今までにいろいろな趣味に熱中したが、私は 「熱しやすく冷めやすい」 の欠点持ちなので長続きしない趣味も多くあった。
だが、若い頃から続いているのは 「カメラで写真を撮る」 趣味で今でも熱中している。
それは若い頃から飛行機が好きだったので、それを撮ることが原点だった。
1966年4月、私は米軍横田基地近くの工場へ転勤になったが、この転勤は飛行機好きな私にとっては格好のシャッターチャンスを貰ったようなものだった。
当時、私が持っていたのは Asahi Pentax SV の一眼レフとコムラーの 300mm 望遠レンズだったが、それでも当時としては優れものだった。
フィルムは白黒で市販されているのは ASA 100 だから、高感度のフィルムが欲しくて ASA 400 の TRIX フィルムを切り売りで買って使っていた。
当時はベトナム戦争が真っ最中だから、横田基地へ飛来する飛行機は実に他機種に渡っていたので私のカメラも忙しかった。
当時は基地内は撮影禁止だったから、空中の飛行機を撮るのが常だったが、後には基地内撮影可能になった。
1966年当時、会社の勤務は16時までだったから、終るとすぐに横田基地北側へ行った。
そこで離陸する、着陸する飛行機を撮りまくっていた。そんな時代もあった。
横田基地で最も印象があったのがF4ファントム戦闘機だった。
時には横田基地には2戦闘機隊 (24機) が常駐していたので、一度に23機のF4を見たこともあった。
日本の航空自衛隊もF4を採用、1960年代の後半、私は民間会社でそのエンジン J79-IHI-17 を毎日のようにテストしていた。
その年代、横田基地に飛来する飛行機をたくさん撮った。その一部をこのブログで時々紹介したいと考えています。
今日の写真は横田基地上空を編隊でローパスするF4戦闘機 (撮影: 1966 年後半) です。
ただし、古いネガをCD化したので鮮明度が落ちていたり、キズありですのでご容赦ください。
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