日暮らし通信


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ある日の 「連絡帳」

2015年02月14日 14時59分41秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

洋蘭 (Spring Dawn)

神代植物公園
(H201119 撮影)



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妻がDSから帰ると私は真っ先に持たせたバックを開けて 「連絡帳」 を取り出し、その中の 「職員からの連絡」 欄を読む

それには一喜一憂することも書いてあると、先に 「妻とディサービス」 のタイトルでの投稿にも書いた

でも時には ”そんなこともあるのか?” と私の知らない妻の心情に接する内容もある

ある日の 「職員からの連絡」 には下記のようなことが書かれていた

 『本日も来所時よりパズルを熱心に取り組まれました。スタッフの名前も全員憶えていて、パズルが完成すると 「○○さんできた!!」 とスタッフに報告してくれました』

とのことでした

私はこの連絡を読んで、何故かホットする気持ちになった

それは 「スタッフの名前も全員憶えていて・・・」 の文字だった

妻が何人もいるスタッフの方の名前を憶えた? 本当だろうか? もしそうだったらそれは私にとっては新しい発見でもあった

そう言えば迎えに来るスタッフの名前が私には判らない人もいるが、その時妻に 「あの人は誰だっけ?」 と聞くと 「○○さんだよ」 と答えるから本当に憶えているのかもしれない

常人ならば他愛の無いことでも 「抜け道の無いトンネルのような介護の世界」 にいる私にとっては小さい(あか)りを見つけたような喜びでもあった






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6 コメント

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こんにちは (牡丹)
2015-02-14 17:12:12
奥さんの快復が前進していますね。
のぶまつさんの介護が行き届いているのも
影響していると思いますよ。

今の調子で頑張って見届けてあげてください。
絶対怒らないでね。褒めてあげてくださいね。
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いつも有難うございます (のぶまつ)
2015-02-14 20:22:34
牡丹さん
いつも私の心情を見透かしているようなコメントですね

そうなんです
私、やはり妻のことで怒ることが多くなっています
いくら怒ってもどうにもならない
と、思ってもいつも怒ってしまいます

まだまだ私の介護精神は成り立っていないようです
介護には私の苛立ちは要らないと思っていますが
私はいつも怒ることをしているんです

明日からは牡丹さんの言う通り
怒らないように、怒らないように頑張ります
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郷に入っては・・・ (屋根裏人のワイコマです)
2015-02-14 20:24:00
奥様も人間です・・・デイサービスで、職員の人だけが
頼りとなりますと・・それなりに覚えて対応します
家に戻りますと、それは超優しいのぶまつさんが
手取り足取りで見てくださいます、それには従いつつ
甘えてあげることも一つの人間関係形成の責務と
心得られていると思います、
たぶん のぶまつさんの想像されているよりも
相当病気は回復されていると思います。
とは言いつつも、昔の若い頃のように家事の分担は
無理でしょうから・・少しずつよくなっていることを
心で喜んでいるほうがいいと思います。
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こんばんは (のぶまつ)
2015-02-14 20:34:12
いつもコメントを有難うございます

ワイコマさんのコメントでずいぶんと
考えることがありました
感謝しています

常人から見れば当たり前のことが
妻の上に見えた時
私はある種の感動を覚えています

それは子の成長を見た親の感動にも似たものですが
介護の妻にはその感動はまた違った趣があります

子には成長する期待がありますが
介護の妻にはそれが期待できないのが残念なことです

またいろいろとご教示ください
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こんばんは (asakawayuki)
2015-02-14 22:13:07
のぶまつさん
いつも、コメントが遅くなって済みません。

ブログを拝読して、感動いたしました。
のぶまつさんの心優しい看病の効果が現れたのだと思いました。
奥様だけを見ていらっしゃるのぶまつさんの愛情が通じたのですね。
時には、お怒りになるのも愛情だと思います。
奥様にはそのことが分かっていらっしゃるのでしょう。
路傍のお花を見つけてお花の名前を呼ばれた奥様。
感受性が豊かな奥様ですね。
お散歩して、自然に触れる事も大切だと思いました。
のぶまつさん、希望を持ち続けて下さい。
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こんにちは (のぶまつ)
2015-02-15 11:17:41
yukiさん
私はそんなに優しい男ではありません
いつも苛立っていて、心穏やかな時が少ないくらいです

でもいつも反省はしています
妻も願って要介護になった訳ではありませんから
いくら私が怒ってもどうにもならないことです

時々想いますが
幸いだったのは妻が病気になったことです
もし、その反対で私が要介護になったら
それこそ妻は苦しんだことでしょう

だからそう思ってプラス志向で生きることにしましょう

介護は人生最後の勉強とか?
人間、一生終わるまで勉強ですから
介護という目的を持ったのも
何かの因縁なのでしょう
でもいくら勉強しても介護では優等生には
なれそうもない私です
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