EVERBLUE,EVERGREEN~YU-KIのブログ~

僕の日々の出来事や飼い猫の近況、お気に入りの作品など…徒然なるままに綴るページです。ただ、思いの丈を他が為に伝えます。

もしも願いが叶うなら

2011-12-14 17:54:22 | Weblog

 

最近の楽しみは、ケーブルTVで毎夜放送している懐かしのドラマ「もしも願いが叶うなら」。
仕事から帰ってきてストーブにあたりながらの鑑賞は至福のひととき。
めっちゃ面白いです。
リアルタイムで観ていた頃は当時まだ小学5年生でしたが、3人のお兄ちゃんが個性的だったな~っていうのがずっと印象に残っていました。


改めて観て気づいたことは、中山美穂さんってコメディー演じるのがすごく上手!
出演者が歌手だらけ!
そして、今話題の「家政婦のミタ」と同じ脚本家・遊川和彦さんが手がけたドラマだということ。
ここでも白川由美さんが登場していて嬉しくなりました。
あと、主題歌の「ただ泣きたくなるの」が今更ながらに名曲だなあと思いました。
早速CDレンタルしに行ってきます♪


それにしても、こういうアットホームなドラマってめっきり少なくなりましたね。
事件や推理ものも嫌いじゃないけれど、疲れている時は、頭を使わずにただぼ~っと観ているだけで
心にじんわり沁みてくるようなものがいいなあと思います。


紅葉、成り難し。

2011-11-22 02:30:50 | Weblog

先日、ちょっとした用事で実家に帰ったついでに、母と弟と3人で篠山にある高源寺へ行ってきました。
目的は、紅葉。
しかし、季節はまだ始まったばかりというのに気候の影響でしょうか、
色づく前に殆どの木々の葉が丸まって枯れ落ちようとしていました。
天気もどんより曇っていて、何とも言えない物哀しさがありました。
とりあえず、お参りだけしてその場を後にし、帰りに「ぬくもりの郷」という温泉に寄りました。
体が温まると気分も少し上向きに。


晩御飯は、久しぶりに家族で焼き肉バイキングのお店へ。
胃腸の調子が悪くなってからアルコールも脂物も敬遠していましたが、
今回は体調が良かったので満腹になるまで飲食。
お肉も美味しいお店だったし大満足でした。


ただ、摂取した分だけ気になるのは体重。
ちなみに、7月からマイペースにジョギングを始めて4か月、体重13㌔減を達成しました。
ちらほらと周囲から「痩せたね」と声を掛けられるので嬉しいです。
リバウンドしないよう、今後も食事・運動ともに気をつけていこうと思います。


ところで、ここ最近はいろいろと先のことばかり考えて、暗い気持ちになります。
普通の人が当たり前にできる何もかものことが自分にはできる気がしません。
それでもいいやって開き直れば楽なのに、どうにかしなければ…って頑張ろうとするとすごくしんどくて、
一日中布団に潜って横になっていたい日もあります。

不安が少しでも軽くなっている時には「何とかなる」なんて思えたりするのに。
でも、それは一時的なもののようで、振り返ってみればずっと憂鬱な気分の中で生きてきたんだんなあと思います。
たぶん、これからも。


農業のお手伝い、おばあさんのお話。

2011-11-11 23:11:11 | Weblog

               


しばらく大阪・泉南市にある農家へお手伝いに行っていました。
片道1時間半かけて日帰りのボラバイトに赴く日々。
なかなか貴重な体験ができました。


この農家ではカットネギとして市場に販売するための青ネギを栽培していて、
主に収穫したネギの傷んだ部分を取り除いてきれいな状態にする掃除の作業と、
小(根元の太さ」が6ミリまで)・中(6ミリ~10ミリ)・大(10ミリ以上)のサイズに分けていく選別の作業をしました。
ちなみに小サイズは希少価値があるので高値で売れるとのこと。


一日8時間、ずっと座って延々とこれを取り組みます。
掃除も選別も明確な答えというものがないので、すぐ物事にこだわってしまう性分の僕は微妙な状態のものに遭遇すると、
どこまで掃除したらいいのか、サイズの境目がどの辺なのか、ずっと考えあぐねてばかりで…
単調な作業のはずなのにひどく頭を使いました。
もったいないなあ~と思って甘めに掃除したら返品される可能性が高いので、思い切ってやるほうがいいようです。
なんだか物を捨てられるかどうかの話に似ていますね。
結局使わないなら捨てたほうがいいんだと。


