またまた大好きな作品をご紹介します。
1999年夏に放送されていた連続ドラマ「彼女たちの時代」です。
当時、僕は高校2年生だったのですが、このドラマの登場人物たちの言いようもない閉塞感とか孤独に共感しきりで、思わず新聞のお茶の間評に投書してしまったほどです。(しかも掲載されました)
簡単に説明すると、性格も生き方も職業も全然違う26歳の3人の女性(深美、千津、次子)がカルチャースクールで偶然出会い、友情を深めていく物語。
ひたすら些細な日常の出来事を一つ一つ丁寧に綴っていくような…
現実的で等身大なドラマです。
さて、この歳になって改めて見て、大人になってからこんなにも何でも言い合える友達関係が築けた3人は幸せやなあ…と、うらやましさを感じています。
ビルの屋上から彼女たちが「ここにいるぞ~!!」って何度も叫んだりするシーンとか、夜に友達の家をアポナシでおじゃまするところとか…
なんだか大学時代を思い出して懐かしくなりました。
しかし、やはり圧巻なのが並行して描かれる深美の義兄・啓介の転落人生の苦悩ぶり。
順調なエリート街道を歩んできた啓介が、左遷を機に、異動先の上司から毎日叱責を浴びせられたり、営業研修で「私は最低の人間です」と言わされたり、果ては「人間開発室」と呼ばれる何の仕事も与えられない独房への勤務を命じられ、自主退社へと追い込まれてしまいます。
当時、椎名結平さん演じる啓介のこれでもか!とばかりにズタズタにプライドを打ち砕かれていってしまうまでの過程とその熱演ぶりに感情移入し、高校生ながら、会社とは末恐ろしいところであり、そして男の人生は物凄く大変なんだと知ったような気がします。
個人的にこのドラマのタイトル、「男たちの時代」でも成立する内容だと思っています。
脇役の平泉成さん、山本圭さんなど、本当にいい味だしてます。
このドラマも心に残る台詞のオンパレードですが、特に最終話で、亮介(山本さん)が啓介(椎名さん)に一言投げかけた
「まだ充分間に合うさ」
という言葉に思わずもらい泣き(啓介の)してしまいました。
人生を再スタートする人にとっては、これ以上ない力のある台詞ですね
ちなみに、このドラマをきっかけに、バックストリートボーイズの音楽も好きになりました。
いたるシーンで実に効果的にBGMとして使われています。
あと、なぜかDVDが販売されていない(VHSしかない)のが非常に残念…!
今の時代だからこそ、たくさんの人に見てもらいたいし、高く評価されてほしい作品だと思っています。
ちなみに、僕はヤフオクで購入しました。
宝物です。
1999年夏に放送されていた連続ドラマ「彼女たちの時代」です。
当時、僕は高校2年生だったのですが、このドラマの登場人物たちの言いようもない閉塞感とか孤独に共感しきりで、思わず新聞のお茶の間評に投書してしまったほどです。(しかも掲載されました)
簡単に説明すると、性格も生き方も職業も全然違う26歳の3人の女性(深美、千津、次子)がカルチャースクールで偶然出会い、友情を深めていく物語。
ひたすら些細な日常の出来事を一つ一つ丁寧に綴っていくような…
現実的で等身大なドラマです。
さて、この歳になって改めて見て、大人になってからこんなにも何でも言い合える友達関係が築けた3人は幸せやなあ…と、うらやましさを感じています。
ビルの屋上から彼女たちが「ここにいるぞ~!!」って何度も叫んだりするシーンとか、夜に友達の家をアポナシでおじゃまするところとか…
なんだか大学時代を思い出して懐かしくなりました。
しかし、やはり圧巻なのが並行して描かれる深美の義兄・啓介の転落人生の苦悩ぶり。
順調なエリート街道を歩んできた啓介が、左遷を機に、異動先の上司から毎日叱責を浴びせられたり、営業研修で「私は最低の人間です」と言わされたり、果ては「人間開発室」と呼ばれる何の仕事も与えられない独房への勤務を命じられ、自主退社へと追い込まれてしまいます。
当時、椎名結平さん演じる啓介のこれでもか!とばかりにズタズタにプライドを打ち砕かれていってしまうまでの過程とその熱演ぶりに感情移入し、高校生ながら、会社とは末恐ろしいところであり、そして男の人生は物凄く大変なんだと知ったような気がします。
個人的にこのドラマのタイトル、「男たちの時代」でも成立する内容だと思っています。
脇役の平泉成さん、山本圭さんなど、本当にいい味だしてます。
このドラマも心に残る台詞のオンパレードですが、特に最終話で、亮介(山本さん)が啓介(椎名さん)に一言投げかけた
「まだ充分間に合うさ」
という言葉に思わずもらい泣き(啓介の)してしまいました。
人生を再スタートする人にとっては、これ以上ない力のある台詞ですね
ちなみに、このドラマをきっかけに、バックストリートボーイズの音楽も好きになりました。
いたるシーンで実に効果的にBGMとして使われています。
あと、なぜかDVDが販売されていない(VHSしかない)のが非常に残念…!
今の時代だからこそ、たくさんの人に見てもらいたいし、高く評価されてほしい作品だと思っています。
ちなみに、僕はヤフオクで購入しました。
宝物です。