MR.LONELY

　　　　　　　　　　　　

先日、気分転換に弟とバッティングセンターへ行ってきました。
初めてでした。
球技の能力が皆無な私でも、意外に打てた（３～４回に１回くらい）ので、ちょっとうれしかったです。
ボーリングや卓球、カラオケも下手なりに時間いっぱい楽しめました。
ただ、翌日は全身筋肉痛で、起き上がれないほどでした。
私が普段、いかに体を動かしていないかが、よーく分かりました。

昨日は、香櫨園にある大谷記念美術館へ行ってきました。
現在開催中のボローニャ国際絵本原画展を観るために。
2001年より毎年足を運んでいます。

今年もさまざまな新進気鋭の作家さんたちの魅力的な技法や作風の絵本原画がずらり。
ひとつひとつに見入っては、その世界観に浸り、ちょっとした現実逃避を楽しむのです。
そして、自身の作品制作へのモチベーションを高めています。
「私も本格的な作家生活をスタートしてみせるぞ！」なんて誓ってみたり…
実際はなかなか行動に移せていませんが…
2時間ほど鑑賞してまわり、いつものようにポストカードやクリアファイル、画集などお土産をたくさん買って帰りました。

帰りの電車内は、甲子園からの高校野球観戦を終えた人たちでにぎわっていました。
日が傾いてから吹く乾いた風も　いつのまにか涼しげで…
夏の終わりを感じます。

　　　　　　　　　　　　　
最近再びはまっている曲。
玉置浩二さんの「MR.LONELY」です。

1997年の夏に放送していたドラマ「こんな恋のはなし」の主題歌であり、最近ではBank Band もカバーしています。
年を重ねた今、この歌の深さを実感しています。
温かいメロディに乗せて、率直な言葉が背中をおしてくれます。
今、へこんでいる私には、間違いなくじんわりと心にしみます。

光と影の世界

　　　　　　　　　　　　　　　

なんか心が折れてしまいました。
試験結果が出たのですが予想通りの×。
「努力せずして成功なし」は分かっているつもりでしたが、心のどこかで期待していたのでしょうね。
何度も落ちていると自分が全否定されているみたいで自信をなくします。
今は、何も手につかず、プチひきこもりをしています。
学校が始まるのが怖いです…。

さて、傷心を引っさげて訪れたのは、京都文化博物館。
開催中の藤城清治さんの「光と影の世界展」を２時間ほどかけて鑑賞してきました。
影絵で有名な８５歳の芸術家さん。
恥ずかしながら私、この方を存じ上げていなかったのですが、作品を一目見てファンになってしまいました。
というか、以前に童話や紙芝居なんかで目にしたことがあるのか、懐かしさを覚えました。
自然や動物をモチーフにしたなんともメルヘンな画風が魅力的で、色とりどりの光と影が奥行きのある世界へ誘ってくれます。
また、鏡や水など用いた凝った展示にも大いに楽しませてもらいました。

偶然にも藤城さんご本人が来られ、サイン会の催しをやっていたので、思わず画集を購入してサインと握手をしていただきました。
私にとっては久しぶりにいい出来事となりました。
私も作品制作がんばろう！と、ほんの少し元気をもらいました。

　　　　　　　　

お盆には、家族でお墓参りと丹波篠山のデカンショ祭りにも行ってきました。
篠山にある「自然薯庵（じねんじょあん）」という蕎麦店で昼食。
田舎の風情あるお店で、とてもおいしかったです。
どぶろくも作っているみたいです。
　　
　　　　　　　　

祭り会場である篠山城跡付近では、地元学校の吹奏楽部らのパレードとともに続々とゆるキャラが登場。
どこかの会社の宣伝でしょうか。
なんだかほのぼのしました。

　　　　　　　　

夜６時ごろから会場では、盆踊りが盛大に行われましたが、私たちは夜店をうろうろ。
お化け屋敷の前で意気揚々と「よっておいで見ておいで～」と呼び込みしているおばさんが印象的でした。
　　

８時半からは３０分間打ち上げ花火が。
しかし、盆踊りのＢＧＭが流れたまんまで拍子抜けするようなムード。
花火の勢いもいまひとつでした。
おまけに、ぬるいラムネを飲んで胃が絶不調に…
胃薬を飲んでぐったりしながら帰路へ着いたのでありました。

…こんなさえない２６の夏ももうすぐ終わろうとしています。

朝の散歩

　　　　　　　　　　

 

ようやく梅雨が明けましたね。
観測史上、最も遅いんだとか。
汗をかきたくないので、極力、早朝か夕方以降しか外に出ないようにしています。
日中は、冷房の効いた部屋で猫たちと一緒にくつろいでいます。
テレビに読書にネット三昧、快適ですね。
課題も山積していますが、今は夏休み…
ほんのひとときの極楽を味わいたいものです。

 

さて、徹夜明けと二日酔いの最悪のコンディションで朝７時に足を運んだのが、長居公園内にある植物園。

 

池には蓮の花がたくさん咲いていて幻想的でした。
花が落ちたあとの花托がまるで蜂の巣みたいでした。
大きな葉っぱの上でごろごろと揺れるきれいな水滴が、まるで「みなしごハッチ」の世界を想起させました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

「みどりのトンネル」と称された所に入ると、大小様々なツル性の果実（瓢箪、糸瓜、南瓜、ゴーヤなど）が垂れ下がっていて涼しげでありつつも奇妙な光景でした。
ハンモックで心地よさげに寝そべっているものもありました。

　

　　

 

自然史博物館の前には、大きなクジラの骨が吊るされていました。
あんな恐竜みたいな生き物が海の中にいてるんやな～と、少し怖くなりました。

 

　　　　　　　　　　

 

 

期間限定みたいですが早朝＆無料開園を行っていて、ちょっとお得な散歩でした。
しかし、1時間も歩いて蒸し暑さも手伝い、酔いの回りは最高潮に…
ぐったりして家路へと着いたのでありました。

ちなみに、朝からジョギングやウォーキングに来ている人で大賑わいしていたので、ちょっとびっくりしました。
健康ブームってやつでしょうか、みなさん元気溌剌しておりますね。
私とは大違いです。

 

トキみたいな大きな鳥も悠然といました。