日を重ねるごとに他の作業もさせていただきました。
ネギの掃除をしやすくするためにネギを束にして皮むき洗浄機にかけていく作業(轟音がすごくてしばしば耳がキーンとなった)、
掃除・選別が完了(18.5㎏分)したネギを梱包し保存庫(冷蔵庫みたいになっている)に入れていく作業などです。
それぞれに、ネギを傷めないために工夫して効率よく行うよう教えていただきました。


それからネギ畑に行き収穫のお手伝いもさせていただきました。
ネギは日差しや暑さですぐ傷むそうなので、収穫は明け方か日暮れ時に限られるそうです。
夕闇の中、デコランを付けて鎌で刈り取っていきます。
思っていたよりもサクッと簡単に刈れるので楽しかったのですが、しゃがみながらひたすら前進していくという体勢はなかなか腰にくるものでした。
また、収穫したネギ満杯のカゴを運ぶ作業はなかなかの重労働でした。


収穫されたところだけ散髪したみたいになったネギ畑。
ここにまた肥料と水を与えるとネギが生えてくるそうです。
季節や天候により成長の度合いは違えど、ネギはオールシーズン収穫できるとのこと。
ちなみに虫が付きにくい冬のネギが一番状態がいいらしいです。



いろいろと知らないことを知れて勉強になりましたが、
この農作業のお手伝いを通して一番勉強になったのは、おばあさんの話かもしれません。
終始、作業場ではおばあさん(経営者のお母さん)と一緒だったのですが、これがお喋り好きな人で、
ご家族のこと、病気・事故、やくざ、村のしきたり、農協年金保険のことなど、
思わず目を丸くしてしまうような奇想天外なエピソード、苦労話のオンパレードで…
「いろんな目に遭って、おとなしかった私がこんなに気強くなったわ」と、豪快に笑っていました。
なかでも「あの頃が一番楽しかったわ~」と、学生時代の頃のことを目を細めて幸せそうに話す姿が印象的でした。


僕も10年前に書いていた日記を取り出して、最近ずっと読み返しています。
情景が鮮明に浮かんで、すごく幸せな気持ちになります。
あの頃もずっと悩みながら生活していたけれど、すごく充実していたんだなあって…。
何年経っても楽しかった頃のことって、つい昨日のことのように思い出せてしまうものなのかもしれませんね。
はあ~夢の中みたいにタイムスリップできたらどんなにいいだろう…。
「できるならば大学4年生までをずっと繰り返したい」と、ようやくネギの匂いが手のひらから消えかかった今、思うのでした。


純情きらり

2011-10-31 23:30:58 | Weblog

           


ずっと気になっていた作品、それは連続テレビ小説『純情きらり』です。
DVD-boxを思いっ切って購入し、この1か月間かけてようやく全話観終えました。


もともと小説や映画などに感情移入しやすい人間なので、案の定、感傷的な気分になりました。
それも、あまりにも意外な悲しい幕切れだったので、より一層深い余韻を与えられた気がします。
涙する場面も何度あったことか・・・タオルが手放せない状態でした。


宮崎あおいさんって、本当に上手な演者やなあと改めて思いました。
初めのうちは朝ドラの主人公にありがちなステレオタイプの元気娘なのかと思いきや、
回を追うごとにこの桜子という人物は、落ち込んだり苛立ったりしている人たちの心にそっと寄り添い、背中を後押ししたり落ち着かせたりすることのできる思慮深い女性なんだということが分かりました。

真っ直ぐなのに繊細で、華奢に見えて説得力があり…
この稀有な存在感は宮崎あおいさんだからこそ表現できたものなのかもしれません。
彼女の他の作品もいろいろと観たくなりました。


あと、忘れてならないのはこの物語の軸となっている「芸術の大切さ」。
音楽奏者や絵描きがそれぞれに夢を抱いて懸命にその道に励もうとする姿に胸が熱くなりました。
戦争という過酷な時代背景が尚更、好きなことを強く思い実践し続けることの困難さと崇高さを浮き彫りにしていました。


夢中になって好きなものを好きなだけ描いていたあの頃の自分はどこに逝ってしまったんだろう…と、ふと思いました。
今は考え過ぎたりこだわり過ぎたりして…それに嫌気がさして遠ざかっているところが多分にあります。
それでも、せっかく「できること」の選択肢がこんなにも広がっている時代なんだから、消費者として甘んじて生きていくだけではもったいない…
これからの自分に何ができるかなんて全然分からないけれど、時間が許す限り「ものづくり」をして生きていきたいなあと思いました。


