11月3日は 「航空自衛隊・入間基地航空祭」 だから、我が家の上空を練習する自衛隊機が必ず通るはずだと、昨日はカメラに望遠レンズを付けて準備していた
ところが最近はその期待通りにはやって来ない。10年ほど前にはこの辺りの上空には賑やかに練習する機体が見られたのに、最近はその飛ばす燃料代を節約しているのか、ほとんど見ることが出来なくなってしまった
11時過ぎ、家の中にいるとかなり近いような飛行音がした。 「それっ~」 と飛び出したが、無粋な電線が多いのでなかなかシャッターチャンスがない
西の空から飛んできたのは航空自衛隊のC1輸送機だったが、何と五機編隊で飛行している。この機体は何度も見ているが五機編隊飛行は始めてだった
だがあっと言う間に東の空に消えていった。こう書くと時間差があるようだが、ほんの短い時間の出来事だった
このC1輸送機にはたくさんの想い出があって書ききれないが、この機体のエンジンは私が在職中にテストしたエンジンがまだ使われているらしい
そのエンジンはアメリカ・プラット&ホイットニー社製の 「JT8D ターボファンエンジン」 だが、一般の人には判りにくいが、あのボーイング727型機と同じエンジンだと言えば少し馴染みを感じる人もいるかもしれない
飛行機好きな人でもその機体に搭載されているエンジンを見たことはあまり無いでしょう
そこでC1輸送機に搭載されている 「JT8D ターボファンエンジン」 を写真のように並べてみましたが、C1輸送機にはこのエンジンが二基搭載されています
ただし、現在、就航しているどのジェット旅客機にもターボファンエンジンが搭載されているが、このエンジンとはだいぶ外観が異なり、かなり太っちょの外径になっている
JT8Dのような細身のターボファンエンジンは軍用を除いてはかなり古い世代のエンジンなのです
「入間基地航空祭」 に行かれる方はハンガー内にエンジンが展示されているはずなので、ぜひご覧になってください
五機編隊飛行の写真、慌てて撮ったのでこんな出来映えになってしまいました
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相手が早い上に構図も何も決められないまま
ただシャッターを押し続ける・・なので
いい写真になった試しがありません
C1輸送機の編隊は・・私も初めて素晴らしい
レア物の写真となりましたね。
エンジンは見たことありませんがこれが
あの大きな機体を飛ばす推力の元と・・
信じられない思いです。
私は年間かなりの枚数を撮りますが
気に入った写真はあまりありません
でもアマチュアだからそれで満足しています
撮ることそのものが楽しいものです
私はエンジン屋だから機体よりエンジンに興味を持ってしまいます
機体も進歩しましたが、エンジンの性能も進歩しました
その例が今は双発機が多くなったことです
昔に比べたら燃費がぐ~んと良くなりましたから
双発エンジンで長距離飛行が可能になりました
飛行機の話だと終わりがありませんので
このくらいで失礼します