が治るのはいつの日やら…
そんな今もちょっと頭痛くて薬飲んだところです。