秋の篠山

2011-10-26 09:22:33 | Weblog

               


先日、先輩・友人の結婚披露パーティーで篠山へ行ってきました。
久々に大勢の集まりに参加したので少々面食らいながらも、懐かしい人たちに会えて楽しい時間を過ごすことができました。


先輩・友人のご両親は、農業をされたりご自身でかまどや薪なんかもこさえたりして、自然をこよなく愛される方々のようでした。
お話を伺うと家の中の造りにも一つひとつこだわりがあるようで、こういう誰にでもできるわけではない生活を築いていけるのって素敵やなあと思いました。


すぐ近くに育てている枝豆畑があるということで、収穫のお手伝いをさせていただきました。
早速、採ったばかりの枝豆をさっと塩で揉んで茹でて召し上がりました。
実がぷっくり太ってほくほく香ばしくて、さすが「丹波・篠山の黒豆」というだけあるなあ~
「旨い、旨い」と、各々顔をほころばせながら、一向に手を止める気配を見せません。
次々に空のビール瓶も増えていきます。


よ~く煮込んだ熱々のおでんも美味しくて、もっと欲を出して食べればよかったなあと後々思いました。
とは言え、他にもみんなでついた餅(餡・よもぎ入り)や立派なケーキ、晩御飯、さらには一泊して朝御飯までご馳走になり、
まるで自分が祝福されたような気分になりました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。


さて、朝一番、庭になっているたくさんの柿を高枝切りバサミを携え慣れない手つきで採っていきました。
旬のものは甘くて瑞々しいです。
ただ、まだその時期に満たないと勝手が違います。
そう、人生初めて渋柿なるものを口にしました。
こんなに口の中がカラカラになるものなんですね…思わず顔をしかめてしまいました。


収穫は青果だけではありませんでした。
先輩方より探検部のお話がたくさん聞けて、自分たちの時代との違いを思い知ったり、いい漫画の取材にもなりました。


あと、たくさんの子どもたちも遊びに来ていて、ふれあえたのが楽しかったです。
やんちゃくれな男の子に「肩車して~」って何度もせがまれ大変でしたが、「ちょっと好かれてるんかな??」なんていい気分になったりして…
やっぱり子どもってかわいいですよね。
また教職に専念しようかなあ…と思う、秋の篠山の一日でした。


マラソンのお手伝い

2011-09-23 20:55:55 | Weblog


「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、いつのまにか過ごしやすい季節になってくれましたね。
生まれた季節というのはやはり体に馴染むのでしょうか、ようやく体調のペースをつかんできた感があります。
秋は大好きな季節なので長く続いてほしいものです。

 

さて、今日はボラバイトに行ってきました。
大阪城公園で開催のマラソンイベントのお手伝いで、
会場の準備・後片付け、開催中の給水やコース誘導、応援などをしました。


このイベントの競技内容は、9時から13時までの4時間、どれだけの距離を走ることができるかというもの。
大きな大会へのステップアップとして企画されたものらしいです。
ランナーには走行距離・時間などの記録が内蔵されているチップが装着されます。
また、団体参加者はたすきをバトンにして交代しながら完走を目指します。


これまでも兄や弟が度々このような大会に参加していたので、話を聞いて場の雰囲気みたいなものを間接的に感じてはいましたが、
今回、初めて会場に出向いてみて、マラソンランナーたちの熱気をひしひしと肌で感じてきました。


ただ、4時間も同じコース(1周1.25㎞)をぐるぐる走り続けるなんて、修行僧のような鍛錬だなあ・・・と、傍から見て思いました。
まさに「己との闘い」です。
僕も夕方30分くらいは走るようにしていますが、流石にこれはできない気がします。
とは言え、みんな同じ方を向いてひたすら忍耐強く走り続けている様は、途方もなく地味なのに凛々しくて格好よく見えました。
一つのことにまっすぐ夢中になるのって、やっぱりいいものですね。
完走した後のランナーたちの爽快な笑顔がそれを物語っていました。


ところで、今回の仕事で分かったこと。
それは常々感じてきていることだけど、僕は自分の声が嫌いなんだということ。
いや、正確には声を張り上げることに抵抗があるのかもしれません。
だから、案の定「がんばれ~!」「ファイト~!」って、大きな声を出して応援するのを終始ためらってばかりいました。


その一方で、裏方作業は得意なほうなので、自分から進んでできた事が多かったです。
ゴールの際にランナーたちのチップやたすきを回収する作業では、積極的な姿勢を先輩スタッフさんに褒められました。
ちっぽけなことだけど、認めてもらえることが喜びとか自信の類につながるんだなあと実感しました。

 

そして、仕事を終えたスタッフたちは、近くの小さな公園で晩餐会。
大盛りの焼きそばは食べきれなかったけれど、きんきんに冷えた缶ビールがぐいぐい喉を通り、
「一仕事終えたあ~」という充実した気分をもたらしてくれました。


スタッフの間でも楽しい出会いがありました。
サバイバルゲームにはまっているという就活を目前にした大学生の男の子。
「同年代かと思いました」と言われちょっとハッピーに。
マラソン大会に頻繁に参加している(翌日は淀川の大会に参加するらしい)というおじさん。
学校の仕事の話を興味津々に聞いてくれました。


普段接する機会のない人たちの人生を垣間見れるときって、面白いものですね。
もう会うことはないんだろうし、すぐに訪れる日々の積み重ねが忘れさせてしまうんだろうけれど、
その場限りであっても、幸せな気分を共有した時間や空間って、いつまでも心に留めておけたらいいのになあ・・・なんて思います。

 

さあ、10月からはいよいよ念願の農業に挑戦です。
また近々報告したいと思います。


よあけ

2011-09-01 03:12:10 | Weblog

 

本屋さんで立ち読みして、久しぶりに自分の手元に置いておきたいなあと思った絵本です。


ヘミングウェイの『老人と海』を想起させるような、奥行きの感じられる登場人物と大自然の荘厳さがあります。


夜明け前の湖。
ここで描かれるのは、どこまでも静かに流れる時間。
水の音だけがこだまするような静かな時間。
そして、最後の最後に訪れる、ため息が零れるほど美しい夜明けの一瞬。


絵本でなければ表現できない世界があることを知りました。


実家での出来事

2011-08-30 02:43:02 | Weblog

                             


いったん秋の気配がしたのも束の間、猛暑再来…気温の変化って体に堪えますね。
僕は今年の夏、絶不調でした。
大好きな旅行はしばらくお預けに。
その代わり、ミーナちゃんを連れ療養も兼ねて神戸の実家でのんびり過ごしてきました。

いや、のんびりのはずなのに、今回はかなり精神的に疲れた感があります。


帰って早々に、弟(同い年)の大事な物を母がうっかり捨ててしまったので、弟が近所中に聞こえるような大声で怒鳴りちらすという事件がありました。
こんなに声量があるなら舞台俳優になれるんちゃうかっていうくらいに。
でもこれ、お互い様の話で、大まかに言えば、弟が物の整理を途中で放棄してしまい母に任せっきりにしていたのも良くなかったのです。
で、大事な物がなくなっていることに気づいたのは、ゴミ収集車が行ってしまった1時間後。
母に「(ゴミ処理所へ)一人で探してこいや!」なんて弟が理不尽なことを言うもんだから、さすがに僕も黙っておれず「ええかげんにしいや!お前も悪いんやから行ってこんかいなッ!!!」って、弟に切れました。
まあ結局、ゴミ処理所は壮絶な光景だったらしく、「あの中から探し出すなんてまず無理…」ということでしたが。


その後も思い出すたびに腹が立つのか、「ふざけんなよ、とんだ伏兵が居たぜ…ちッ!」などと、ぶつぶつ文句を言ってきたり、わざとでかい足音を立てて歩いたり、壁を殴ったりしていたので、そのたびに弟の言い分に耳を傾けては説得といった対応に追われ、、案の定、頭が痛くなる始末でした。


一緒に暮らしていてもほとんど一匹狼のようで、事あるごとに家族に対して喧嘩腰になる弟。
何で一人暮らしをしないのか?と尋ねたら、「寂しいから」と、ポツリ。
何となく分かるような気はするけれど、「アンタ、そんなんじゃあいつまで経っても反抗期の中学生のまんまやで…」と、心の中でぼやいた僕でした。

はあ~書いてたらまた疲れてきたので、この話はここまでにしときます。



さて、肝心の体調面はというと少し元気になったような気はします。
野菜が多めのバリエーションに富んだ食事とか、毎夜窓から入ってくる緑の匂いのする涼しい風とか、肩まで熱いお湯に浸かれる湯船とか…そういう諸々の労わりのおかげでしょうか。
でも、一番の栄養はもしかしたら「会話」なのかもしれません。

僕の家は、兄弟4人の6人家族。
さっきのようないざこざも若干ありますが、大人になった今は、休日や夜なんかはもっぱら各人がネットしたりテレビ見たり音楽聴いたり絵を描いたり、それぞれに好きなことをしながら気が向いたら会話して…という同じ空間でまったり過ごすことができるようになっているので、それが妙に居心地いいなあなんて思っています。

たぶん長い間一人で過ごしているからなのか、尚更その時思ったことを伝えられる相手がすぐそばに居てる環境って便利というか、楽しいものなんやなあって、感じるのかもしれません。


母からすれば、「こんな歳になってまだ子どもの世話をせなアカンのってウチくらいやで~」と、嘆いていますが…。
それもそのはず。
6人もいると、毎朝干す洗濯物の量、毎食作る料理とその後の食器の洗い物など、どれをとっても半端なく多いのです。
加えて掃除の大変さ。猫の世話なんてまだ可愛いもの。
何と言っても、自分のことを自分でできない人たちによってずさんに放置される私物の山。
すぐに足の踏み場がなくなります。
これらを毎日一人でてきぱきと処理していく母は、やっぱりすごいです。


僕もなるべく家事を手伝うようにしていますが、「せっかく帰ってきたんやからのんびりしとき」と、言われてしまいます。
だから母が働きに出かけている時なんかに、やれることはしています。
働き者の母にはいつも感謝と尊敬の念でいっぱいです。



さて、最後にミーナちゃんの話でも。
果敢にゴキブリを追い回すミーナちゃん。
つい最近も、布団に小さな蜘蛛と蟻が這っていたので、どうしたもんか(基本的に殺さず外に出そうと思う)と手をこまねいていたら、その蠢く物体を発見したミーナちゃんはパクリ。
ペロリと舌なめずりで得意げな顔をするではありませんか。
思わずその逞しさに惚れ惚れしてしまうのでした。

きょうの猫村さん

2011-08-04 20:52:42 | Weblog

 

家政婦の猫村ねこさんが、昼ドラを彷彿とさせるような一癖も二癖もある人々の住む犬神家に奉公する物語です。


テレビドラマに感化されて持論を熱く語ったり、生き別れになった飼い主のぼっちゃんを回想したりしながら、
てきぱきと日々の家事をこなしていく猫村さんが何とも愛おしいです。
一家に一人(匹)居てほしい、そんな存在です。


他人のことを思うあまり首を突っ込み過ぎてしまうところが玉に瑕なものの、
それをクールな村田の奥さんがビシッと制するのもいいスパイスになっています。


それにしてもこの漫画、鉛筆一本のみで、一日に一コマずつ描いていってるそうですね。
どのシーンに登場するキャラクターも会話も、みんな活き活きしているのも頷けます。


自分もコツコツと頑張らなければ…!


ガチ☆ボーイ

2011-07-20 05:08:08 | Weblog

                    

 

舞台は、大学のサークル・プロレス研究会。
ドタバタコメディ系の映画かと思いきや、こんなに感動させられるとは思いもしませんでした。


「体のアザは次の日も残っている。痛みは昨日を思い出せる!」
主人公の抱えている記憶障害がこの物語のネックになっていることも涙の理由として多分にあるのですが、傍から見たら「こんなアホなこと」と思われるようなことに来る日も来る日も夢中になって取り組んでいるという姿に、そこはかとなく胸を打たれてしまうのです。
学生時代って、とりわけ泥臭くて輝いている時間だったんだなあ。


「自分の記憶に残らなくても、みんなの記憶に刻んであるよ、おまえの試合。」という部長さんの台詞も、温かくていいです。


常々辛いことがあると「記憶なんて消えてしまえばいいのに…」なんて思ったりするけれど、良かったことも楽しかったこともその全部がたった1日で消えてしまうのだとしたら、どれほど無味乾燥で物悲しいものなんだろう…と、ふと主人公の立場になって考えてしまうのでした。


昨日のことが今日を生み、今日のことが明日に繋がっていくんだということ…記憶は生活と密接していことを改めて思いました。